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[ EPX studio ]

Presence第2回

お疲れさまでした&ありがとうございました。前日のRebootでメーター振り切れるまで遊んで、そのままのテンションで早稲田行ったこともあってか、超楽しめました。第2回にしてこのクオリティ!自分が客だったらこんな好きな音ばっかり聴けるパーティー、通い詰めるわ。

個人的にオオヌキくんのライブが壮絶でした。すごい!みんな聴いたほうがいいですよ。前回聴けなかったので初めてだったんだけど、(機材トラブルにもめげず)前評判通りのパフォーマンスで感動しました。今後がとても楽しみです。

以下、私のプレイリスト。ミックスの精度はいまひとつだったけど、スターターとして、75分間で130bpmから138bpmまで持っていくというミッションは達成できました。ピッチフェーダーがプラスいかないなんて、8年DJやってて初めてだよ。勉強なりました。

  1. Gianelli /Glum [Telepathic 13]
  2. Hiroaki Iizuka [Soleil 10]
  3. Mystic Letter K /B-Boy Philosophics [HPX 3]
  4. The Blunted Boy Wonder /Circuit Sex [Novamute 47]
  5. Rozzo /Aggressive House [Bush 26]
  6. 808 State /Cubik (Pan American Excursion) [ZTT]
  7. Damon Wild /Extel [Geometric 8]
  8. (Unknown) /XX2 [Molecular XX2]
  9. Lars Klein /Narita Kuko [Audio LP5]
  10. Blue Maxx /Peep-O-Rama [Synewave 23.5]
  11. Cari Lekebusch /Motions Of Energy [HPX 2]
  12. Cari Lekebusch /Vibrations [HPX 4]
  13. Umek /Ganolam [Novamute 129]
  14. Red Scorpion /Glass Cutter [Bold 1]
  15. Grindvik & Hardcell /Outline [Inside 11]
  16. Umek /Cartex [Jericho 11]
  17. Box Blaze & Deetron /Jail Breaker [Phont Music 7]
  18. Rue East /Birmingham (Hardgroove Remix) [Hardgroove 5]
  19. Ben Sims /Work It (Vincent D. Mix) [Hardgroove 2]
  20. Rue East /Unwanted (Ben Sims Hardgroove Mix) [Pure Plastic 24]
  21. Grindvik & Hardcell /Outline (Joel Mull Final Dub Mix) [Inside 12]
  22. Adam Beyer & Henrik B /Vocal Image [Reel Musiq 49]
  23. R-9 /Orbiter [Presence 3]
  24. Cari Lekebusch /Shaded [Truesoul 4]
  25. Brian Sanhaji /Zeitsprung [Enable 10]
  26. Patrick Dubois /Autoload [Mutual Solid Cuts 2]

2はEchoplexのSolielの10番ですが、飯塚さんが渋い仕事してます。買いです。Cubikは90年のシングルのうちA1のミックス。9はLars Kleinのアルバムから「成田空港」。かなり深めのリバーブじわじわ聴いてくる、この人らしくないGaetekっぽいミニマルトラック。Red Scorpionことマユリさんの曲は、改めて聴いて今でも全然使える。後半のHardgroove祭りは素直に楽しかったー。最後の5番から数えて4年ぶり?の新作が出るらしいので要チェックです。ラストはPresenceの新曲も使えてよかった。

次回の話もちらほらありますが、まずは5月のM3ですね。この件はまた改めて。

[ 日記 ]

Presenceは明日15時から

4ヶ月ぶりのPresence、何度もあれですが詳細は下記告知サイトにて。

Presence
http://gatearray-recordings.net/presence/

前回の更新で茶箱周辺の地図を載せました。交番が目印!雨が降っていなければ、表に看板が出ていると思います。
私はオープンの15時から1時間ちょっと回します。ゲストのLZD佐々木さんも、前回病欠が惜しまれたオオヌキくんの復活ライブも楽しみ!CD販売もありますよ。

ってわけで、準備が済んだのでReboot10周年@Airに行ってきます!

[ テクノ ]

古い地層からいろいろと

日曜のPresenceに向けて、昔のレコードを引っ張り出してきて聴きまくってる。ほとんど発掘みたいな作業。もう、好きだったことすら忘れかけてるレーベルがいくつもあって、で、改めて聴くとやっぱり好きな音だったりする。売るべきレコードがない。

Telepathicとか、分かる人いますかね。Fred Gianelliのレーベルで、デトロイトともシカゴともつかない、素朴なテクノをいっぱい出してたんだけどな。デビューしたてのTobias Schmidtに目をつけてたりとか(超名盤)、Cari Lekebuschとのスプリット盤出してたりとか、功績は大きいと思う。再評価されてほしい!
調べたら、Telepathica Communicationというレーベル名で、昨年からbeatportで活動再開しているみたい。音が全然変わってなくて笑った。笑うけど、時代が変わってもスタイルを変えないっていうのは本当にすごいことで、Ben Simsもインタビューでこんなこと言ってる。

多くのDJやプロデューサー達がここへ来て自身のスタイルを流行りに合わせて変えてしまったりしている中、僕はまだしっかり僕のスタイルで僕のやりたいことをやってるって事を見せたかったんだ。
http://www.undergroundgallery.jp/UGCD-802_Interview/

あとTheoryとHardgrooveは早くデータで売ってください。アナログないんだもん。超切実。

昔好きだったレーベルでいうと、Molecularなんかもそう。これ、今でも全然使えるよ。多分。Inigo KennedyもD-Exもいいし、覆面リリースのXXシリーズとかすごい好き。重いけど、ハードでもディープでもなくみたいな危うい感じがいい。あとChris Liebingが初期Stigmataみたいな音のやつ出してるんだよね。これ、じわじわくる。

こうなったらもう全然脈略ないけど、Cloned Vinylとかどうなったんだろう。Gaetekのとか、Box Blaze & Deetronとか、久々聴いたらめちゃくちゃかっこ良かった。

[ ゲーム ]

