DJ, Techno Music Production, Manga, Illustration & Web Design
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[ EPX studio ]

作曲風景ストリーミング

明日水曜日、23:00-24:00(予定)で下記にて。

epxstudio, Ustream.TV: from Yokohama, JPN..
http://www.ustream.tv/channel/epxstudio

4日のC2Gでのライブに向けて、ESX-1とEA-1で曲を作る模様をUstreamで生中継します。普段通り、キックから組み立てていく感じで、すいすい行けば1時間で2パターンくらいは作れるかも。良さげなのができたらそのままライブで使います。

たまの試みなので、トラブル等で中断、予定変更の際はご容赦ください。

[ 日記 ]

久々の模様替えとロックマン9

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エアコンを買い換えたため、設置工事のタイミングで始めた部屋の掃除が、いつの間にか大掛かりな模様替えに発展してしまった。机、本棚、ベッドのレイアウトを全部変更するのは、それこそ10何年ぶりかもしれない。色々動かしたらそのぶんのホコリが出てきたのもスゴイけど、電源コードの延長部分で漏電していなかったのはラッキーとしか言いようがない。デンコちゃんに罵詈雑言を浴びせられても文句言えないレベル。

大変だったけど、デッドスペースがなくなって、多少広く使えるようになった。タンテ類は相変わらず苦しい配置ながら(横一列に並べられるスペースがない)、実用性を優先したので、あとは慣れの問題。ESXを繋ぎっぱにして、いつでも使える状態になったのが大きいかな。
それにしても、移動のために一度棚から全部出したものを、どう収納したらいいのか途方に暮れている。ライブ準備が済むまで手をつけないほうが良さそうだけど。。

そんな中、確実に配信日にWiiウェアの『ロックマン9』を購入しているあたり、どうなんだって感じですが。ちょこちょこやってます。
アクションゲームが絶望的にヘタクソな私でも楽しめているあたり、すごいと思う。そもそもロックマン、本腰入れて遊んだこと一度もないんだよね。友達の家でボケッと眺めて、勧められても、どうせできないからやらないとかそういう程度。

つくづく感心するのは、敵の配置がイチイチいやらしいこと!狭い足場に着地すると、決まって着地のタイミングで敵が飛んで来たりする。来ないなと思ってホッとして進もうとすると、次の瞬間に来る。この「お約束」と「スカし」の応酬は、お笑いにしろホラーにしろ、良く出来たエンターテイメントには欠かせない要素なんだろうなと思う。

そんな具合なので、初見プレイではだいたいみんな同じところでつまずく。ってのが、ニコ動でプレイ動画見てるとよく分かってきた。確実にネタバレなので、クリアしたところまで見るようにしているんだけど、この人のマイリスかなり面白い。

マイリスト ロックマン9をごく普通にプレイ‐ニコニコ動画(夏)
http://www.nicovideo.jp/mylist/8493063#at_a

プレイヤーの残機を減らすために、開発者が全力で知恵を絞っているのが透けて見えてくる。なんか微笑ましい。ゲームっていいよね。

[ 日記 ]

TBSラジオ、深夜帯の改編

『夜な夜なニュースいぢり バツラジ』と『JUNK2 カンニング竹山 生はダメラジオ』という、TBS深夜で特に印象深い2つの生番組が終了したので、それに絡めていろいろ。

宮川さんの『バツラジ』は、5年にわたって月-木オビの24時からの枠を守ってきた番組。開始当初から、この時間帯に敢えて「大人(社会人)向け」というコンセプトを振りかざし、その日あったニュースに引っ掛けて作家が書いた原稿を読み上げる、という構成がユニークだった。
私は、毎晩欠かさずとはいかないまでも、特に勤めてたころはほとんど聴いてた。仕事して家帰って食事して、やりたいこと色々済ませて、寝る直前が大体24時からの1時間なんだよね。この枠で、ニュースの裏側を知って感心したりとか、しょうもないネタでゲラゲラ笑ったりとかって、社会人の生活スタイルにすごく合ってたと思う。

事実、数字はずーっと安定して良かったみたいだし、終わったのは、スポンサーが付かなかったからってことと、後述する局の方針によるものっぽい。残念です。ニュースにしろ、スタッフにしろ、あるいはリスナーにしろ、「いぢり」でいえば宮川賢に並ぶパーソナリティーはいないわけで、『バツラジ』はかなり番組として完成されてた。たくさんの作家が日替わりで、競うように「手紙(=原稿)」を書いてた点も良かった。

スペシャルウィーク恒例だった「5分であなたもマイスター」は好きだったな。あのコーナーでいろんなお約束が生まれた。TBSラジオ会長の声を録ってきて、ポン出し(サンプラー)で遊びまくったりとか、ちょー自由だった。清水さん、最終回前日にもシークレットゲストで出てたね。他にも『バツラジ』のSPウィークは、一時期、Webカメラでスタジオ中継とか、当時のAMにしては意欲的な企画をけっこうやってた。

ともあれ、土曜の『パカパカ行進曲』は続くらしいので、まだ電波で宮川さんの声は聴けるけれど、オビが無くなるのは寂しすぎる。ちょっと休憩したら、また『誰おま』みたいな夜ワイドやってくれないかな。


竹山の『生ダメ』は2年半を経て番組終了。この番組も欠かさず聴いていたわけではないけど、「JUNK2」のなかではかなり評価していただけに残念です。初めこそトークも途切れがちでたどたどしかったけど、回数をこなすにつれて、深夜ラジオの生放送に必須な「リスナーの兄貴分」的なカラーを身につけていった。いわゆるオールナイト2部の時間帯なので、リアルタイムに聞けてた人は少ないと思うんだけど、最高だったよこの番組。

番組終了の理由は、TBS平日深夜の大幅な改編に伴うもの。10月から、27時-28時枠の「JUNK2」が生放送から収録になり、時間帯が『バツラジ』枠に移動して「JUNK ZERO」として仕切り直しになる。で、生じゃなくなるなら、という理由で、竹山自ら「ZERO」からは降りることにしたらしい(と本人が番組で説明してた)。
ちなみに、27時からの枠にはクラシック専門Webラジオ局のOTTAVA発の番組が入る。

というか、TBSのこの深夜の改編はひどいんすよ。24時からの番組が生じゃないからね。ラジオにおいて生放送かそうじゃないかというのが重大な違いだってことと、いわゆる「2部」の枠が次の世代のパーソナリティーを育てるってことが全然分かってない。そもそも10年とか前、そこに気づいたからこそ「ANN」のニッポン放送からお株を奪うことができたわけで、今またTBSの上のほうで何らかの方針転換があったとしか思えない。

