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[ 漫画 ]

コミティア84に参加します

来る5月5日(月・祝)、有明は東京ビッグサイトの「コミティア」にサークル参加します。

COMITIA
http://www.comitia.co.jp/

スペース:う04a
サークル名:B2B
ジャンル:少年

全然進んでなくて告知どころじゃないです。が!出るからには何か作ります。
よろしくです。

[ 旅行 ]

垂直パノラマ写真

Bondi

flickrに、カメラを横に構えて撮った写真を集めたセット"Vertical Sydney"を作りました。垂直方向のパノラマ写真。普通の写真と並べると扱いに困りがちだけど、こういうものだけ集めると面白いかもしれない。

今までの写真にも、すべてコメントを追加しました。

Sydney, 2008 - a set on Flickr
http://www.flickr.com/photos/epxstudio/sets/72157604629849290/detail/

ちなみに、英語で「横長」はlandscape、「縦長」はportraitというそうです。

[ テクノ ]

160、お疲れさまでした

ありがとうございました!
PCDJセットでは好き勝手させていただき、とても楽しかったです。敬意を込めてネタ元を列記しておきますので、参考にしてください。何かの。だいたいかけた順です。

  • レイディアントシルバーガン
  • グラディウス
  • ネメシス
  • R-TYPE
  • ソルジャーブレイド
  • ドラクエ2~4
  • FF1~7
  • ワイワイワールド2(ドラキュラ2ネタ)
  • 月風魔伝
  • カエルの為に鐘は鳴る
  • タクティクスオウガ
  • 聖剣伝説2
  • ロックマン2
  • スーパーマリオワールド

個人的には、今回はドラキュラ2の「血の涙」が使えたので満足です。ワイワイワールド聴いてて急に思い出した(月風魔伝も)。カエルの為に~、は、とたけけこと戸高さんの若き日の名作なので、これはもう、やってください。サントラ出てないし。フィールド、ラストバトル、エンディングを使いました。オウガも3曲かけたかな。ドラクエとFFは例によって詰め込みすぎて何がなんだか。。ほぼ、メドレーでした。

声をかけていただいたmarixさん、LZDさんに感謝です。DieさんのDJが超楽しかった!最後の最後にあんな展開になるとは。B2Bでかけた一枚はSven Wittekindの"Headnut EP" [Kne'Deep 25]でした。使うとこないと思ったけど、持っていってよかった。

[ EPX studio ]

再掲:160に出演します

今週土曜日のため再告知です。

frontline: 160に出演します
http://www.epxstudio.com/frontline/2008/03/160_coming_on_april_26th.html

早稲田茶箱でのテクノパーティー、「160」にゲスト出演します。私はレコードで40分、PCDJで30分、の2セットです。レコードのほうは、Presenceで自重している派手めのハードテクノをかけようかなぁ。もちろん流れ次第ですけど。

フライヤーではライブとなっていますが、bitcoreでおなじみのゲームネタPCDJセットです。30分の短縮版なので、自分の曲も半分くらいはかけたいと思ってます、が、久しぶりなのでどうなるか分かりません。
今日は黙々と仕込みしてました。Winampで再生したnsfファイルをサンプリングして、トランケートして、Acidでハードミニマルとミックスしてみる、というのを延々と。楽しすぎてなかなか進まない。やばい。あとは練習あるのみです。

[ 旅行 ]

海外旅行にいくらかかったか

旅行に行く前、費用のイメージが全然沸かなかった。旅行会社の資料はピンキリだし(そもそもツアーじゃないし)、もちろん友達なんかの話は聞いてはいたけれど、実際自分が行くとなると、条件によってまた色々違ってくるんだろうし。ということで、最終的にどのくらいの費用がかかったのか、ということを、一例としてまとめておきます。
今回の旅行の要件は以下の通り。