スターソルジャーR

WiiWare本日サービス開始ということで、速攻でスタソル落とした。

Wiiウェア本日開始、そしてラザロ攻略!!
高橋名人公式BLOG『16連射のつぶやき』
http://www.16shot.jp/blog/archives/2008/03/wii_6.html

名人プレイ見てると1.5倍面白そうに見える、っていうか、面白いです。期待通り。Wii買ったものの、バーチャルコンソールのソルジャーブレイドの2分キャラバンばっかやってる自分みたいのは、確実に買いです。

さっき公式のプレイガイド見たけど、リスタートコマンドあるの知らなかった。+/-同時押し!
いまのところ色々打ち漏らしまくりで2分モード87万点。しばらく修行に励みます。

[ EPX studio ]

Presence 003 CD告知

今週日曜15:00開催のパーティー"Presence"にて、同名のコンピレーションCDシリーズの第3弾が発売されます。今日から、サイトで試聴ができるようになりました。

Presence
http://gatearray-recordings.net/presence/

今回も、使えるDJツール4曲が揃ってます。データ部分にはPCDJで使えるmp3ファイル、サンプリングできるループ集、壁紙なんかも入って、お値段据え置き400円です。数に限りがありますので、お越しの際はお早めにぜひ。って、自分が一番手なので言ってるわけじゃないですけど(再販はおそらく5月のM3まで待つかと思いますので)。

ちなみにイベント当日、PresenceのCDのどれかを持って行くと入口で500円引きになるシステムは健在です。001か002をお持ちのかたはご利用ください。

[ 旅行 ]

macpac kahu 22

バックパック購入。ららぽーと横浜のTHE NORTH FACE+にて。
登山とかスノボメーカー特有の、ヒモとか突起物とか色々飛び出したデザインのものがイヤで、ずいぶん探したけど、これは見てすぐピンときた!丸っこくてなんかいい。素材も軽くて丈夫そう。
macpacはニュージーランドのメーカーで、国内販売はTHE NORTH FACEと同じ代理店のゴールドウインが手がけているらしく、修理対応もしてくれるとのこと。ただし、ニュージーランド送りになるため時間はかかるそうで。。
3色展開のうち、青と緑が見せてもらったカタログより原色寄りで派手な感じだったので、無難にlichenにしました。

商品詳細(MacPac) カフ22
http://outdoorstyle.jp/shop/ProductDetail.aspx..

[ 旅行 ]

シドニーへの道 その5

今回はこまごまとした話題を少し。

ヨドバシで、電源ケーブルとアダプタを買ってきた。こういうこと何も知らなかったので、変圧器(トランス)が必要だとばかり思い込んでいたのだけど、どうも違うらしい。確かに電圧は240/250Vで、普通には繋げないんだけど、最近の携帯家電は電源アダプタが高電圧に対応しているので、アダプタとコンセント(ソケット)を繋ぐケーブルと、その先につけるアダプタだけ買ってくればいいんだって。へー。オーストラリアは、プラグの形状がハの字形のやつ(いわゆるOタイプ)なので、それを。買ってきたものは以下の2点で、価格は両方で1,000円しなかった。

  • カシムラ ACケーブル TI-9
  • ヤザワコーポレーション 海外用電源プラグ Oタイプ

とりあえず、VaioとXactiはこれでOK(だと思う)。

それから、また本を少し買いました。

地球の歩き方編集室『地球の歩き方トラベル会話1 米語+英語』ダイヤモンド社
あまり頼りたくはないけど、転ばぬ先のなんとかで。
ディビッド・A・セイン、小池信孝『ネイティブが使う英語 使わない英語』アスコム
これ、面白い。文法的に正しくても、ネイティブが聞くと変なニュアンスに聞こえる文を集めた本。学校で教える英語とあべこべのことがいっぱい書いてある。おすすめ。
Peter Lik "Sydney: The Harbour City" Peter Lik Pub.
オーストラリア人写真家によるシドニー写真集。鮮やかなパノラマ写真に引かれて思わず買ってしまった。出版年が書いてないけど、本文から察するに2000年前後のもの?Google Earthと見比べてみると飽きない。

現地での動き方もそろそろ計画しておこうかな。出発まであと2週間!

[ EPX studio ]

160に出演します

751417654_138.jpg

160@早稲田SABACO
2008/04/26(sat) 1700START
EntranceFee:2000yen(with 1Drink)
GUESTLIVE:R-9(bitcore)
GUESTDJ:Die(HONDALADY)
160DJ's:LZD and marix
VJ:syntax / E.M.P
INFO:http://xhdj.ore.to/160/

marixさんとLZDさんが主催するパーティー「160」に呼んでいただきました。Presenceと同じく、茶箱です。私はbitcoreスタイルのPCDJ+ライブと、アナログDJの2セットの予定です。
17日に帰国して、コミティア原稿描きと並行しつつバタバタと準備に入ることになるので、大変だけど超楽しみです。シドニーのおみやげバラ撒くよ。ブースからコアラのふんを投げつけますので、おなかの袋でキャッチしていただければ。

久々のbitcoreセット。もちろん、あれとかあれとかのゲーム音楽ネタも仕込みます。最後にこのセットでやったのも2006年の7月とかなので、馴染みのない方はポートフォリオに上げているbitcore mixを聴いてみてください。

[ 日記 ]

Xacti HD700

昨日買ったXacti DMX-HD700の話。注文したSDカードが来るまで試し撮りできないかぁ、と思っていたら、その昔使っていた64MB(すくな!)のSDカードが出てきたので、とりあえず簡単な動作チェックをしてみた。

下のサンプルは、HD-SHQモード(1280x720px)で撮影したmp4ファイルを、Windowsムービーメーカーで720x480pxにリサイズしてwmvに書き出したもの。撮影時の設定は、手ぶれ補正ONで、あとは全部オートです。ムービーメーカー上の書き出しの設定が大雑把なので、画質の参考にはならないかも。9MB。

http://www.epxstudio.com/test/hd700_samp1.wmv

いろいろごちゃごちゃしたものが写っていてすみません。最後は光学ズームテスト(x5)。
エンコード前の1280x720のmp4ファイルは、そのまま再生したらマシンが追いつかずにカクカクしちゃって、全然見れなかった。保存用とは別に、ムービーメーカーを使ったDVDサイズへのリサイズ/エンコードは必須かも。ちなみに付属のAdobe Premiere Elementsでは、Elementsの制約で、思うようなリサイズができなかった。意味ない!ムービーメーカーで普通にmp4ファイル読めるので問題はないけれど。