竹山の『生ダメ』は最終回も良かった。TBSを降りて、もと居た文化放送に戻るという意味で、中継車と一緒に歩いて文化放送まで行く、という企画。もちろん生放送で、番組を進めながらリスナーが集まってきて、いろんな場面で声をかけてくる。それでも竹山は、タクシーの運ちゃんにもらったビールを飲んでは歩きながら、淡々と番組を振り返る。

半年で終わったのに最終回でボロ泣きしたキャイ~ン天野みたいなラジオもいいけど、これはこれで『生ダメ』らしいっていうか、静かに熱い終わり方でした。TBSはこういうパーソナリティーを手放しちゃダメだよ!どう考えても。

[ テクノ ]

Sometimes EP

Yousuke Kagaくんの新譜がbeatportに来てたので、とり急ぎ。

Yousuke Kaga /Sometimes EP [Fountain Music 18]
https://www.beatport.com/ja-JP/html/content/release/detail/136295/sometimes_ep

今回はいろいろ新機軸って感じ。前にちらっと触れた"The Sleeping Lion"もありますね。
リレーションズのインタビューも改めてよろしくです。

Yousuke Kagaインタビュー : R3LAYTIONS(リレーションズ)
http://www.r3laytions.com/interview/03_yousuke_kaga.html

[ テクノ ]

タイトルの付けかた

劇作家、宮川賢の考えるタイトルネーミング論が面白かった。

タイトルはあなたの息吹なのだから。 (座長動静)
http://miyakawa.backdrop.jp/blog/2008/09/post_581.html

いま作ってる曲のタイトルがなかなか決まらない。みんなどうやって付けてるのかなぁ。

私の場合は、曲に込めたいイメージとか一切ないので、完成してから、音の感触をとっかかりに名付けることが多いです。例えば、Presenceの直近のトラックでいうとこんな。

  • Spin Clockwise:時報みたいな音が入るところから、時計の針を連想。
  • Orbiter:ブレイクでシンセが左右にパンするところから、周回運動をイメージ。

連番で付けていくパターンもあったけど("EPX 40"とか)、数が増えていくと自分でも覚えきれなくなるので、最近はちょっと控えてます。

あと、造語で意味のない文字列を当てるパターンもある。何年も前に作った"Soala"とか"Ridex"みたいなのは、これ。ユニークな文字列を割り当てるので、自作物としての愛着が沸くのはいいんだけど、読みやすく、かつ意味を持たないタイトルを考えるのは、けっこう難しい。

テクノで良いタイトルっていうと、パッと思いつくのはガルニエの"Crispy Bacon"かな。確かジェフ・ミルズが、できた曲を聴いてて「ベーコンを焼いてる音みたい」といったのが由来だったっけ(『エレクトロショック』に書いてあった気がする…立ち読みだけど)。
鳴ってる音から連想系だと、"The Bells"とか"Alarms"とかもそうなんですかね。

路線は全然違うけど、シュランツライクな暗黒ハードテクノを作っているHardtraXの曲で、低音の音圧がものすごい3曲のタイトルがそれぞれ"Woofertest A"、"B"、"C"っていうのは笑った。このノリは超好き。

昔からネーミングがうまいと思ってるアーティストはケンイシイで、この人は"Pneuma"から"Sunriser"に至るまで、この曲にはコレしかない、ってコトバを選び出す感覚が鋭い。あの音にして"Circular Motion"ありでしょ。誰かがライナーかなんかで"Tangled Notes(もつれた音符)"ってのがすごい、って書いてたな。

意味ないやつだと、昔のUmekが凄かった。化学系みたいなのを片っ端から付けてるかと思えば(テクノで薬っぽい曲名のやつはだいたい初期のUmek)、造語っぽいのもちらほらあって、明らかにヨーロッパの言語体系から一歩踏み外したような人工的な語感にテクノを感じたものだった。

まあ、それを言ったら英語である必要は全然なくて、それぞれの言葉で好きに付ければいいと思うんだけど、読みやすい文字であればなんでもいいかな。曲名を伝えたいときに、「あの人の、あのー、あれ」みたいにならなければいいっていう。
こういうのはもう勘弁してください。。

[ EPX studio ]

Tracktion雑記

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いまさらだけどDAWの話を書いてみます。

いまひとつマイナーな、Mackie.のTracktionというのを4年前から使ってます。よくMackie.とかTapcoのオーディオI/Fを買うとバンドルされてたりするんだけど、私が持ってるのはバンドル版じゃなくて、04年の暮れにかけて一時期無償配布されていたフリーのVer.1.6.0.1。今は3まで出てます。

単体で買っても断然安いんだよね、これ。基本機能が揃ったT3 Project Bundleで、15,000円切るくらい。とっつきやすいし良い感じなのに、今までメインで使ってますって人に会ったことがない。雑誌のDAW特集でもほとんどスルーされてるし。

ともあれ、Tracktionのいいところは一画面でほとんどの操作が完結するところです。
上のスクリーンショットでいうと、右側の緑のエリアがミキサー画面にあたる。信号が左から右に流れるので、各トラックにVSTプラグインを挟んであげて(順番の差し替えも可能)、最終的に右下のマスターから出力するという流れ。
上のは1だけど、2も3も基本的には変わってないはずです。

私の作業は、TracktionとAcidの間を行ったり来たりする感じ。Acidは、サンプルを切り貼りしてループを作る用途で使ってます。要するにBattery代わり。
Acid上で作ったループをTracktionに突っ込んで、エフェクトかけたりMIDIでシンセ重ねたりしてオーディオに書き出して、それをAcidで刻んだり差し替えたりして、またTracktionで並べる、ということの繰り返しです。延々と。

というか、基本オーディオ書き出し派です。その都度、いちいち書き出して、MIDIデータは残しません。ってのは、Tracktionがオーディオ寄りってのもあるけど、CPUの負荷を気にしなくていいということと、性格的に「後戻りできない」ほうが作業が進みやすいっていうのが大きいかも。後戻りすると迷うし。
ついでに、制作の過程でうんざりするほどループ素材の山ができるので、次以降に制作するときはここから素材を拾ってきたりします。この素材フォルダは、うなぎ屋のタレですね。継ぎ足し継ぎ足し、やる感じです。

ちなみに、画面上はよく使うVSTプラグインです。赤いのはbreakdownで、cutoffとresonanceがステップ入力できるフィルター。ブレイクで使います。
緑のはpressureです。最小限の操作で病的にエグい音を作れるナイスなシンセ。ベースもリードもSEもこれで作るっていうか、ここ数年これ以外のソフトシンセ使ってません。無人島に1個だけVSTi持って行くならこれ!(そんな状況があるのかは知らない)

[ 日記 ]

週末と作曲状況

土曜日は、watさんエージさんのサークルTHRUSTのパーティー@茶箱に行ってきました。所用で早めに引き上げなければいけなかったため、オープンと同時に入って、19時前くらいまで居ました。フロアにゴザが敷いてあったり、ソファにマンガとか本が散らかってたりで、リレーションズ的まったり空間に近かった。ブースの配置も同じでした。

watさんが持ってきていた、90年代初期からのフライヤーコレクションが凄すぎた。将来テクノ博物館ができたら、ぜひ展示していただきたい貴重な資料ばっかり。コンビニチケットから、モノクロコピーしたようなチラシまでとってあるのに感心しきりでした。

エージさんのライブで、携帯ラジオを繋いでノイズにエフェクトかけたりしていたんだけど、チューニング中にたまたま入った野球の実況で、二打席連続ホームランが出たのには爆笑しました。そんなこと普通ある??神がかってました。

日曜から今日にかけてはPresence用の曲作り。10月のM3とパーティーにかけて2枚出ることになっているんだけど、まず1曲できた。ハードで、またもブレイクがバカっぽい曲なので、早く誰かに使ってほしい!

