始めましたっていうか、始めます。
「好きだけど敢えて手をつけなかった」ジャンルというのがいくつかあって、その一つがドラムンだったんだけど、今年から手を出していくことにした。どんどん買っていくしDJもやる。あといろいろ実験して、曲も作れれば。こういうのは先に言ってしまうほうがいい。自分の場合は。。
そもそも、アナログ全盛期は、テクノ全般とちょこっとトランスをかじる程度で精一杯だった。単に経済的な理由もあるし、収納場所の問題もあるし。新しいジャンルを開拓するのって、本来ものすごい金も時間もかかるものだった。
それがダウンロードが主流になって、環境が一変した!さくさく試聴して、気になるアーティストやレーベルでどんどん辿っていけるし、大概myspaceがあるからテキストベースの情報も手に入る。個人的な話をすれば、今年はCDJを買ったので、ダウンロードしてすぐ試してみたりもできる。やっと条件が揃ったって感じ。
私のドラムンベース知識は90年代のLogical Progressionとか、変な話Squarepusherとかで止まっているので、00年代以降の動向はまったく知らない。なので、世の中的にはどういう音があって、自分はそのなかでどういう系の音が好きなのか、探るところから始めた。こういう用途だと今のところ、Beatportが一番使いやすい。音もいいし。
最初とりあえず、Beatportのジャンル別チャートのドラムンTop100を片っ端から聴いた。あんまりシンセがレイヴィーな、おどろおどろしいハードコアなのも自分としてはちょっと違って、逆に歌モノのおしゃれでクールなやつも、たぶん違う。だけど「これはいいかも」っていう音は確かにあって、それに共通する要素を辿っていくうちに、なんとなく探しているものが見えてきた。
どうなんですかね、チャートを聴いてる限りだと、いま流行ってるスタイルってすごいシンプルで、細かく刻んでる感じじゃないような気がする。軽くてソフトなイメージ。私はもっと硬くて粒が細かいのが聴きたいんだけど、そういうのはあんま流行ってないみたい。
そんな中、この曲が異常にかっこよくて鼻血出た。これ!こういうのがもっと聴きたい!
テクノはテクノで続けつつ、今後はドラムンベースも。おすすめあったら教えてください。
実は、YouTubeで最初に西山さんのゴルトベルクのアリアを聴いたとき、あまり好みの演奏じゃなかった。コメント欄でも指摘されているように、テンポ・ルパートを多用した表現がちょっと過剰なところがあって、グールドのように機械的で正確無比な演奏が好まれがちなバッハの鍵盤楽曲に対して、いい意味では挑戦的な感じがして、ずっと引っかかっていた。今回、たまたま比較的地元に近いフィリアホールでコンサートがあると知り、すぐにチケットを取った。
オールバッハ・プログラムで、インヴェンションからの抜粋6曲とイタリア協奏曲、休憩を挟んで、通しでゴルトベルク変奏曲全曲という内容。
ゴルトベルクは、最初に感じていた違和感が徐々に氷解していって、一巡してアリアに戻ってきたときに、すごく腑に落ちたというか、どうしてああいう表現なのかが分かった気がした。とにかく、一般的な演奏でさらっと弾くところを敢えて止めたり、止めるところを繋げて弾いたりという、揺らぎの作り方が独特。第7変奏はほとんど違う曲のように聞こえる"跳ねかた"でびっくりした。
表現の幅が広がるのと引き換えに、バッハの曲の裏側を走っているかっちりしたリズムが揺らいでしまって、(個人的には)速い曲ではしっくりこない所も…。逆に、ゆっくりした曲ではその個性がすごく映えていて感動的だった。13や15はもちろん、他の人の演奏だとわりと退屈になってしまう、長ーい第25変奏とかも素晴らしかった。
チェンバロだと、どうしても去年聴いた曽根麻矢子さんのゴルトベルクと比べてしまうんだけど、西山さんは、激情型の曽根さんの演奏とある意味で対極にあって、ゆったりした雄大な感じ。第16変奏(序曲)の前半や、第30変奏ではその独特なアクセントがすごく効いていて、特に後者は今まで生で聴いた同曲のなかで一番良かった。そして、アリアに戻ってきて、あーこういうことなんだ、っていう。YouTubeであれだけ切り取ってしまうと分からないけど、このバッハもすごくおもしろい!