ついでに静止画も。あまり評判は良くないものの、HD700は7.1メガピクセルのデジカメとしても使えます。以下の2枚とも、3072x1728pxのワイドモードで、その他全てオートの設定で撮影したあと、Photoshopで854x480pxにリサイズしたもの。レベル補正やシャープはかけてません。あ、2枚目は一応マクロで撮影してます。右隅のモモ王全巻は気にしたら負け。

http://www.epxstudio.com/test/hd700_samp2.jpg
http://www.epxstudio.com/test/hd700_samp3.jpg

参考までに、もっとアテになるHD700の撮影サンプルは、HD動画ならVimeo、静止画ならFlickrでいろいろ見つかります。
天気良くなったら、上野動物園あたりに試し撮り散歩に行きたいな。

[ 日記 ]

たまには日記っぽく

午前中は、今月30日の"Presence"に向けて、選曲を兼ねた自主練。追々タイムテーブルも発表になると思いますが、今回は珍しくスターターの予定なので、わりとそういう感じのセットにしたいなっと。日曜日、15時、早稲田ですよ。同日リリースのCDの準備ができたら、また告知エントリー書きます。

午後、町田ヨドバシに出かけて、大小いろいろ揃えてきた。
まずはサンヨーのXacti HD700!結局買った。携帯のムービーも使わない自分にもついに動画の時代が、きたー(目薬さしながら)。といっても、Amazonで4GBのSDHCカードを注文してしまったので、レビューやなんかはそれが来るまで待ちです。

あと、海外用の電源ケーブルとアダプタ。これについても、色々と知らなかったことがあるので、旅行関係のエントリー書くときに別途まとめます。

ついでに、たまったポイントで、親のためにiPod Shuffleの1GBを買ってみた。家に帰って繋いだら、iTunesでのインポートも転送も上手くいかない。どうも、居間のマシン(VAIO)がUSB1.0で、しかもポートが1つしかなくて、外付けドライブもiPodもハブにつないでたのがダメらしい。ダメだよ、そりゃ。だいたいiPodがUSB2.0にしか対応してないのも初めて知った。PCIスロット余ってたから、素直にUSBカード買ってこよう。

どうでもいいけどコイケヤのポテトチップスの新CM、激プッシュです。今日初めてテレビで「採点編」見てぶっとんだ。個人的にテレビCMではメガネストアー以来の衝撃。

ポテトチップス|株式会社湖池屋
http://koikeya.co.jp/potatochips/index.html

[ ゲーム ]

PSPでサイレントボマー

PlayStation Storeで使えるポイントが余っていたので、ゲームアーカイブスを眺めていたところ、気になるゲームを発見。それが『サイレントボマー』。これ、確か東京ゲームショウかなんかで体験版もらって、ちょっとやってみたら面白くて、でもそのまま遊ぶ機会がなかったゲームだ。600円ならやってみたい。

調べてみたら、開発はサイバーコネクト(現サイバーコネクトツー)、発売はバンダイで、権利はそのままNBGIに移っているらしい。びっくりしたのは、ゲームアーカイブスでの再リリースに合わせて、メーカーの商品サイトがリニューアルされていて、当時の熱い話が載ってたり、イラストが新たに描き下ろされていたこと!Wiiのバーチャルコンソールと違って、マニュアルすらスキャンしただけのPSゲームアーカイブスで、この力の入れ方は珍しい。まあ、アーカイブスのローンチタイトルだったことはあとで知ったんだけど。。

SilentBomber
http://www.cc2.co.jp/silentbomber/index.html

で、購入。面白い!そして、難しい!
というか見るからに面白いので、プレイ動画を見てみてください。

サイレントボマーを普通にプレイ その2‐ニコニコ動画(SP1)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2196817

基本は弾を避けつつ、爆弾を複数ロックオンして、自分のタイミングで爆破、みたいなアクションゲームなんだけど、弾除けのプロセスはけっこうシューティング的。すげー硬派。このタイトル自体は続編も出てないし、似た感覚のゲームっていまだに出てないと思うのだけど、、むしろ最近はこの手のものは出せないのかな。
PS1後期のゲームだけあって、グラフィックも結構頑張ってる。何よりメカがかっこいい。ヘタレの自分にクリアできそうな難易度じゃないけど、このノリだけで元は取った。当時、いまの自分と同年代の人が14人で作ったゲーム、という点も込みでね。

ゲームアーカイブスになかなか好みの作品が来ない、って方におすすめです。

[ 旅行 ]

シドニーへの道 その4

ホテルを予約したので、例のごとく手順について覚え書きしておきます。
といっても、すごく簡単だった。利用したのはこちらのサイト。

Booking.com オンライン ホテル予約
http://www.booking.com/

まず、ホテル検索サイトは超いっぱいあるんだけど、Booking.comは突出して使い勝手が良かった。余計な広告が一切ないので、とにかく軽い!そのうえ、インクリメンタル検索とか、必要なヘルプがツールチップで出るとか、地図にGoogle Maps APIを使ってるとか、細かい点がいちいち良く出来てる。そもそも、多言語対応でレビューが充実してる所がいい。
サイトそのものの信頼性を含めた点については、下記ページも参考になりました。

ホテル予約サイト;Booking.comの使い方+パリのホテルの探し方
- 子供と一緒に海外自由旅行 ヨーロッパ発!
http://majyojeannie.seesaa.net/article/68260332.html

さて、シドニー市内に10泊する予定だけれど、ずっと同じところに滞在するのも面白くないので、5泊ずつ、2箇所に泊まってみることにした。条件は、部屋から無線LANでネットに接続できること。まあ、ネットカフェを探してその都度繋いでもいいんだけど、せっかくだし。
シドニー市内の相場としては…、ほんとにバックパッカーズ向けのドミトリータイプの相部屋がA$30くらい、バストイレ共同のシングルルームだとA$70、バス付きのエンスイートだとA$100前後が底値みたいな感じ。予算では1泊A$100くらいまでは想定していたので、ここはあまりケチらないでバス付きの部屋にすることにした。