  • シドニー市内10泊11日、ほか機中2泊で全13日間の日程
  • 4月前半(つまりオフシーズン)
  • 一人旅
  • ホテルは中クラス
  • 現地では一切節約しない(ケチらない)
  • 大雑把な予算は30万前後

先に結論を書いてしまいますが、27万円とちょっとでした。この他に、パスポート(10年用)、ビザ申請に¥18,000、バッグや服、ガイド本など事前に用意したものを加えると、30万ちょいといったところです。イメージできなかったわりには、だいたい予算通りの結果になりました。
次に、内訳と補足を書いていきます。
※オーストラリアドルはざっくりA$1=97円換算としています。また、文中の$はすべてA$です。

往復航空券(燃油サーチャージ、税込み) ¥88,280
これは格安だった。シドニー空港で他の人と話したときも、かなり安いと言われた。カンタス航空の期間限定オンライン予約キャンペーンを利用しました。シドニー往復では、底値に近いと思います。
宿泊費(計10泊) ¥101,400
2箇所に泊まって、どちらもシングルのエンスイート(シャワー・トイレ付き)。前半が$92、後半が$109(週末は$20アップ)の部屋でした。シティで交通の便が良いところとなると、価格帯はだいたいこのあたりのようです。バストイレ共同だと$60、ドミトリー(相部屋)だと$30くらいからあるみたいだけど、今回は寝泊りで変に不便な思いをしたくないという観点から、このクラスにしました。ちなみに、booking.comでのオンライン予約にあたって、手数料などはありませんでした。予約トラブルもなかったし、便利!
交通費(国内) ¥5,900
主に成田までの往復2時間の高速バス代。家の近くからバスが出ていて、とても便利でした。チケットもコンビニで買えた。電車の倍近くかかるけど、トランク引っ張って、電車乗り継いで、とか、考えただけでもしんどい。
交通費(現地) ¥7,900
タクシーは使ってません。(節約目的ではなく)街に慣れるつもりで、かなりの距離を歩いたので、普通はもっとかかると思います。内訳は電車(シティレール)、トラム(ライトレール)、フェリー、モノレール。電車は東京の地下鉄初乗りより高いけど、往復(リターン)割引が大きいので、トータルではそんなにいかなかった。
施設入場料等  ¥9,400
水族館、動物園、シドニータワーの合計。シドニーは現代美術館、王立植物園、海事博物館なんかは入場無料なので、この程度です。ちなみに、シドニータワーはOzTrekという体感アトラクションとの抱き合わせで$25。結構激しく揺れて面白かった。
食費 ¥24,400
あんま食べてない。初日にコンビニでシリアルと牛乳を買い置きして、部屋で腹減ったら食べたりとかしてたけど、基本的には昼と夜の2食でした。ジャンクフードがどれも安くてボリュームがあるので、食べるものには困らなかった。まずいものは、あんまりないし。
雑費(通信費、ランドリー費、両替手数料等) ¥4,100
ホテルでのネット接続料がほとんど。どちらのホテルもレセプションでログインIDとパスワードの書かれたチケットを買って、所定の時間ぶん接続できるという方式。セルフサービスのランドリーは洗濯、乾燥が各$3、レセプションで買う洗剤(2回分)が$2.50でした。洗剤、2回分も要らないので半分使ってランドリールームに置いてきた。
お土産代 ¥34,000
家族用に食料品とかをけっこう買い込んだので、そこそこかかった。ただ、最後の2日間は、手持ちの現地通貨をむりやり使い切ったようなところがあるので、減らそうと思えば減らせたけれど。

事前に用意した$1,000のトラベラーズチェックは、$200余りました。カードもあったので、次回はもっと少なくてもいいなぁ、という印象。

以上の通り、ホテルをバストイレ共同にして、お土産代を減らせば、20万そこそこでも行けるような気がします。もっとも、シドニーだけに11日間も滞在するような旅行なんてまずないとは思いますが。。なにかの参考になれば嬉しいです。

[ 日記 ]