こっちを早く済ませて、来週末のCradle to Grave用のライブセットの作業に入らないと、10月アタマがいろいろ厳しくなってくる。ちょうど涼しくなってきたし、発熱する機械と対峙してじっくりやるにはいいタイミング。
なので、REBOOTは断念。KANAさんがレジデントを降りたそうで、Q'Heyさんがミニマルセットやるらしい。11月は行きたいなぁ。

[ EPX studio ]

R3LAYTIONS:インタビュー第3弾公開

イベントが終わってから少し間が空いてしまいましたが、本日、インタビュー記事の第3弾を公開しました。今回登場してもらったのは、若手テクノアーティストYousuke Kagaくんです。

Yousuke Kagaインタビュー : R3LAYTIONS(リレーションズ)
http://www.r3laytions.com/interview/03_yousuke_kaga.html

加賀くんの曲については、以前レビューを書いた通り、テクノDJにはガチでお薦めなんですが、ここではそのルーツや制作環境についてがっつり話を聞くことができました。自分よりも若い世代の話は新鮮で、興味深かった。そこから話は、CDへの愛着から、音楽との出会い方へと繋がっていきます。

普段の会話の関係性を生かした記事にしたかったので、前2回のインタビューと比べると、聞き手がかなりくだけた感じになってますが、あしからず。
ちなみに取材は、茶箱の近くのシャノワールって喫茶店で行いました。駅前の本屋の上。スイーツがわりかし充実してて、うなさんが超でかいパフェを食べてました。

[ 漫画 ]

最強のペン、セーラーふでペン極細

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そんなに文房具や画材にこだわるほうではなかったんだけど、数年前に見つけて以来ハマってしまったのが、セーラー万年筆の「新携帯ふでペン 極細」。ふでペンとは名ばかりの、サインペンタイプの水性ペン。ダイソーで長いこと扱っていたので、行くたびに買い置きするようにしていた。

このペンの良い所はいくつかあって、まず一番大きいのは、滲まないこと。普通のコピー用紙なんかで、線の途中で手を止めても、インクがダマにならない。それから速乾性。ハイテックCと違ってすぐ乾くので、鉛筆の上に描いてもサッと消しゴムをかけられる。またサインペンとしては異例の細さで、普通に描いて0.5mmの均一な線が描けるというだけでもすごい。一応ふでペンなので、抜き差し次第で強弱もつけられる(描き味としてはPainterの「スクラッチボード」みたいな感じ)。

なにより、字を書くにも絵を描くにもこれだけ使いやすいのに、100円ショップで買えるというところが最高だった。

が、数ヶ月前、ダイソーのペン売り場からぱったりと「極細」だけが消えてしまった!このシリーズではワンサイズ上の「細字」ってのもあるんだけど、それはまだ売ってる。そっちはいわゆる普通のふでペンの細いタイプのもので、使い勝手はまったくの別モノ(細字と中字、これはこれで愛用してるんですが、ここでは省きます)。

ダイソーのあちこちの店舗を渡り歩いたものの、どこも「極細」だけ扱わなくなったようで、さすがに焦り始めた。文房具屋のふでペン売り場ならあるかと思って、伊東屋とか世界堂(本店)とかも行ったけど、どこにも置いてない!

もしや生産中止、と思って検索してみたら、漫画家で「細字」を絶賛している人を見つけた。

鯛夢「おしごと帳」: 作画(最強のふでペン)
http://blogs.dion.ne.jp/taimu/archives/6109246.html

もう全てに渡って、ですよねー、なんだけど、この方が別の記事のコメントで紹介しているショップで注文できるようだったので、オーダーしてみた。どうも100円ショップで売っている「新携帯ふでペン」シリーズの後継、もしくは一般文具店用の別ラインナップのような感じ?名前と見た目が微妙に違う点が気になりつつも、まずはポチッと。

ウェブショップタテ セーラー万年筆 【再生工場】 ふでぺん - Yahoo!ショッピング
http://store.shopping.yahoo.co.jp/shop-tate/sailorpen038.html

で、届いたのが一番上の写真。下がダイソーで売ってた旧型のもので、上が新しいほう。思った通り、キャップを開けたらペン先部分は全く同じだった。価格は、定価157円/本のところ、このショップは断然安くて110円だった。これなら送料込みとしてもダイソーで買うのとたいして変わらないな。

とりあえず今回はモノが同じか分からなかったので、30本だけ取り寄せてみたんだけど、これでたぶん1年くらいは足りると思う。ただ、この調子だとそのうち生産中止になるかもだし、今のうちにドーンとまとまった数を確保しておいたほうがいいかな。普通に保管して何年も持つものなのかどうか知らないけど。
万一店頭で見かけたら即ゲットな逸品です。まじで!

文具・事務用品>筆記具>マーキングペン>筆ペン>携帯ふでペン
http://www.greenstation.net/catalog/010280511000010.html
セーラー万年筆 | ふでペン
http://www.sailor.co.jp/BUNGU/lineup_06.html

[ 日記 ]

ほぼ全快

うちの犬だけど、ほぼ全快しました。なんなら4、5日甘やかしてたぶん、前よりも奔放にやっているかも。今日、初日にもらった一週間分の薬が切れたので病院に連れて行ったら、医者からもお墨付き出ました。一応、抗生物質とビタミン剤はあと一週間分処方された。

それまで借りてきた猫みたいだったのが、5日目にやっと「ワン」とか鳴いたと思ったら、そこからもうフルパワー。下校中の小学生に吠えるわ、散歩に連れて行けばグイグイ引っ張るわで、先週のあれは何だったんだってくらい。
まだ下半身というか、後ろ足は、左側に偏るような感じで、ちょっとした段差なんかでヨロヨロするんだけど、ここまで良くなると思わなかった。よかったです。

日々、曲作り中。ライブ用とPresence用。
さっき、息抜きでニコ動で見たブルボン欧風クッキーの古いCMソングが良かったので、勢いで耳コピしてみた。音色はなんも考えずTweakbench Pressureで適当に。