ってわけで、4月6日から11日はここ。1泊A$92。わりと人気で、最後の一部屋だった。

Cheap Budget Accommodation Sydney - Y Hotel Sydney City South
http://www.yhotel.com.au/content/citysouth.htm

11日から16日は、ちょっといい部屋にした。1泊A$109だけど、金・土がA$129になる。

The Haven Inn
http://www.haveninnsydney.com.au/

どちらもシティの中心部からはちょっと南になる。あちこち歩いて行けるKings Crossにも条件に合う安いホテルはあったけど、自分の知る限り少し治安の悪い場所なので避けておいた。まあ、駅には近いみたいなので問題なさそうです。

ということで、パスポート、ビザ、航空券、ホテル予約はOK。あとは、こまごました準備を進めて行かないといけない。近々新たに買う予定のものだけリストアップしておきます。

  • バックパック
  • スニーカー
  • カメラ(たぶんXacti HD700買う)
  • 変圧器とアダプタ

あとは、街中なので現地調達でどうにでもなる?かな?全然イメージできないので、他になにか必要そうでしたら、旅慣れたかた、教えてください。

[ ゲーム ]

KORG DS-10

ゲームネタが続きます。というか、これ、ゲームじゃないよね。楽器です楽器。

KORG DS-10 | AQ INTERACTIVE
http://aqi.co.jp/product/ds10/

KORGってあのコルグですか。そうですかそうですか。えー、クレジットに入ってるPROCYON STUDIOってあのプロキオンスタジオですか。光田さんの。へー。えっ!プロデューサーが佐野電磁さん!bitcore#04にも出ていただいた!買います買います!2兆個買います。

実際これ、歴史に残る快挙ですよね。ですよ。今までも家庭用ゲーム機向けの音楽制作ツールだとか、それに類するゲームはいっぱいあったけど、楽器メーカーの名を関した、ここまで本格的なソフトは聞いたことない。
YouTubeには第2弾のムービーがもう上がってる。これって、例のdenkitribeさんの「6分間ビートメイキング」そのものじゃん!DS持ってるならEMX-1の10分の1の投資でこれだけ遊べるんだから、すごい。

ミキサー経由で各ノートのベロシティも変えられるっぽいですね。すごいすごい。ムービーの後半で16個のパターンを切り替える画面があるけど、その下に並んでるのはバンクかなぁ。16パターンだと物足りないよね。

今のところAmazon限定販売、追っての店頭販売も期待できなさそうってことで、これは、ついにアカウント作る日が来たかな。ほしいものリストとかいうのにガンガン入れていこうと思います。

[ ゲーム ]

海腹川背Portable体験版

いまだにカルトな人気を誇る『海腹川背』のPSP版が出るってことで、PlayStation Storeに体験版が来てた。原作スタッフが関わってないとか、発売日が最後までふわふわしてたりとか(結局3/27に確定)、開発体制への不信感からネガティブな話題ばかり先行しているけど、言うほど悪くないじゃん、と思った。あの変なビヨンビヨン感はすごい出てる。私はコアなファンでもなんでもないので、挙動の細かいところとか突っ込まれても困りますが。買うかもです。

というかなんか、DSとかで「ちゃんと」移植が出ないのは権利関係なのかなぁ。すごい面白いのに。バーチャルコンソールでいいから出て欲しい。

海腹川背Portable
http://www.mmv.co.jp/special/game/psp/umihara/index.html

[ Web ]

記事タイトルとGoogle

ここ2ヶ月ほど、アクセス解析の検索キーワード1位がずーっと「スパイスレコード」。伝えたいことが伝わっている感じがしてうれしい。閉店がらみの記事は、一人の常連客としてだけど、わりとちゃんと残そうと思って書きました。
逆に、検索で比較的上位なのに、大したことを書いてない記事だったりすると、スミマセンと思う。「VOPM」とか。このVST、自分には難しくて全然使いこなせなかったし。

印象として、記事タイトルにキーワードを含めるとかなり違うようで。もちろんSEO上は常識なんだと思いますが、実感としてほんとにそう思う。frontlineでは、サイト名がh1、日付がh2、記事タイトルはh3という、いまどき割と微妙なマークアップをしてるんだけど、それでもh3にキーワードが入ってるかどうかで全然違う。
例えば、シュランツの現状について思うことをまとめた記事「そろそろSchranzについてひとこと言っておくか」では、キーワード「シュランツ」だと全然埋もれてるけど、「schranz」だと2番めに出てくる、とか。
なので、その辺を意識して記事タイトルを決めるようにしたいなとは思ってます。

ところで、今ブログ始めるとしたらどこがいいのかなぁ。もちろんサーバー借りてMTなりWPなりインストールして使うのが一番好き勝手できるはずなんだけど、たとえばmixiから移りたいという人がいて、ちょっと薦めにくい。
個人的にははてなダイアリーか、livedoor blogか、Voxかな。とかって、使ったことないのでなんとも言えませんが。ニコニコ動画貼れるところがいいですよ。Voxも来週あたり実装されるようです。

[ タンゴ ]

動くタンゴ

少し見ないうちに、YouTubeに良質のタンゴ関連の動画が増えていたので、気に入ったものを紹介してみます。今まで私がここでタンゴタンゴと言っててピンと来てなかった方にも、見ていただけるといいなと思います。けっこうとっつきやすいですよ。

季節柄、春っぽいのはどうでしょうか。ピアソラの『ブエノスアイレスの春』。

キックもないのにこの強力な4つ打ち、すごくないですか。イントロからヴァイオリンをギコギコやったり、コントラバスをボンボン叩いたりするのは、タンゴ独特の奏法です。一般的な五重奏(キンテート)ではパーカッションがないので、各自楽器のいろんなとこを叩きます。
ヴァイオリンのフェルナンド・スアレス・パス率いるキンテートによるもので、バンドネオンはオラシオ・ロモ。真ん中の、アコーディオンより一回り小さいのがバンドネオンです。