日常に戻った

帰国後、さっそく何事もなかったかのように出かけたり遊んだりしているので、そのあたりの日記です。旅行の話はもうちょっと書きたいことがあるので、そっちは後日。

木曜の午前中に帰宅し、その日は休んで、明けて金曜の午後に町田に出かけた。ユニオンの100円棚がまた充実していて、いろいろ買ってしまった。

  • Surgeon /Balance Remakes [Tresor 95]
  • Ben Sims /Manipulated Remixes [Primate 50]
  • DJ Misjah /Dragonfly EP [ReRun 10]
  • DJ Misjah /Look At Me [ReRun 16]
  • Alexander Kowalski /Echoes [Kanzleramt 53]
  • Heiko Laux /Ornaments [Kanzleramt 69]
  • Steve Rachmad /Sinosphere [Sino 3]
  • Cee-Jay /The Ravesignal [R&S 912]
  • Ian O'Brien /Heartstrings [Peacefrog 93]
  • Ian O'Brien /That Was Now [Pacific 16]
  • Steve Bug /A Night Like This [Poker Flat 12]
  • Fumiya Tanaka /Floor.People.Tension.EP [Torema 23]
  • Alex Romano /Penetration [Rootz 1]
  • Basement Jaxx /Remedy [XL Recordings LP129]

今更みたいな名盤が多数…、持ってなかったんだもん。と言いつつボーランドのRavesignalは初でした。かっこいい。念のため06年の再発盤です。Sinoは当時全然買ってなかったので、最近集め始めて、あ~これかぁって曲がちらほら。そしてBasement Jaxxの"Red Alert"が超懐かしい。今になってアナログで買うと思わなかった。

ヨドバシに寄って、「マリオカートWii」をゲット。さっそくここ何日かでやってますが、例のバカっぽい付属ハンドルが意外としっくりきて、面白いです。Wi-Fi対戦が本当に、不気味なくらいラグがなく快適で、熱い。DS版と違ってメンバーがどんどん補充されるのがいいね。ソロでは、とりあえず50ccコンプしてスタッフロール見ました。
フレンドコードは0473-8027-1283です。機会があればぜひ。

Wiiといえば、同じ日にクラブニンテンドーのプラチナ特典であるところのSFC型クラシックコントローラーが届いたんだけど、箱のデザインからしてまんまスーファミでぐっときた。コントローラー自体も、スーファミそのもの!任天堂はファミコンカラーのGBA SPだとか、microだとか、こういう自社製品ファンを逃がさない演出が徹底していて凄い。

金曜の夜は、久しぶりの三軒茶屋DUNEでYasuo Sato先生主催による新パーティー"Slow Days"に遊びに行った。今回はmyspace繋がりで、面識のないトラックメーカーが多数参加されていて、とても刺激になりました。RS7000、ESX、Nord Modularを駆使したRhythm Droidさんのオールハードウェアライブセットが圧巻!WIRE99のマイクヴァンダイクを髣髴とさせる動きといい、Spirit Catcherばりのファンキーなベースラインといい、面白かったです。モチベーション上がりまくり。

土曜夜は、中大ビニールハウスの巨匠、TOMO-ARCHITECTURE氏の生誕30周年ギグ@渋谷パセラ!めちゃめちゃ楽しかった。シドニーに居たとき、街角のバーで地元の若者が友達同士ワイワイやってるのを、いいなぁと思いつつと眺めていたのを思い出したりしました。

[ 旅行 ]

シドニー11日目、帰国

すでに帰国して、いつもの自分の部屋でこれを書いているので、オチ的には無事帰れましたという話なのですが、せっかくなので最後までレポートします。

最終日、荷造りを済ませ、予定通り11時にチェックアウト。21:55発の飛行機まで時間があるので、さらにお土産を探しつつ、もろもろしばらくは見納めのつもりで、再びシティに向かうことにした。
Darling HarbourからCity Centralまで、モノレールに乗った。モノレールの高架下は何度となくくぐって歩いたけと、乗るのは初めて。ライトレール(トラム)と一部路線も被ってるし、交通手段としての実用性は微妙だけれど、観光としては楽しめました。