導入として使われたインヴェンションも同様で、抜粋の順番も含め、解釈の背景にすごく意図が感じられて楽しかった。イタリア協奏曲も良かったけど、今度はフランス組曲とかパルティータも聴きたいなと思ったり。いろいろと新鮮な体験でした。
西山まりえ チェンバロ・リサイタル
2010年2月6日(土)18:00@青葉台フィリアホール
インヴェンションより(BWV772-779)
第7番/第3番/第4番/第1番/第2番/第8番
イタリア協奏曲 BWV971
第1楽章 アレグロ
第2楽章 アンダンテ
第3楽章 プレスト
ゴルトベルク変奏曲 BWV988
アリア
第1変奏~第30変奏
アリア
アンコール:マルチェルロのオーボエ協奏曲(バッハ編曲)BWV974より
第2楽章 アダージョ
iPadいいよね。touch持ってるけど私は買います、これ。
電子書籍とか日本でどの程度環境が整備されるのか(あるいはまったくガラパゴスのままなのか)、全然予想できないけど、個人的にはこれでマンガ読みたい。というか、薦められてて読みたいマンガいろいろあるけど(ジョジョとか)、今から全部揃えるのもスペース的にとか、すぐ日焼けして劣化するしとか、いろいろ考えると絶対データのほうがいい。
それこそ、コミケとかコミティアみたいな同人誌即売会は劇的に変わると思う。特にコミティアは、地理的な制約で年4回参加できないサークルもいっぱいあるし、ものすごい時間と金かけて本作って、延々と赤字で回していくとかほんと報われないよね。そういう層の参入がどれだけ自由化されるのかも見えてないけど、安倍さん みたいな活動家が先陣切って道を作っていくんだろう、きっと。
アナログからデジタルへ、っていう意味では、DJほど身をもってこの価値観の転換の現場に立ち会った人々はいないと思う。たった数年でレコードが変えなくなって、クラブからタンテが消えて、レコ屋がガンガン閉店するってないでしょ。
だから個人的には、一般に言われてるよりもずっと早いスピードで、電子書籍が一般的になるような予感がしている。でやっぱ、その波が真っ先に来るのって同人業界のような気がする。即売会はどうなるんだろうね。
とりあえず、当面はコミティア参加が続きます。2月14日のコミティア91 は、に35a「B2B」 で。私はまだ確認してないけど、今回のティアズマガジンのPush&Reviewのコーナーで、うちのサークルの宮田くんの本が取り上げられているはずです。
奇数月のお楽しみ、町田AtoZの「tektek」に遊びに行ってきました。前回、第40回のときは急用で行けなくなってしまったため、9月 ぶり。相変わらず終始ハッピーなパーティーで楽しかった!
今回はなんといっても、写真のSagae+kawakamiライブでしょ。元Persistenceの寒河江さんとasagaoaudio川上くんによる暗黒兄弟ユニット。DJ-2000を挟んで、それぞれのPCとUC-33eをコントロールしつつ、抜き差しやエフェクトのかけ方も息ぴったりで、素晴らしかった。お互いに遠慮がなく、抜き身の鈍器で殴りあうみたいなガチのバトルだった。ちょっと歴史的な瞬間に立ち会ったかも、って感じでした。オランダのAwakeningsは早くDualtekに次いで彼らを呼ぶべき!
Beppuさんはハードダンス/テックダンス全開DJでかっこ良かったです。意外と私の周りではああいうタイプのDJは居なかったかも。かっちりした重いビートと疾走感が熱い!前のKNGさんが、"Kernkraft 400"っぽいベースのトラックを使っていて、それを踏まえて、いいところで重ねてくるあたりとか、Cueボタンを叩いてクロスフェーダーでがしがしカットインしてくるテクニックとか、すごかったです。やっぱり"Airport "いいなぁ、、買おうかな。
レジデント陣も普段どおりのパフォーマンスで、ばっちり楽しませてもらいました。今回はここうさんとtakaukeくんも遊びに来ていて、今後ますます早稲田と町田が近くなるといいなぁ、とか。いろんな出会いを生む可能性を考えてパーティー企画したいですねー、みたいな話を朝方のジョナサンでしたり。
ageHaでLuke Slater招いてCLASHとか、amateラストのREBOOTがあったりとか、裏でいろいろ重なっていたみたいだったけど、素直に遊びに行って良かった。お疲れさまでした!