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TrackitdownとJuno Download

テクノ2009-01-25 16:05

ってわけでBeatportだけでは物足りなくなってきたので、早速、比較的評価の高いTrackitdownと、ユーザーの多いJuno Downloadのアカウントを取って、いろいろ試してみた。
ちなみに、以前KINGBEATのアカウントも持っていたけど、運営からのメールが鬱陶しいうえに解除できないみたいだったので、3ヶ月ほどで退会してしまった。あと、hrfq.comは今年1月10日をもって閉鎖されてたりなんかして、このあたりのショップも、ある程度ふるいにかけられる時期に差し掛かってるのかな、と思ったり。

さて、Trackitdown(TID)はヨーロッパを中心に人気があるというダウンロードストア。

Trackitdown - Dance Music MP3/WAV/Merchandise Distribution Centre
http://www.trackitdown.net/

ざっと見たところ(後述するJunoとも比較した上で)、特徴的なのは下記の点です。

  • 5段階のレーティング機能
  • プレイリスト
  • 曲を取り置きできる"Saved Tracks"機能(Beatportの"Hold Bin")
  • 公開プレイリスト貼り付けモジュール
  • 初回10ポンド以上購入すると5曲無料

まず、アカウント作成時に住所の入力を求められる。追々カード情報を預けることになるので順序は大差ないけど、ここで退いてしまう人はいるかも。

インターフェースはBeatportのようなフルFlashとは違い、FlashとAjaxをうまく取り入れている感じ。特に、タブ切り替えやページネートの部分についてはあらゆる動作がスマート!
リニューアルしたBeatportで初めて採用されたプレイリスト機能と取り置き機能も、TIDにはとっくに実装されていたみたい。全然知らなかった。使い勝手に関しても、TIDの方に一日の長があると感じた。
試聴機となるプレイヤーはすごく優秀で、ページ移動のあとも引き続き同じ位置から曲を再生してくれたりとか、スクロールしてもくっついてきたりとか、いちいちよく出来ている。ただ、Junoのように別ウィンドウで出てきてくれても、利便性はそんなに変わらないかも。

かなり面白いのが、YouTubeに似たレーティング機能。曲を買わないまでも、試聴した人が評価して、それを共有できる仕組みは他のショップにも必要だと思う。何人が評価した、という情報も合わせて表示されるので、その曲がどれくらいメジャー/マイナーなのかも分かる。いい曲なのに評価数が少なかったら、積極的に評価したくなる。
さらに、このレーティングの動向をベースにしたパーソナル・レコメンド機能もあるのがすごい。これは、お気に入りレーベルやアーティストをベースにした通常のお薦めリストと別個に、"RECOMMENDATIONS BASED ON YOUR TRACK RATINGS"として自動的にリストアップされるもの。そこそこ的を射たチョイスをしてくるので、使えそう。

公開プレイリスト(Public Playlist)は、BeatportでいうBeatport Playerのもっと自由度の高いもので、好きなトラックを選んで外部ページに貼り付けることができるFlashのプレイヤー。3種類のサイズが提供されているので、好きなものをって感じで。

一方、Juno Downloadは日本語版も提供されていて、国内でもユーザーが多いと思われる老舗ストアJuno Recordsのダウンロード版。

Dance mp3 & WAVs: over 800,000 dance music tracks at Juno Download - Juno Download
http://www.junodownload.com/

特徴的なのは下記の点。

  • 安い
  • 品揃えが豊富
  • 静的なDJチャートページ作成
  • 買い物カート内ファイルの全再生

サイト自体は、リキッドレイアウトな上にごちゃっとしていて、とっつきにくい。ただ、安さと品揃えにかけてはTIDよりもJunoに分があると思った。
今日現在(どちらもUKポンドベースなので変動するものとして)、320kのmp3だとTIDが$2.03なのに対し、Junoは$1.55が標準。Beatportが旧作$1.49であることを考えると、価格だけで見ればTIDは若干割高になるみたい。

品揃えは一長一短なところもあるけれど、Playerなど旧作が充実している(こともある)TIDに比べて、新譜に関してはJunoのほうが幅広くて取り扱いも早い。特にCoaxialAudioworxのように、新参優良レーベルのなかにはJunoでしか買えないものも多くある、ってことが分かった。

Junoの面白いところはDJチャート作成機能で、アカウントを持っていればトラックの横にあるハートマークをクリックするとチャートに投入することができて、チャートエディターで順位を編集して"PUBLISH CHART"を押せば、ユニークな静的ページを作成することができる。
この機能、個人的にはBeatportにずーっと欲しかった(けど未だ実装されていない)機能の一つで、そのうちぜひ試してみたい!「有名DJの今月のチャート」とかもういいから、身近ないろんな友達のチャートが見たい。

総合すると、検索やレコメンド機能など、曲を探すプロセスについてはTrackitdownがかなり有用で、でもいざ買うとなったらJunoのほうがちょっと安い、という感じ。実際にどこで買うかは、品揃えやタイミングなんかによってケースバイケースだと思うので、それぞれアカウントを持っていて損はないと思う。

いずれにしても、まだBeatportで扱っていない、若くて勢いのあるレーベルがいっぱいあるというのは、実感としてよく分かった。Ground EffectとかDamaged Traxとか、今回初めて知った。Beatportがカバーできているのは、新譜ですらも本当に、ほんの一部!

ってところで、もう少しカートを整理したらダウンロード&レビューしたいと思います。

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