EPX studio.clip - そこそこ懐かしいCM集 18:55くらいからのブルボン欧風クッキーのCMソング
http://epxstudio.tumblr.com/post/50826782/cm-18-55-cm

曲もさることながら、「時間列車を降りたら…」っていうコピーが最高だよね。この80年代CMシリーズは延々見ちゃうな。

[ テクノ ]

Sangoさん7 Hours

茶箱を代表するテクノDJであるところのSangoさんがセブンアワーズに挑戦ということで、中盤のハードテクノタイムを狙って遊びに行ってきました。

DJ Sango 7hours EVENT
http://sango.mydns.jp/7hours/index.html

それにしても守備範囲が広い!それもあってか、さんごさんのDJっていつもカラフルだなと思ってます。あっちこっちへと飛びつつも、そこで流れがちゃんとできているのが凄いですよね。100%期待通り、アンセム連発でお祭り状態でした。

17時ごろから19時近くまで居て、新宿でちょっと用事を済ませて、帰宅してからストリーミングでラスト1時間聴きました。ほんとーにお疲れ様でした!

あと、Luppで気になった曲があったので帰って調べたらMax Walderの"Orbit"って曲でした。この曲、こないだbeatportで端からMax Walderチェックしててスルーしてた!速攻でカートに入れておいた。

[ 日記 ]

良くなってきたみたい

引き続き、うちのチロ(犬・15歳)の様子について。

倒れて2日目の土曜、朝イチで、処方された薬4種類5錠を魚肉ソーセージに詰めて与えたら、ペロッと食べた。それからは小さいビスケットを4個くらい食べた程度で、食欲がない。症状としては、相変わらずヨロヨロはしてるんだけど、目を回しているような眼球の激しい揺れはおさまって、少しは良くなってきているように見えた。

ただやっぱり、玄関に人が来てもまったく吠えなくなって、明らかに元気がない。いつものドライフードには全く口をつけようとしないし。水は飲んでいるので、食欲さえ戻れば大丈夫そうなのだけど。

明けて3日目の今朝、食欲どうかなと思ったら、昨日と同様に薬を入れたソーセージはすぐ完食した。家の人が缶のフードを買ってきたので、それを与えてみたら、ガツガツ食べた!食欲も心配なさそうかな。良かった。
ただ、慣れないものを食べさせると普段も大抵あるように、一時間ほどでちょっと戻してしまっていたみたい。薬が消化しきれているかどうかは微妙。

症状はかなり改善して、足元はフラフラしているけど、振り返って自分の体を舐めててもよろけないほどにはなった。首の傾きもほぼ真っ直ぐになり、目の振動は完全に止まった。吠えるほどの元気はないみたいなので、まだしばらくかかりそう。

[ 日記 ]

うちの犬が前庭疾患になった

080912.jpg今朝、起きるなり家の人に「チロ(うちの犬)の様子がおかしいから病院に付き添って」と言われ、見てみたら体全体が左に傾いたままのような感じで、フラフラしてまともに歩けてない。明らかにおかしい。昨日まで元気でよく吠えてたのに!

うちの犬は1993年の8月に生まれて、その秋に引き取ってきた、中型でちょっとハスキー入ってるオスの雑種犬。今年の夏で丸15歳になり、散歩に連れて行けば元気はあるものの、さすがにあちこちガタがきているらしく、階段でつまずいたり、声が聞こえてないっぽいことが多くなってきていた。かかりつけの医者にも、15歳を超えたら寿命が近いことはよく聞かされていたので、覚悟ができていたといえば、できていたけれど。

どうも左半身が痺れているような感じだったので、とっさに脳梗塞で倒れた祖父のことを思い出した。脳の病気だったら、もうだめかな、とか。

さっそく9時の開院と同時に病院にかけつけたところ、結果としては、「前庭障害」と診断されました。直接的な脳の病気ではなく、平衡感覚を司る神経に炎症が起こるか腫瘍ができるかして、運動機能に障害をきたす病気だということです。多くの場合突然発症し、特に老犬に起こりやすいとも。
でも、半分以上のケースで数週間のうちに完治する病気らしい!

犬の前庭疾患・前庭炎 : ドッグフードから犬の健康を考える
http://www.dog-health.jp/2007/01/post_153.html

なんにせよ、治る可能性のある病気と聞いて、まずは安心。体の傾き(斜頚)もまだ比較的軽度で、同時に行った血液検査でも内臓は健康とのことだったので、この先数日、食事と水さえ摂れれば、毎日の投薬で回復の見込みはありそう。

チロは、今までこのブログにはほとんど出てこなかったけれど、私の人生の半分以上を連れ添った弟のような存在です。ちょっと振り向こうとするとヨロケて腰をついてしまうなんていうのは、家族としては見るだに痛々しいんだけど、しばらく休ませて様子を見ようと思います。

つい、おとといみたいに、元気よく全力疾走できるまでに回復してほしいと祈りつつ。
(写真は先月)

[ 日記 ]

センター街のブックオフ

昨日の話だけど、渋谷行ってきた。

まず、三菱東京のトラベルコーナーへ。春先の旅行で余ったトラベラーズチェックがA$200ぶんそのままになっていたので、次いつ行くかもわかんないし、とりあえず円にしてきた。A$1=86円だって。旅するときT/C多めに用意しても、損するだけなのは分かった。大抵のことはカードで足りるし、次からは最小限にしよう。

センター街に先月オープンしたブックオフに行ってみた。あの通りにあの看板がある違和感!入ったら、1階のCD売り場こそこざっぱりしてたものの、2階3階の本のフロアはふつーのブックオフだった。センター街にいるのを忘れるくらい。

ビーム本誌で気になってた安永知澄『やさしいからだ(1)』と、『ぱにぽに(10)』と、あとなぜかコミック棚にあった『よりぬきスタパさん』を買った。ほとんど文章なのに、「ゲームセンターいがらし」が載ってるから漫画扱いになったらしい。ファミ通のビデヲゲーム通信の隅っこにあったコラムも載ってる!あれ、TACOXのと並べてあるのが面白かったんだよね。

『やさしいからだ』はすごい良かった。あんまし棘のない福島聡『少年少女』っていうと語弊あるかなぁ。好きな感じのノリ。最後の話は、昔好きだった松本嵩春の『アガルタ』思い出した。設定だけね。

そのあとユニオン(dp1)に行ったけど、買いたいレコードなかったな。あそこのユニオンももうだめかもと思った。理由はふたつ。

  • 全部の値札にちゃんとアーティストとタイトル打たなくなった。代わりかどうだか、一律で記号みたいなのが入ってる。いつから?別に盤見るからなくてもいいんだけど、ずっとあったのでなくなるとちょっと。
  • 値段のつけかたがテキトーっぽい。中古盤で雑多なやつはリリース年とかに関係なく、¥800がついてる。それこそブックオフみたいな値札シールに。中古レコードに800円も出したことなんか一度もないよ。

