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2008年の引用リブログ10選

Web2008-12-28 15:25

常々気になったページはdeliciousでブックマークするようにしてるんだけど、特にスクラップしておきたいような一節は、Tumblrでリブログするようにしてます。ダッシュボードの"All Posts"から自分の引用(Quotes)だけソートすることができるので、今年のアタマくらいまで遡りつつ、面白かった引用を10本ほど抽出してみました。

もっと全力で無駄な時間を過ごさないと面白いラジオが出来ないことに気づいた
そういう事をやっていくと、また面白いしゃべりがより出来るようになるんじゃないか
まずは月曜のラジオをすっごい面白いのにしてやる、すっごい面白いのにしてやる
http://epxstudio.tumblr.com/post/32290470

これは、伊集院が日曜昼の番組を3月いっぱいで辞める理由として語った内容。前半まじめに話しかけたのに照れだして、結果熱くなってるところが良かった。深夜は相変わらず面白いです。

「私よく変わってるって言われるんだよねー」という女子はかなり高い確率で変わっていないが、「オレ終わってるよな」という男子はかなり高い確率で本当に終わっている。
http://epxstudio.tumblr.com/post/33224732

流行りのTwitter名言を引き合いに出すまでもなく、Twitterのつぶやきの山には名言が埋もれている。

「今なにしてる?」「お前なにやってんの?」「そんなことしてる場合なの?」「他にやることないの?」
http://epxstudio.tumblr.com/post/35223442

Twitterにちゃんとここまで書いてあれば、愚痴だけのポストとかすごい減ると思うんだけど。

ちなみに、ハードオフ売りに行くとき、メシでも食おうと母親も一緒に行ったんだけど、楽器コーナーぶらりと見るなり、
母「あら、これは、DX7だねー。うちにあるのと同じ?」
僕「これは、うちのより低いランクのやつ。(DX7sです)」
母「あ、こっちのDX7は古いねぇー。」
僕「これは、初代DX7だよ。」
僕「(中古のEOS B-500を指差し)ねぇ、これこれ」
母「懐かしいねぇ。イオス。どれどれ7000円か。」

母のクチから「DX7」と言わせてしまったのには、正直ドキっとした。俺ってば、親不孝だなぁー、って思った。
別にうちの母親は、曲作りするわけでもなく、シンセをいじるわけでもない。なのにも関わらず、いつしか「DX7」という言葉が知識として蓄えられていたのだ。

母親に、もう機械は要らないのかい?と聞かれたので、
「今は機械は要らないんだよ、パソコンの中に全部シンセは入ってしまったんだよ。もう今の若い子とかはパソコンだけで作るんだよ。」っていう事を伝えた。

これで僕が母親に機材の話をするのは最後だと思う。

部屋に物理的に物体として存在したからこそ、母親も、シンセというモノを認知せざるを得なかったと思うのだが、もうPCの中に入ってしまった今、その存在を知る由も無いと思う。

こうして、時代は変わっていくのだな…。

さらば。
ありがとう。
http://epxstudio.tumblr.com/post/36829603

misutraxさんのブログからの引用。すごく印象的なワンシーン。時代を象徴する場面のひとつだと思いました。

要するに、テレビは死んだのだ。今いちばん新しくて面白い演出とは、30年以上も前からテレビに出ている、明石家さんまというただしゃべっているだけで面白い人間に、延々と自由にしゃべらせることだったのだから。さんまやたけしには後継者がいない。テレビの化身である彼らの引退とともに、私たちが愛した「テレビ的なノリ」としてのテレビ文化は静かにその幕を閉じるはずだ。フジテレビが満を持して送り出した27時間テレビは、逆説的にそのことをはっきりと印象づけた。

この番組は面白い。でも、この番組がいちばん面白いようなら、テレビはもう終わりだ。 http://epxstudio.tumblr.com/post/44661604

今年のTVお笑い界最大のトピックは、間違いなく27時間テレビだったと思う。

ハードウェアの魅力をソフトウェアで半減させるのが Sonyの特徴です
http://epxstudio.tumblr.com/post/45741456

前からずっと思ってたけど、こないだMedia Manager for PSPの最新版にアップデートしたとき、久しぶりにつくづく実感した。

「最近のアニメっていうのは、絵が物語を語るための紙芝居のように見えてしまう。極論しちゃうと、絵の力を信じていないのかなって。自分はやっぱり絵が好きなので、絵で表現できることを追求してみたかった」

「物語そのものを語るのではなく、枝葉によって幹の存在を感じてもらいたいというのは、これまでもずっと自分の中で一貫してきたものだった。よく言うんだけど、ガンダムの世界でも田舎の片隅でお茶をすすっている老夫婦はいるはずで、自分が興味を持ってしまうのはそういう老夫婦のほうなんです。それを丁寧に描くことで、その背後にある物語や世界を感じてもらうこともできるんじゃないかって」
http://epxstudio.tumblr.com/post/51562101

4℃の新作『次元爆弾』に関する森本晃司へのインタビューからの一節。アニメは最近めっきり見てないので、前半の部分はともかく、後半にすごく共感した。

Commented by さわた at 2008-08-14 06:57
頑張っても頑張っても評価されない。
小さなシーンで活躍して「世界で活躍するアーティスト」なんて呼ばれても
一般的には誰も知らない、影響しない、必要とされない。
ゴミみたいなハウスが売れるのを尻目に
全身全霊で打ち込むトラック
薄いリアクション
そのうち心も体も衰えて
地獄の道を突き進むITOHさん
本当に敬服致します。
でもあなたのやっていることは
穴の開いたバケツで水を汲むようなことだと思いませんか?

Commented by wols_takaakiitoh at 2008-09-09 12:58
かなり汲みまくってますね
http://epxstudio.tumblr.com/post/56554788

仙台をベースに活動するテクノDJ、Takaaki Itohさんのブログのコメント欄より。これはぜひソースを見に行ってください。スパムコメントの果てに突然現れる、持ち上げてるんだか何だかよくわからないファンレター、それに対するイトウさんのドライな返し!いまだに電車の中とかで思い出すとじわじわくる。

物語で主人公を動かしたいなら主人公から何かを奪えばいい。
彼はそれを求めて世界をさまようから。
http://epxstudio.tumblr.com/post/61171955

いつも詰まってしまう物語作りのヒント。

俺派遣でライン組み立てやってたけど
今月急に解雇告げられた
住む家もなくてヤングハローワークってとこに行って来て
そこで適職診断ってのをやったんだけど
好奇心旺盛なあなたは宇宙飛行士に向いています
って結果が出て、もうどうしていいかわからん
http://epxstudio.tumblr.com/post/65699988

事実かどうかはともかく、シュールは往々にして日常に転がっていたりする。喜怒哀楽のどれともつかない感じがいい。この絶望的なオチに対して、「もうどうしていいかわからん」という投げやりな感想は、ある意味でポジティブで好き。

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