ってわけで、バンドネオンがもっとよく見える、ピアソラ本人の映像がこれ。

タイトルは『天使の死(Muerte del Angel)』。有名な84年のモントリオール・ジャズ・フェスティバルの映像で、去年DVDが改題されて再発してます。ここでヴァイオリンを弾いてるのは、さっき出た、若き日のスアレス・パス。というか、ピアソラさん以外はいまもご健在です。

アストル・ピアソラという人は、生前あまり正当な評価を受けなかったために、残っている映像が極端に少ないんですが、YouTubeにはこうしていくつかがアップされているようです。このモントリオールの映像なんかは、商品化されてるものなのでどうかと思いますが、それでもほんとに貴重で。この『乾杯(Chin Chin)』のグルーヴ感、ピアノのパブロ・シーグレルの猛烈な即興パートから、最後、一体になっていくあたりなんか凄いです。ぜひDVDで。

Amazon.co.jp: ライヴ・アット・モントリオール1984: アストル・ピアソラ: DVD
http://www.amazon.co.jp/dp/B000VIBP50/

あと、最近見て感動したのはこれ!

ピアソラ『トロイロ組曲(Suite Toroileana)』より『シータ(Zita)』。弾いているのはブラジル人のギターデュオでJoão LuizとDouglas Loraという人らしい。この曲はもともと70年代にピアソラがシンセサイザーを含めたバンド「コンフント・エレクトロニコ」のために作ったものを、後にアサド兄弟がギター用に編曲しているんだけど、これはまた違うアレンジみたいです。めちゃくちゃ上手い!かっこいい!もっと評価されるべき!

ギターでピアソラをやっている人は他にも結構いて、デンマークのModal Nodes Guitar Duoは、『タンゴ組曲(Tango Suite)』の第3楽章(アレグロ)をかなり丁寧に弾いてる。

ホール?教会?の過剰なリバーブが気になるけど、精度は高いと思います。ギター叩くところもバッチリ合ってるし!もともとギターのために書かれた曲なので、YouTubeでもこの曲をやってる人はわりといます。Tango Suiteで検索するといろいろと。

で、春が来たら次は夏ですよ。最初のスアレス・パスのキンテートで『ブエノスアイレスの夏』。同じタイトルで小松亮太さんもアルバムを出しているので、比較的有名な曲だと思います。

結局ピアソラばっかりになってしまいました。

[ ゲーム ]

最近のWiiの話

曲作りがひと段落したので町田へ。旅行に必要なもののリサーチを済ませ、最後に寄ったヨドバシでポイントが余ってることを思い出し、気になってた『ファミリースキー』を買ってみた。

『ガンダム』『リッジレーサー』に加わる新作の開発強化
2009年に向けた絵を描くバンダイナムコ【前編】 - 日経トレンディネット
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20080303/1007638/?P=1

このインタビュー、NBGIの副社長のなんですけど、かなり冷静に自己分析できてるなって感じですごく面白かったんだけどなぁ。『スキー』は一言で言ってイマイチでした。スキーゲームならSSXのほうが、レースゲームならリッジのほうが、で、疑似体験ならWiiFitのバランスゲームのほうが、な感じ。

そもそも、WiiFitのバランスゲームのスキーは、手ぶらで前後左右に重心を動かすのがシンプルで面白かったのに、リモコンとヌンチャク持たせたうえ、漕がないと進まないとか、何するときは何ボタンとか、やたらゴチャゴチャした印象を受ける。それでいて、板に乗っても前後は検知しない。任天堂でこんなの作ったら宮本さんにぶん殴られるよ。

とはいえ。ライトユーザー向きに作ったということを上のインタビューでも明言しているので、たとえばうちの母とかがハマってたら、一応は成功したことにはなる。少なくとも私はターゲットユーザーじゃない。もうちょっと様子見てみて、母にも受けなかったら早々に売ろうかなっと。

Wiiはどうもいまいちグッとくるゲームがなくてあれなんだけど、先日リリースされた「テレビの友チャンネル」にはある種の感動を覚えた。

Wiiにテレビ番組表チャンネル、Wiiリモコンをテレビリモコンに - Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2008/03/04/wii-epg/

Wiiリモコンがテレビリモコンになることの凄さが、Wii持ってる人以外に伝わるかどうか自信ないんだけど、これ、技術的にはすげーハックっぽい方法で実現してるんですよ。Wiiリモコンって赤外線出してるわけじゃなくて、単なるBluetooth機器だから、テレビには直接信号を送れない。ので、流れとしては、こうなる。

  1. Wiiリモコンのボタンを押す
  2. BluetoothでWii本体へ
  3. Wii本体からテレビに設置したセンサーバーへ
  4. センサーバーの赤外線LEDが信号を出す
  5. テレビの対面の壁に反射(これがすごい)
  6. テレビのリモコン受光部で受信

実際、リモコンの十字キーでテレビの音量が変わったときの感動ってすごいよ。ほんとに、見た目はなんのことはないんだけど。こういう、当たり前にできないと思ってることを実現してしまう気持ちよさって、すごくWii的だと思う。
…肝心のテレビ番組表を使うかどうかは別だけど。別ですよ。だって需要が想像できないもん。でもこれ、むちゃくちゃよくできてますよ。オンラインでの被注目数の表示とか、ドラッグして選択した単語で検索とか。リマインダーとして指定アドレスにメールが届く機能とか。

ついでに、ほんとに3月に始まるのか怪しまれていたWii用ソフトのダウンロード販売「WiiWare」のサービス開始が25日に決まったようで。

任天堂、「Wiiウェア」のサービス提供を3月25日開始。
同時発売タイトルは「Dr.MARIO & 細菌撲滅」など9タイトル
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20080311/wii.htm

同発タイトルの中では、スタソルRは買う。キャラバンのみとはいえ、800円ならどう考えても。公式見るとマニュアルが(なぜかPDFで)公開されていて、操作はリモコン、クラコン、リモコン+ヌンチャクの3種類から選べるらしいです。

[ EPX studio ]

Presenceパーティー告知

Presence
http://gatearray-recordings.net/presence/

告知です。去年の11月に開催して一部マニアックな方々に好評を得た、gatearray recordingsのフミアキさん主宰によるテクノパーティーPresence(プレゼンス)が、今月30日日曜日に帰ってきます。場所は同じく、みんな大好き早稲田「茶箱」。サイトがオープンしましたので、詳しいことはそちらにまとまってます。
初となるゲストDJは、おなじみLZD佐々木さんです!

