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AFTER FREEDOMMUNE +1@eleven

テクノ2012-08-20 17:47

先の金曜日のことですが、FREEDOMMUNE ZEROのアフターパーティーがあるというので行ってきました。場所はelevenで、出演はGONNOさん、DVS1、Heiko Laux。幕張では、とにかくDVS1のDJが素晴らしかったので、ぜひハコで聴きたいと思い。

終電で出かけて、着いたら1時でちょうどHeiko Lauxが始まるところでした。幕張では淡々とミックスしていた印象のHeikoですが、この日は結構ノリノリで、緩急織り交ぜつつ、幅広く奥深い選曲でした。といっても、昔のKanzleramtとかOffshore Funkみたいなキレイ系はほとんどなく、モノトーンなテクノ中心で。

2時間ほどプレイしてDVS1と交代。序盤からゴリゴリのダーク系ハードミニマルで圧倒されました。低域がサブベースで隙間なく埋まって、高いところでは常に16分でハイハットが鳴ってて、ライドが抜き差しされるあの懐かしい感じ。フロアも暗くて、がっつりハマれて最高の環境でした。
DVS1はほんとに、昔ながらのテクニックのあるテクノDJって感じでしたね。EQでキックを抜き差しするんだけど、そのタイミングが敢えてジャストじゃないというか、体に忠実な感覚で。ここで欲しいってところに、ドンって来る感じ。頭で考えてああいうミックスはできなくて、経験に基づく感覚がなせる業というか。

5時過ぎたくらいからディープめのトラックが増えてきて、彼のプロダクションに近い感じの音になっていました。前半がハードだったため、6時過ぎるともう消耗戦で、体力の限界を超えて取りつかれた人だけがフロアに残っていくという。私は6時半で離脱しましたが、結局8時までの5時間セットだったそうで。

いろんな意味で、全盛期のマニアックを彷彿とさせる雰囲気でした。フロアは一体感というより、客がそれぞれバラバラにハマっているから、ブレイクとかじゃない謎のタイミングで奇声が上がったりするんですよね。真っ暗だし。テクノが戻ってきたと実感した一夜でした。

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