Pitt St.を北上して、Circular Quayへ。ここには、着いた初日を含め、もう何度も何度も通ったなぁ。ハーバーブリッジやオペラハウスを間近で見るときも、フェリーでタロンガ動物園やManlyに行くときにも。現代美術館の先、外国船旅客ターミナルに、大型船(ピースボートの船)が停泊しているのを初めて見た。デカイ。シドニーコーブでよく見るなかでは比較的大型のCaptain Cook Cruisesの船が、オモチャみたいに見えた。

ワーフ2の売店でミートパイを買ったら、まずかった!オーストラリアで食べたものは、(wagamamaラーメンを含め)総じて割り切ればおいしいものばかりだったけど、これだけは塩がきつい以上の何かがあった。空腹にまかせて完食しといて、なんですが。

George St.沿いの、ゴシックな店構えでかっこいいVirgin Megastoreに寄り道しつつ、またひたすら歩いて、フィッシュマーケットのカフェで時間潰し。16時ごろ、ホテルで荷物をピックアップして、ライトレールでCentralへとんぼ返り、そのまま空港のInternational駅まで、10分そこそこ。空港近いっていいな。

結局、フライトの5時間前とかに着いてしまって、最後の最後に時間を持て余した。せっかくなので、キャッシュを使い切るつもりで駆け込みでお土産をいくつか。今回の旅行でかかった費用については後日別に記事を立てるつもりですが、2度に分けて現金化したA$800のT/Cは、ほぼ使い切りました。残りを円にするとレートは何が適用されるんだろ。

シドニーでは手荷物のX線検査もなく(いいのかなぁ)、出国手続きはあっさり完了。ほんとに、大きいトラブルらしいトラブルは何もなく、今朝、帰国しました。

取り急ぎご報告まで。

[ 旅行 ]

シドニー10日目

シドニーでの最後の夜になりました。今日は、シドニータワーへ登ってきた。

11時前に部屋を出る。フィッシュマーケットで生牡蠣を3つだけ買って、付いてくるレモンを絞って食べる。これも、シドニーに居たときの懐かしの味!ずーっと食べたかったものが食べられて、満足。ちなみに基本ダース売りのところを、3つ$4.50にしてもらった。

そのままPyrmont Bridge Rd.を直進して、橋を渡ると、タウンホールの北側のMarket St.に出る。ここは、Glebeをはじめとする西の住宅街からシティへ出る通勤ルートになっているらしい。さらに進むと、左側にシドニータワー。

シドニータワーの展望台は、併設されている体感アトラクションOzTrekが込みのチケットで$25。このご時勢なので、エレベーターに乗る前に空港ばりのセキュリティチェックがある!一人ずつ写真まで撮られる。
展望フロアまで上がり、10日間歩き倒した町並みを、地上305mから眺めた。通りの一つ一つまで分かって、感慨深い。余談だけど、こっちに来てからの10日間、合計で18万歩、距離に換算して98km歩いた。毎日毎日歩いた。書き込んだ地図はもう、ボロボロ。

タワーのカフェで一息ついてから、お土産屋巡りに出る。お土産のジレンマってのがあって、実用的なものをもらうと嫌でも使わなきゃいけない感じになるし、実用的でないものは、そもそも要らない!
というわけで、タウンホールの近くのWoolworthsやColesに出向いて、食べ物系を物色してみた。それから、QVBに入ってるABC(国営放送)のショップで、CD買ったりとか。全然試聴してないけど、ディジェリドゥのやつ、サンプリングできそうだったらラッキーかな。