パーティーと直接関係ないけど、先日のIE7.jsを使ってうんちゃらかんちゃらはこれでした。更新が煩雑になるのでページを分けたくない、という目的があったので、ヘッダを固定にしてページ内リンクを付けてます。はじめh2見出しにidを振ってたら、ヘッダの高さぶんズレた箇所に飛んだりしてうまく行かなかったので、空のa要素にヘッダぶんの下パディングと、同量の負の上マージンを設定したらなんか行けました。力技っぽいな。

Webと並行して、引き続きCDのジャケイラスト描かせてもらいました。実はPresenceのCDは毎回テーマカラ-があるんですが、青、赤ときて今回は緑です。変に露出度が上がってるのはどうなんでしょうか。

さて、新たな試みとして、パーティーのリマインダー用に壁紙を用意しました。さんざんmixiをいじったあとであれなんですが、Presence公式コミュニティにて公開しています。白黒2種類、3サイズずつ入ってますので、お好みでどうぞ。良かったらついでにコミュにも入ってもらいまして、えー、パーティーとかCDとかのお知らせが行きますので。黒いほうは職場とかでも使えると思うんですがIT系の皆様いかがですか。
壁紙のサイズは、いろいろ検討した結果、ここ(フロントライン)のアクセス解析による「画面解像度トップ3」に基づいて決めました。1024*728が30%、1280*1024が24%、1280*800が12%でした。ワイドな方も結構いてびっくり。

というわけで、取り急ぎ、パーティーについてのお知らせでした。同日会場で発売するコンピCDについてはまた別途。タイムテーブルなんかも追々発表されると思いますので、引き続きよろしくお願いします。
ちなみに、前回のパーティーの模様は11月のエントリーで。音源まだ残してありますよ。

[ 旅行 ]

シドニーへの道 その3

080306.jpg

まあこれを見てください。今から17年前、1991年1月22日の写真です。
真ん中にボケッと立ってるのが10歳の私で、後ろが当時住んでた家です。ジャングルじゃないです。これ実は、前日の夜にシドニー北部を襲った記録的なストームの翌朝に撮ったものなんだけど、普通に家の前で撮った写真がこれしかなかったので載せました。このときのことはNSW州の災害記録にも載っていて、100人がけが、10,000軒の家屋が損傷したようです(なんつーアバウトな、オージーらしい統計)。

そんなわけで、どういうわけだか、ひとまず日程が確定しました。来月5日出国、現地で10泊して、17日帰国です。まだ泊まるところを押さえてませんが、たぶんずーっとシドニーです。今月30日のPresenceが終わったらすぐ準備して、帰ってきたらすぐコミティア新刊の準備、な感じ。タイミング的には悪くない。

飛行機の予約はQantas Holidaysのサイトで、全部日本語でできました。完了メールは英語だったけど。あとはもう、予約番号を控えて、当日空港で引き換えるだけみたい。料金は結局、もろもろ込みで¥88,280でした(ちなみにJALだと正規料金で11万超える)。
ビザは観光ETA(Electronic Travel Authority)がオンラインで、こっちも日本語だけで申請できる。一年間有効なのでいつ済ましてもいいわけだけど、忘れるとあれなので同じタイミングで。

ところで、上の写真に写ってるのは、2度目に住んだTurramurraのFairlawn Ave.の家なんですが、今回このあたりももちろん見てきます。Google Mapsを見る限りではあまり変わってないっぽい?写真のこの日は、奇跡的に家には大きい被害がなかったものの、通りはメチャクチャで、倒木で屋根がぺしゃんこだったり、石みたいなヒョウで車がボコボコだったりしました。住人も変わってないのかな。私は子供だったので、知人は全くいないけれど。

[ 日記 ]

一ヶ月ぶり

退職して一ヶ月になるわけですが、おととい、元職場の飲み会に声をかけていただき、参加してきました。月曜から30人規模の飲みになるとは。私ももう外部の人なのであまり立ち入った話は聞きにくい状況だったのだけど、今日入社しました、みたいな方もいたりして、なかなか面白かったです。なにより、気軽に呼んでもらえたのが嬉しかった。ありがとうございます。またよろしくお願いします。

昨日はPresenceのミーティングのため品川へ。詳細が固まったので、まもなく告知始まります。詳しくは別のエントリーで。

BuffaloのNAS、LS-500GLを買った。バックアップのためのファイルサーバの必要性は以前から感じていて、ようやく。セッティングには初め手間取ったけど、結果的にはXPからでもVistaからでも、特に支障なく使うことができた。よくできてるね。
これから光学ドライブのないVaio TZを使っていくにあたって、ちょうどMacBook Airに対するTime Capsuleみたいな位置づけで使っていければいいかな。色々試してみよう。
無線LANルータの位置の都合上、メインの作業マシンとは無線で接続することになるので、どうしても速度は気になるけど、それでも思ったほどではなかった。

[ テクノ ]

Motions Of Energy

最近買った曲から。

  • Cari Lekebusch /Motions Of Energy [H Prod.]
  • Cari Lekebusch presents NFL Kru /No Cammo (12 Inch Mix) [Lekebusch Musik]
  • Cari Lekebusch /Rawedge EP [Kaun Trax 6]

といってもレコードではなくて、beatportです。しかも全部カリレケだし。

先日買ったHPX06を、ほんとに延々と、バカになるくらい聴いてるんだけど、その中で超気になる曲があったので買ってしまった。それが一番上の"Motions Of Energy"。HPXはこの2番だけ持っていなくて、知らなかった。最近聴いたテクノの中では抜群にかっこいい!アナログ見つけたらまたどうせ買うわけだけど、150円そこそこなら普通にデータで持っていたい、というような曲。