Drumcodeの新譜とか、もったいつけて2曲しか入ってないのに1,300円とか、本当にやっていけてるのか心配になる。beatportで買ったら2曲で$5いかないのに。
ふつーにスパイスで10円とかで買ってたようなレコードに、何十倍の値段が付いてるのを見るにつけ、今持ってるレコードは絶対手放さないぞと思う。手元にあるレコード、大切にしたほうがいいっすよ。あともし手放すときはご一報ください。

[ テクノ ]

Beatportで買ったハードテクノ

カートに溜まっていた25曲をチェックアウトしたので、覚え書きを兼ねてレビューします。

ここ数年、スカスカのミニマルばっかり持てはやされて、なんだかなって人も多いかも知れないけど、探せばちゃんと各地にシーンがあって、若手が骨太のハードテクノ作ってるんだってことが分かってきた。今回買ったのは、大半が去年と今年にリリースされたもの。かつての大物がやらなくなった今だからこそ、地方の草の根アーティストを探して支援したり、コミュニティに積極的に参加していくのが面白いのかもしれないなぁ。

ほんとはBeatport側にそういうコミュニティ要素があれば、もっと流れを加速していけると思うんだけど、今はまだブログにちまちま感想書くくらいでしか貢献できないっす。このあたりはフミアキさんも言及されていますが。
というわけで、いささか長いですがどうぞ。

Hybrid Players /Move Your Body [Tech Art]
クロアチアのハードテクノレーベルTech Artから、ここ2年くらい鬼のように仕事してるWehbbaの変名。後からいろいろ出てくるけど、ハードテクノは今クロアチアが超熱い。これはタイトル通りの声ネタを使ったストレートにアッパーなトラック。派手なのにメロディー感が全然ないのがいい。
Pratap /Maraka (Vortechtral Remix) [Tech Art]
同じレーベルから、スウェーデンのPratapの曲をUKのVortechtralがリミックス。オリジナルも最高だけど、これは得意なレイヴィーなシンセを前面に出してて、かなり中毒性あり。ジュリアナ系!
Hybrid Players /Tech The House (Art Alec's Funkytech Remix) [Tech Art]
同じくTech Artから。クロアチアのテクノ系フォーラムでリミックスコンペをやって、採用されたのがこれらしい。やばいんだけど!Art Alecはスウェーデンのアーティストで、まだ2曲しかリリースしてないけど、すごく才能を感じる。この崩し方はマネしようと思ってもできないなぁ。
Dual Freaks /Lingontrollet (Art Alec Remix) [Raucocue]
というわけでArt Alecのもう一曲の方で、これもリミックス。スウェーデンのレーベルらしいけど詳細不明。他はテックハウスなのに、これだけハードテクノだった。やっぱり崩し方が上手い!Glenn Wilsonとか系の暗さだけど、跳ねてる。SlobodanことStaffan Ehrlinって昔こんな感じの個性持ってたのになー。
Axel Karakasis /Warm It Up [Techment]
Vortechtralの主宰するUKのTechmentから、ギリシャのハードテクノ王Karakasis。あんまりベースがブリブリしてるようなのは(好きだけど)自分には合わないので敬遠してた。これは真っ直ぐな感じでいい。エッジが鋭くて、SEがピュンピュンしてる。ほんと昔のBaileyみたい。
Ian Void /Version 2 (Martyn Hare Remix) [Techment]
引き続きTechment。Martyn Hareは、Umekがやらなくなったような毒々しいシンセをよく使うのが好きで買ってきたけど、これはやばい!まんま初期のConsumer Recreation。低音域もギッシリ詰まっていて大好物です。リリースが去年の暮れとは思えない音。
Gabriel Miller & Deeroy /Sex Machine (Vortechtral Remix) [Techment]
またTechmentで、Vortechtralのリミックス。アシッドかつレイヴィーなシンセが上下するアッパーなトラック。ハードダンス系のギラギラした派手さながら、やらしい長いブレイクがないので、意外と使うかもしれない。
Vortechtral /House Of Ho's [Techment]
もう一曲Techmentからで、今度はオリジナル。レイヴ系シンセリードの代わりに、ファンキーな揺れてるエレピが頑張ってて、ちょっと面白い。声ネタとフィルター展開で飽きさせない。後半からは、裏を打ってるだけだったベースがどんどん唸ってくる。
Cycle Six /Revival [Fly Life]
AdultとかRelatives系列のオランダのレーベル。2006年からデジタルリリース専門になったらしい。Cycle Sixはボスニア・ヘルツェゴビナのアーティストらしいけど詳細不明。この曲は、ハイハットのキレといい上モノの抜き差しといい、基本に忠実かつハイクオリティで文句なしです。コンプの効きが絶妙。これは買い。
Aitor Ronda /Bolaian Buyaka (Reaky Remix) [Drakos]
スペインのハードテクノレーベルDrakosから、スロヴェニアのReakyによるリミックス。01年くらいにいっぱいあったようなトライバル声ネタハードテクノ。刻んでループを作っていて、元ネタのわりには控えめな展開。そこがいい。
Rowlanz & Selco /Restless [Mastertraxx]
Mike Humphriesのレーベルらしいです。知らなかった。Rowlanzっていうのもまだリリースが少なくてよく分からない。けど、試聴したら反射的にBuyボタン押しちゃう系。繋ぎにめちゃくちゃ使い勝手良さそうなハードテクノ。
Balthaar & Jackrock /Rockin' Dancefloor (Cave Remix) [TechHead]
ギリシャのレーベル。これ前RebootかPresenceか(すごい2択)で聴いたような気がする。この上モノはズルイなー。イヤでもあがる。パーカッションはCaveクオリティーなので安心です。少し潰しすぎかも。
A.Paul /Math (Horacio Cruz Remix) [Naked Lunch]
このリミキサーも知らなかったけど、スペインはグラナダ在住の若手らしい。Ben Simsとかの往年の硬めのハードミニマルファンは確実に買い。リリースは07年末で、まだこんな曲を作ってくれる人がいることに感激です。完全ツール。
Bob D. /Tomtek (Darkrow Remix) [Triple]
ここから、個人的に注目しているスペインのアーティスト、Darkrowが続きます。主宰しているTriple Recordingsから、リミックスを一曲。変則キックに乗っかる明るめのシンセが、ブレイクを挟んでダークなリフに入れ替わる、ユニークな曲。こういうアイデア好き!
Darkrow /Casualidad [Naked Lunch]
Beatportでテクノ聴くならマストのレーベル、Naked Lunchから。明るくも暗くもない、骨太のハードトラック。キックの抜けが良くて使いやすそう。飛び交うようなベル系の上モノが雰囲気出してていいです。やりすぎない程度に展開あり。
Darkrow /Art Of Shell [Adult]
流行に左右されない硬派なハードテクノを出し続けているオランダのAdult Recordsから、デジタルオンリー扱いでのリリース。08年1月。Darkrowらしいストレートなテクノ。展開も常道で、目立った上モノもないけど、これだけ良質だと逆に買わない理由がない。
Miche & Mirzinho /Erbium [Adult]
クロアチアの若手デュオ、Miche & Mirzinhoによる08年の作品。問答無用でファンキーな覚醒系シンセが引っ張るアッパーなトラック。完成度高い!微妙に裏をかいてくるようなシーケンスの組み方がたまらない。で、ミルジーニョは前述のTech Art Recordsのオーナーらしい。クロアチアすげぇ。
Pratap /ECT [Relatives]
Adultのサブレーベル、Relativesの5番。スウィング感ゼロの、淡々とキックを刻んでいくカッチリしたテクノ。ブレイクから徐々に上がっていくけど、それ以上はいかない感じ。中域が持ち上がったシンセベースと、高音のシャキシャキ感が対照的。硬派!
Lumor /Nightly Encounters (Pratap Remix) [Keep On Techno]
Keep On Technoはクロアチアの新興テクノレーベルで、4月から異常なペースでリリースし続け、既に12番まで出ている。クロアチアおかしい。といいつつ、この曲は、スウェーデンのLumorのトラックを同郷のPratapがリミックスしたもの。キックが所々でダダッ、ダダッと前のめり気味になってスピード感ある。あとこのコード進行、Steve RachmadのSinosphereと頭の中でごっちゃになる。混ぜたい!
Ummet Ozcan /Natural Waves [Work Hard Play Hard]
Adult、Relatives、Fly Life系列のオランダのレーベルらしいです。前述のFly Lifeと同時期にデジタルリリース専門のレーベルになってる。Ummet OzcanはAdultに拾われたオランダの若手だそうですが、この曲は超やばい!今回買った中で一番好きかも。とりあえず聴いてください。突然出てくるジュリアナばりのレトロなシンセリフが、ブレイク限りでズバッと終わって、ハードミニマルな展開に突入する流れがかっこ良すぎる。こんなのフロアで聴いたら頭おかしくなる。
David Moleon /Party [Soul Access]
またしてもクロアチア系のレーベルSoul Accessから、スペインのDavid Moleon。ValeraとかBandoが確立したスペインハード路線を正統進化させたような音で、聴けば納得。やたら音数が多いパーカッションの上をシンセが走ってる感じです。タイトルそのまま、ブレイクが超派手なお祭りトラック。チアホーンとか鳴ってるし。
Max Walder /Samba Del Costa [Lupp]
これだけだいぶ古くて、2002年の曲。一時期Tiestoのリミックスで売れた人らしいけど、全然聞いたことなかった。この曲はタイトルの通り、ラテントライバルっぽい声ネタとパーカッションを使ってはいるものの、発振音っぽいシンセがやけに目立ってて気持ちいい。全体的にはややこもりがちのミックス。
Ben Long /Long Love [Techsound]
Ben Longはこういうオールドスクールなレイヴサウンド好きだなぁ。Potentialの最初のほうはそんなイメージじゃなかったのに。このタイトルちょっと笑うんだけど、女性Voを徹底的に刻んだ頭悪いブレイクでもっと笑う。あとはシュランツっぽいキックの潰し方がハマれば買うしか。それにしてもたった一年前の曲とは思えない。
Cave /Speleon [Spilo]
本人のレーベル1番からですが、ここは全曲デジタル化されてて素晴らしいです。Cave節のパーカッシブなハードトライバルで、中盤のブレイクでピッチが落ちてまた上がっていくというネタトラック。
Joris Voorn /Incident [SINO]
持ってなかったので!