"No Cammo"は、アルバムに入っていたバージョンが短すぎて(2分ちょっと)、セットで使えないので、12インチミックスを購入。ラップもあっさりめで使いやすそう。キックがほんとに太い。

Kaun Traxの6番は、なぜかこれだけデータ専売みたいなので買った。こんな売り方されたら買うしかないじゃないか。A1の"Automatic Response"はYouTubeのPVを見て以来ずっと欲しかったので、いいけど。このPVは、レトロテイストな映像はもとより、音質も良くておすすめです。

それから、レコード。土曜に渋谷に出る機会があって、ユニオンで何枚か買った。

  • Cari Lekebusch /Shaded [Truesoul 4]
  • Jori Hulkkonen & Alexi Delano /Duets 1 [F Communications 145]
  • Lars Klein /Until Further Notice [Fine Audio LP5]
  • Beyer & Lenk feat. Tiga /Heartbreak [NovaMute 137]
  • V.A. /The 19th Porn Cut [Pornographic 19]
  • Stewart Walker & Geoff White /Discord [Force Inc. 238]

HulkkonenとDelanoのやつが超いい!深い。3時くらいのクラブで聴きたい。Lars KleinのAudioのアルバムには職人芸を感じた。捨て曲なしのハードテクノのアルバムなんて本当に久しぶり。Force Inc.買うのもとんでもなく久しぶりだけど。Stewart WalkerはNo Future時代から好きだし、昨今のクリック事情が覗き見できて楽しいです。

[ Web ]

ブログ書きませんか

ミクシイはあなたの日記をあなたに無断で商品化します
- ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20080303
mixi日記はもう真面目に何かを書く場所じゃない - 遥か彼方の彼方から
http://d.hatena.ne.jp/tek_koc/20080304/1204583674
404 Blog Not Found:News - mixiはblog化するのか?
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51012865.html

今朝からmixi界隈が賑やかです。
規約の改定についてはたぶんdanさんの指摘の通りで、(例によって)単にmixiの中の人の想像力が残念だっただけで、これだけ騒がれるほどの他意はなかったんじゃないかなぁと思う。仮にこのまま新規約がリリースされたとしても、この意味を分かってmixi日記を書き続けるのもアリだと思うし、そのあたりの判断材料として、グレーだった部分を規約に明記したというのはむしろ良かったのかもしれません。

それはともかく、いい機会なので、どうせ書くならmixiじゃなくてブログに書くほうがいいですよ、みたいな、あるいはmixi爆発しろ、みたいな話を少し。

私がmixi日記を書かないのは、単純に使いにくいとか、ソースが腐ってるとか、笠原社長を生理的に受け付けないとか、だいたい1024個くらいあるんですが、「閉じている」というのが一番の理由なんです。インターネット上にあるテキストで、フツーに検索してもヒットしないものなんか「ない」のと同じなんですよ。そんなテキストをどれだけコツコツ書き溜めようと、全く、完全に、100%無駄ですよ。

たいしたことは書いてないから別に、という人がいますが、それは違います。こうなったら何度でも書きますが、いい曲を聴いたとか、いい人に会ったとか、今日どこで何を食べたとか、あの番組出てるあいつが嫌いとかでもいいけど、そういう「重要な」ことは、お願いだからオープンなブログに書いてください。そういう類の情報こそ、インターネットに必要だと思うんだよね。その情報を猛烈に探している人が、まあ今いなかったとしても、何日後か何年後か、絶対いるはずなんです。逆の経験、あるでしょ。

あのねえ、友人までに公開って、なんなんですか。ノートの回し読みじゃないんだよ。そういう風に公開を制限する理由が、例えば「プライベートなことを書いてるから」だったとして、そのデータをどこの馬の骨ともつかない一企業に、ひょいと丸々預けちゃう理屈ってなんなんですか。見られたくないことは絶対、ネットに書いちゃダメなんだってば。

インターネットって面白いんですよ。書いたら即、全世界で読めるんですよ。マイミクお願いします、なんてやってる場合じゃないよ。もっとばーっと、どばーっと、情報をぶちまければいいのに。

日本はブロードバンドが世界一安い国になった。回線は引き巡らされたが、情報は遅延している。無菌室で育ったかのような行儀の良いインターネッターばかりで、挙げ句にはケータイで十分とか言い出す脳みそが退化した人たちもいる。「スカイプってのでタダで電話ができるらしいぜ」そんなの2年前から知ってるわ。ピコピコ携帯小説読んでる暇があったらネトラン読め。
http://mala.nowa.jp/entry/41ca6cdb15

[ 旅行 ]

シドニーへの道 その2

前回からかなり間が空いてしまいましたが、ぼちぼち準備を進めています。

パスポートを作りました。申請してから一週間そこそこで受け取れてしまって拍子抜け。こんな簡単なら前から作っておくんだった。10年用で16,000円です。

航空券について、ちょうどカンタス航空の「Go!豪!セール」というキャンペーンがあるのを知った。シドニー往復48,000円!空港使用料と税金を加えると、結局は+40,000円くらいになるのだけど、それでも通常の正規運賃と比べるとかなり安いようで、まさに渡りに船。
キャンペーンの期限が3月7日なので、そろそろ日程を固めないといけない。

あと必要なもの。
ビザはETAが利用できるようで、オンラインでさくっと終わりそう。まだ申請してないけど。手続きにAU$20かかる。
海外旅行保険は、東京三菱UFJのクレジットカードに付帯するものが使えるので、航空券の決済をカードですればOK。
問題はホテルの予約。こっちもオンラインで済むはずなので手間はかからないけど、早々に選ばないと。候補は出しているものの絞りきれてない。

本をいくつか買って読んでます。
遠藤雅子『オーストラリア物語 歴史と日豪交流10話』(平凡社新書、2000年)は面白かった。オーストラリア史概説と、副題にもある日豪交流史が半々くらいのボリュームで、特に後者に立ち入った本はこれまであまり見かけなかったので勉強になった。昨今のホゲー問題を踏まえて読むと興味深い。