[ 漫画 ]

コミティア85本レビュー

遅ればせながら8月のコミティア85で買った・頂いた本のレビューです。前回、前々回と拙いながらも感想文を書いてきて、どうもWebで活動していないサークルさんの場合、この感想文だけがヒットすることも少なくないようで、ちょっと責任を感じてたりもします。
作者さんにはわりと会場で直接会って感想を言うことが多いのですが、さすがにこまごまと並べ立てるわけにはいかないので、そのあたりが補完できてればいいかなと思います。

HTC*『錻力プラチク シーフード味』
お待ちかねの錻力シリーズの総集編、第3弾。ゲストあり、別原作ありとバリエーション豊かな感じです。これだけ色々読むと、改めてブリキ・コロナ・ネオのキャラの立ち位置と組み合わせって、バランス絶妙ですよね。最後のカマイタチの話は、完全懲悪スタイルではなく、切ないオチで好きです。総集編1巻の路面電車の話を思い出しました。
おしゃれ団『薬草!たいまつ!!おしゃれ団!!!』
コミティアでは意外と少ない、ギャグ寄りの少年マンガジャンルで気を吐くおしゃれ団さん恒例のサークル合同本。今回のテーマは「剣と魔法の世界」とのことですが、相変わらずそれぞれ凄いです。もうどんなテーマでも描けるんじゃないでしょうか。大好きです。
おしゃれ団(ノリシロ)『魔女りてぃ~ナKODAMA 4』
ノリシロさん個人誌、コダマの新刊です。勢いのあるアクションはそのままで、今回は特に背景の描き込みがスゴイ。だんだん世界観が見えてきて楽しいです。カル=ボーンがプレゼントを貰ったときのリアクションが最高!個人的には、前述のHTCさんの錻力シリーズとシンクロするノリがあると思うのだけど、面識あったりするのでしょうか。
雲形発着場(梅木泰祐)『クラウディア航行記 2(暗号名G)』
雲形発着場(梅木泰祐)『クラウディア航行記 3(若き衛士ロゼ)』
去年のティアで買って面白かったシリーズの既刊をまとめ買い。軽めのアクション系ファンタジーですが、線が洗練されていてプロっぽい。1巻の時点で設定がよく出来ているとは思ってたけど、この続刊では更に掘り下げて色々語られます。対話が多いシーンでも説明っぽくならないのがすごいなぁ。竜魚のデザインのバリエーションが増えることに期待。
死にかけイルカ『りはびり Vol.2』
初買いサークルの合同オフセ本。サークル名とロゴが秀逸です。クオリティ的にはバラつきがあるものの、今後がちょっと楽しみな感じ。巻頭作「かえりみち」が私が好きな"日常系"。あと余計なお世話ですが、これくらいのボリュームなら、オフセにするよりコピー本で頑張ったほうがリスクを減らせる(=続けられる)ような気がします。
今井栄一『人間vs犬』
見本誌コーナーで読んで、噴いてしまったので、負けたと思って買いました。吉田戦車的なシュール系ギャグ。ブースに行ったら、同じようなノリの本がズラッと並んでいて、それだけで笑ってしまいました。もう活動が長く有名な方のようで、あるサイトにインタビューもありました。こういう方がティアで頑張ってるのは頼もしいなぁと思います。
こたう(ボウイナイフ)『珈琲少女』
以前ティア打ち上げの飲みで知り合ったサークルさんの、ボウイナイフさんの個人誌。ティアマガのレビューで大きく紹介されていただけあって、完成度はかなり高め。話がオーソドックスでも、キャラが生き生き描けてると、マンガとして面白いという典型かも。絵柄も個性はあるけどクセがない感じで、かなり好感です。ティア85の新刊はなかったようなので、次を楽しみにしてます。
OVERLIMIT『PLANET PLANT Vol.2』
前回メイドネタのギャグ本を出していて気になってたサークルの(?)、「学校」をテーマにした合同本。ちょっとインフォメーションが少なくて詳細が分かりませんでした。が、5作品とも非常にレベルが高くて、面白かったです。甲乙つけがたいんですが、敢えてで言えば、ジョゼ・町田さんの「となりのヤン沢くん」がスゴイ。リーゼントの断面図を見たのは初めて!このサークルは要チェックです。
宮田倉庫(宮田)『HYPER LOVE LOTION (THE SCIENCE)』
あまり大々的に言うことでもないのであれですが、B2Bは今回から活動形態を変えてます。要するに、宮田くんと私で、宮田倉庫とEPX studioという別々のサークルとして本を作って、即売会にはB2Bとして参加する、というスタンスです。ので、今度から、宮田倉庫の本も頂いた本としてレビューすることにします。
さて、今回はWebでも公開しているコスモ太郎シリーズの久々の新作ということで、かなりキてます。尻切れの5話の続きなので、予め読んでおいたほうがいいかも。
お知らせ事項として、落丁本が混ざっていたとのことで、宮田倉庫トップで対象箇所のデータがフリー公開されてます。これだけ見ても何が何だか分からないと思うけど(ほんとに訳がわからない)。
あと、この次回予告はズルいですね。楽しみすぎる。