Valeria Nemes & Alex Fazakas "Aussie Talk: An enjoyable guide to the Australian way of speaking and living"(英友社、1998年)は、オーストラリアの自然と文化に関連した特有の英語表現についての、対訳と語彙集からなるテキスト。オーストラリア英語は本で読むより、慣れるしかない気もするけど、、今後リファレンス的に使うかもしれない。読み物としてもそこそこ面白かった。

日程は決まり次第また書きますが、4月上旬から中旬のどこかの予定です。もうあと一ヶ月くらいだけど、大丈夫か。

[ タンゴ ]

『若き民衆』

昨日は東京オペラシティのコンサートに行ってきました。ピアソラとフェレールによるオラトリオ『若き民衆』日本初演。公演に至る経緯などは斎藤充正さんのブログの記事に詳しいです。去年の4月には既にかなり準備が進んでいたことになりますね。

tangodelog: 忘備録のような
http://tangodelic.tea-nifty.com/tangodelog/2007/06/post_47c3.html

個人的には、オペラシティは04年のモサリーニ公演以来。今回は25列で比較的後ろのほうだったけど、タンゴの小編成ではなくオーケストラだったので、全体が見渡せる位置だったのはよかった。

19時開演。『プンタ・デル・エステ組曲』は、小松さんではなく自分と同世代の若手バンドネオン奏者、北村聡さんがオケを率いていてびっくり。そして全く見劣りしない演奏で素晴らしかった!
この曲は迫力あるイントロ、幻想的なコラール、壮大で緊張感のあるフーガの3つの楽章からなるバンドネオンと管弦楽のための組曲。すごく好きなんだけど、ピアソラ本人による録音も少なくて、自分が持っているのはノイズと音飛びが激しいバージョンしかない。ので、今回の音源を売って欲しいくらい。
フーガのイントロで、バンドネオンに続いて入ってくる近藤久美子さんのヴァイオリンが、クラシックのものではなくてあまりにもタンゴ的で、最高でした。

続いて、小松さんによる今回初演の新曲。プログラム上ではタイトルも未定で、別紙で発表された。いい曲!小松さんの自作曲って、はじめは分からなかったけれど、数が揃ってきてだんだん個性が目立つようになってきた気がする。少なくとも、ピアソラのように、殺すか殺されるかみたいな悲壮感はないし、なんというか、寂しい曲調でも不思議とポジティブで軽快なイメージ。また聴きたいなぁ。

20分の休憩を挟んで、メインプログラム。バンドネオン、女性歌手、男性ナレーター、ピアノとギターを含むオーケストラ、混声コーラスという大編成による50分の大作で、ピアソラ本人による公式な録音もなく、ほとんどの人が未聴といういわく付きの作品。

私は今まで、同じフェレールとの『ブエノスアイレスのマリア』やボルヘスとの『エル・タンゴ』みたいな音楽と文学が組み合わさった作品には、あまりピンと来なかったのだけど、初めて生で聴いてみて、やっと少し理解できた気がする。これは単なる異分野の芸術のコラボレーションではなくて、この形態でしか表現できない何かがあるんだと感じた。

大まかなストーリーは、ブエノスアイレスの架空の創世神話のようなもので、ラプラタ河の地下に住む人々と、そこにやってきた人々の物語。とはいってもアルゼンチン文学の詩的な世界なので、ほとんどは抽象化された断片でしか語られない。今回は、舞台の左右上部に縦置きの電光掲示板があって、スペイン語の歌とナレーションの訳が出るので、それを追っていく。例えはヘンだけど、UnderworldのライブでのTomatoのVJみたいなシンクロ感も少しある。音楽と言葉の洪水!
第2部の中盤に、音楽的にも物語的にも大きなヤマがあって、そこですごく感動した。あやうく泣きそうになりました。

アンコールは、ピアソラ/フェレールの名作『ロコへのバラード』!伴奏は小松さんのバンドネオン、ではなく、ピアソラ作品の演奏に定評のある黒田亜樹さんで、こちらも素晴らしかったです。2曲目にオラトリオからの抜粋があって、21時過ぎに終演。

ちなみに今回の公演はNHK-FMで録音していたらしく、後日「ベスト・オブ・クラシック」(放送日未定)のなかでオンエアされるようです。

アストル・ピアソラ没後15年記念
幻のオラトリオ『若き民衆 El Pueblo Joven』日本初演

アストル・ピアソラ:プンタ・デル・エステ組曲
  1. イントロダクション
  2. コラール
  3. フーガ
小松亮太:バンドネオン、ヴァイオリン、弦楽器のための2楽章
  1. レント
  2. ショーロ風
アンコール
小松亮太:土手と君と

アストル・ピアソラ/オラシオ・フェレール:オラトリオ『若き民衆』

第1部 さまざまな記憶
  1. 序章 海のような大河から
  2. 第一の記憶 兄弟よ、この物語は告げられた
  3. 第二の記憶 河の子どもたち
  4. 第三の記憶 小さな裏切り
  5. 第四の記憶 そして水は悲しみに
  6. 第五の記憶 神秘の漁師たち
  7. 幕間 空っぽで巨大な貝殻から
第2部 さまざまなメッセージ
  1. 第一のメッセージ 別世界からのタンゴ
  2. 第二のメッセージ 愛する君よ、僕は信じる
  3. 第三のメッセージ 若き恋人たちの歌
  4. 第四のメッセージ 愛のハレルヤ
  5. 第五のメッセージ 炎の船
  6. 第六のメッセージ 3つの声明
  7. 最後のメッセージ 銀(プラタ)の春
アンコール
ロコへのバラード
(『若き民衆』より)第二の記憶 河の子どもたち
  • 小松亮太(バンドネオン)
  • 北村聡(バンドネオン)
  • カティエ・ビケイラ(女性歌手)
  • パブロ・シンヘル(ナレーター)
  • 齊藤一郎(指揮)
  • 特別編成オーケストラ/合唱
Author:
R-9 (EPX studio)

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