[ EPX studio ]

Cradle to Grave Vol.3に出演します

10月4日土曜日、若手ホープTAK666くんらが主催するヘビゼロでのパーティー"Cradle to Grave"のB2フロアで、ライブで参加させていただくことになりました。ESX中心のハードセットでいきます。45分なので、ある程度中盤で変化を付けていこうかな。

Webに情報が出ていますので、詳細はこちらで。

Cradle to Grave
http://www.heterodoxy.biz/c2g/party.html

初顔合わせの方も多いので、つながりが増えるといいなー。

10月はPresenceのリリースとパーティーも控えてますのでよろしくです。なんか、昔カタギのハードテクノがにわかに盛り上がっているのは、自分の周りだけ?WIREの感想にしても、先日上げたニコ動のコメにしても、みんな飢えてるのかなぁという気はしている。

[ 日記 ]

町田ブックオフが移転と聞いて

散々通った町田ブックオフが移転するらしい。移転というか、あのビル取り壊して、駅前の東急のワンフロアになるようなので、実質撤退といってもいいくらい。

「日本一のBOOKOFF」 BOOKOFF町田中央通り店、町田東急ツインズへの移転のお知らせ
http://www.bookoff.co.jp/news/?action=news&news_id=220

23日の閉店までセールがいろいろあるようで、さっそく行ってみた。とりあえず、12日までは100円棚を含む本が30%オフだって。CDが目当てだったので収穫はなかったけど。

ついでにソフマップでゲームを売ってきたり、ユニオンでテクノ漁ったり。ユニオンはいろいろ収穫あった!半年以上ぶりにアナログを買った。懐かしいなこの感覚。

  • Justin Berkovi /Rising The Remixes [Music Man 121]
  • Puente Latino /Unosolo [Random Dynamics 2]
  • Franssen vs Lowdown /Blame It On The Technology EP [Intec 22]
  • Player /7 [Player 7]
  • Player /15 [Player 15]
  • Killian's & Cave /Bodega Latina [Cobra 3]
  • Oliver Ho & James Ruskin /Mutate And Survive [Meta 10]
  • V.A. /23 [Pure Plastic 23]
  • Rue East /Munich Funk [Pornflake 2]

BerkoviのはJoris VoornとChristian Wünschによるリミックス。硬くて良かった。Puente LatinoはDelanoによるリワークも思いっきりテクノ。PlayerとかUserは何番持ってるか覚えてないので見たら買っている。最後のRue Eastはちょいディープめだったな。

ハンズ跡のビルに入った8Fのマンガ専門ジュンク堂でコミックビーム9月号買った。マンガは単行本派の私だけど、ビーム本誌は応援の意味で時々買ってる。前に一度ビーム増刊で読みきり描いた、宮田紘次さんという作家が連載してると知って読んだけど、やっぱり面白かった。ビームは刺々しいマンガが多いので、こういうほのぼの系はいい。絵が好き。

[ 日記 ]

茶箱、壁DJ

遅くなってしまいましたが、先週水曜の茶箱バータイムに遊びに来てくださった方々、ありがとうございました。多少なりとも通常のバー営業に+αで貢献できていたら嬉しいです。日替わり壁DJ企画は、お客さんの新規開拓と、常連さんに飲みに来るきっかけを作るという意味で、すごくいいアイデアだと思います。
茶箱に初めて連れて行った妹も、楽しんでくれていたみたいで良かったです。

自分のパートでは、予告通りリレーションズでかけそびれた曲のほか、CDからもいろいろかけました。やすおさんの曲は新旧合わせて10曲以上使いました。家にCDJないし、一度がっつりミックスしてみたかったので、ああいう場所でかけられて良かったっす。
あと遊びに来てくれてた加賀くんの曲とか、ヨダさんのArtificial Rainbowとか、Ram Jam Worldの"Planet Earth"→Adam F "Music In My Mind"(ひどい)とか、いろいろ普段できないことができました。

自分の曲からは、dpシリーズほぼ全部。2曲だけリマスターしたとはいえ、さすがに茶箱で聴くとバランスが全然ダメで、けっこう落ち込んだ。がんばろー。

機会があれば、また壁DJ挑戦してみたいです。茶箱へのコンタクトは、mixiの茶箱コミュに立っている壁DJトピックを見て、SHAMさんに連絡してみるといいですよ。

余談ですが、リレーションズでエージさんにインタビューした件で、スタパさんが9/8付けのブログ記事でサイトを取り上げてくれました。

スタパブログ: Prophet-5を売ってくれた人
http://bb.watch.impress.co.jp/stapa_blog/archives/2008/09/prophet5.html

10年来のスタパファンとしては感無量!です。

[ 日記 ]

DJ KOJIくんのこと

9月3日、DJ/トラックメーカーのDJ KOJIくんが亡くなりました。
彼は大学のサークルVINYLHOUSEの仲間で、普段私達は本名で呼んでいましたが、ここでは彼のDJとしての活動に敬意を表し、以下、DJネームで表記することにします。

水曜日、バータイム茶箱でのDJの最中に一報を受け、翌日、通夜に行ってきました。
いつもハッピーな記憶しか共有したことのないビニハの面々と、あんなに悲しい席で一緒になるとは思わなかったので、ほとんど現実感がなかった。式の最中だけが猛烈な雷雨で、終わったらウソみたいに止んでいたということも、一因かもしれない。

KOJIくんは、私がほとんど初めて見た「ドラムンベースのDJ」で、当時から鋭いカットインを多用した、つなぎが分からないほどのテクニックを持っていました。間もなくしてスクラッチを練習していると聞き、それも短期間のうちにマスターしてしまったようで、すごく驚いたことを覚えてます(サークルにスクラッチ系のDJはいなかったし)。

その後はドラムン、ブレイクビーツ、ヒップホップを横断するスタイルで、様々なパーティーに出演していました。私は、学内で行われるゲリラ祭と白門祭では毎回のように共演し、学外でもサークル関連のパーティーで一緒になりました。最近のものは、去年2月の10周年パーティーで、これは動画も残っています。

過去のイベントのムービー | VINYLHOUSE.archives
http://www.epxstudio.com/vha/movie/index.html

DJに加え、ここ数年でトラックメイキングを始めて、前述の10周年パーティーのときのコンピにも曲を提供したり、Myspaceにもアップしているようでした。一方、ヘビーシックゼロで自分のパーティーを主宰し、今年の夏には初の野外レイヴをオーガナイズしたばかりでした。

「なんで?」、という思いがどうしても拭えません。

私が知る限り、KOJIくんは、いつも穏やかに笑っている人でした。他の人のいいところを見つけるのが上手かった。私も会うたび、やたら褒められて恐縮した覚えがあります。学年は私より下だったけど、年は一コ上だったんだよね。そういう意味では、ヘンな上下関係もなく、自分としてはあくまで「仲間」という感じがしています。

ただ、興味のあるジャンルが比較的離れていたため、お互いの出演するパーティーに行き来することはありませんでした。とりわけ私が「聴きたい音しか聴きたくない」性分のために、積極的に立ち回ることができなかったことは、後悔といえば後悔です。最近はほとんど会う機会もなくて、去年の白門祭(学祭)イベント以来、今年に入ってからは一度も会っていませんでした。が、ことあるごとに精力的に活動されているという話は聞いていました。相変わらずDJが素晴らしいということも。

私は、どうしてもberlinくんのことを思い出します。
4年前の6月、彼もまた自ら生きることをやめてしまいました。
以下は当時のテキストですが、今もまだ私の考え方とか生き方に大きく作用している出来事ですので、読んでいない方は(無理には薦めませんが)一読をどうぞ。

berlinくんのこと
http://www.epxstudio.com/log/2004_07.html#log1241

私は、挫折こそ数あれど、死にたいと思ったことは28年間一度もありません。基本、メンタルが極端に落ちた経験もありません。その意味で私は、いわゆる心の病を負った人に対して最も鈍感な類の人間であり、彼らがもし共感を求めていたとしたら、私ほど頼ってはいけない人はいないと思います。これは、つくづくそう思います。

しかし、それはそれとしても、精神的に「落ちている」人をサポートするのは簡単ではないと感じています。小説や映画には終わりがあるけれど、実際は「結」のあとに何度も「転」がある。周りの人は、信じては裏切られてを繰り返し、結果、裏切られる形で終わることもある。これは一般論として、衣食住足りていて、家族や友人に恵まれていてさえ、「そういう結論」を下してしまう人はいるわけです。

理不尽というか、他人にとっては不可解としか言いようがないけれど、その人の中において筋が通った結論だとしたら、それも含めて受け入れるべきなのかもしれない、と、今は考えています。もちろん、言うほど簡単なことではありませんが…。

私は自分以外の誰の人生にも責任を負えないし、負いたくないので、今まさに人生を降りようとしている人に対して、易々と「生きろ」とは言えません。
なので言いますが、どうか、「死なないでください」。
その人のためを思って言うのではなく、私自身の希望として、これ以上こんな経験はしたくないと思います。だから、死なないでください。
共感こそできませんが、話を聞くくらいで良ければ、いくらでもできるつもりです。

DJ KOJIくんのことは、私なんかよりももっと近しい人がいるはずなので、いずれ彼のDJとしての足跡が、より詳しいアーカイブとして残されることを期待して、このテキストは以上としたいと思います。
(この件については特にコメントを求めませんので、コメント欄は閉じておきます。)

KOJIくん、お疲れさま。ありがとう。

[ EPX studio ]

本日、茶箱でバーDJ

再掲です。

frontline: 茶箱でバータイムDJします
http://www.epxstudio.com/frontline/2008/08/weekday_bar_time_dj_at_sabaco.html

19時から23時くらいまで、私とunaくんが回します。いつもの踊るっていうんじゃなくて、普通にバーですので、仕事帰りなんかにちょろっと寄ってみてください。

用意しているのは、ちょっとディープめのテックハウスを中心に、ミニマルからハウスまで、友達の曲とか自分の曲とかも多めです。特に自分の曲では懐かしのdpシリーズの一部をリマスターしていて、どこかの時間帯でまとめてかけたいと思ってます。あと、インターミッションにタンゴもちょっとだけ。

ゆっくり話せる感じのBGM選曲に徹しますので、初めての人もお気軽にどうぞー。場所は早稲田です。地図とかお店については前回のエントリを見てください。よろしくです。

[ テクノ ]

YouTubeで聴くハードミニマル

YouTubeをウロウロしてたら、4ヶ月くらい前から、ハードミニマルの名曲を延々と200曲以上アップし続けている人を見つけた。なにこれ超凄いんだけど!なにこれなにこれ。

YouTube - vermin96 さんの動画
http://jp.youtube.com/profile_videos?user=vermin96

12分でわかるハードミニマルなんて聴いてる場合じゃない!チョイスが凄い。派手な盤でも、B2の地味な方を選んでたりして、up主は完全に分かっていらっしゃる。リストの奥のほうまで見ていくとどんどん出てくる。サムネ見てるだけでテンション上がってくる。
たとえばこんなのとか。

こんなのとか。

これも渋い!

YouTubeで共有することの是非はいったん置いとくとして、音質はたかが知れてるわけだし、ちゃんとこの辺のもデータで売って欲しいよね。beatportにないのばっかり!

それにつけても、この人のセレクションは凄い。うちの棚と被りすぎ。結婚して。

同じような感じで、数は少ないけど、この人のもやばい。

YouTube - ageispolis10 さんの動画
http://jp.youtube.com/profile_videos?user=ageispolis10

Monostress Blueいいよねいいよねー。

Author:
R-9 (EPX studio)

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