ひとしきりウロウロしたあと、Harboursideの屋外にある、ミートパイ専門のカフェで夕飯。100%オージービーフのミートパイとチップス、サラダ、お茶で$21.50。フェリーの売店で買ったジャンクなミートパイもいいけど、こういうところのも悪くない。
18時を前にして、どんどん日が暮れていく。さすがに肌寒い。

荷物が重いので、帰りは歩きを諦めて、Conventionの駅からライトレールでGlebeに戻る。会社帰りの通勤客がけっこう乗っていました。

さて明日は、11時に部屋をチェックアウトして、手荷物だけ預けて最後の散策、夕方には空港に向かって、21:55発の飛行機で帰国します。

[ 旅行 ]

いつか帰るところ

タイトルはFF9のサントラより。今回の旅は、基本的に(iPodの充電用USBケーブルを忘れたせいで)音楽のない旅だったんだけど、気分としてはFF9の曲が合うと思っている。というのは、撮った写真やムービーを整理していて、頭のなかでフィールドの「あの丘を越えて」が流れる。このへんは、分かる人だけ分かってくれれば、いいです。
閑話休題。

さて、いつか帰るのが旅、と誰かが言ったとか言わないとか。なんだかんだと、毎日欠かさずリアルタイムに日記を残してきましたが、明日夜の飛行機で帰ります。初日こそナーバスだったものの、振り返ってみればあっという間。こまごま反芻するのは、帰国後の楽しみにとっておきたいので、ここではしません。

今回は、昔住んでいたはずのところに16年ぶりに行ってみる、という目的で、とりあえず仕事を辞め、とりあえず現地での11日間を確保し、とりあえず一人で来てみた、というのがいきさつです。そして今また、再び荷物をまとめながら、自分が帰るのは横浜なのか、シドニーなのか、成田を発つときとはまた違った意味で複雑な気分になっています。

出発前のエントリーで、シドニーは異郷なのか故郷なのか、というようなことを書いたわけですが、これについては、異郷だったと答えられます。右を見ても左を見ても知らない人だし、異国語や異文化に翻弄されまくったし、そういう中でアイデンティティの危機(大げさ!)にも出会った。自分のホームはやっぱり日本なんだ、と思いました。

それでも、シドニーでの生活のなかで、忘れていたものがいっぱい出てきた。一つ一つはささいなものだったりもするけれど、匂い、味、名前、看板、道路標識、パッケージ、とかなんとか。そして、なにをおいても地元Turramurraの風景。

オーストラリアには、白人が来る前のアボリジニの時代についてdream timeという言葉があるけれど、自分にとってのシドニー生活の記憶というのもまさにそれ、です。全くアウェイの土地を歩いているようでいて、確かに自分が住んでいたらしい証拠もあって、というのは、現実と夢の境界に立っているような、不思議な感覚でした。

これって16年経った今じゃないとできない旅だったし、たぶん、一人じゃないと経験できないことだった。シドニーは自分にとって、故郷ではないかもしれないけど、いつか帰るはずのところだったんだと、思う。それでいて、今回に限らず、なんというか、これからも節々のタイミングで帰ってこなきゃいけないところのような気がしている。
言葉がもうちょっと分かるようになったら、住むのも悪くない?かなぁ。

なんていうことを、漠然と思った、というのを、覚え書きしておきます。

[ 旅行 ]

シドニー9日目

ホテルのネットが不調。昨日から急に重くなって、flickrに写真もアップできない状態なので、今日も写真なしです。後日まとめて上げたいと思います。

89年から92年まで住んでいた、シドニー郊外のTurramurra(タラマラ)に行ってきました。いきなり英語っぽくない綴りなのは、アボリジニ起源の地名だから。地理的な情報はWikipediaに詳しいですが、シティの北西15km、Central駅から電車で3、40分のところにあります。

シドニーに来てすぐ行っても良かったんだけど、行ったらそこで目的を達成したような気分になってしまって、そのあと楽しめる自信がなかったので、後回しにしていました。結果的には、これは正解だったと思う。16年がかりの旅も、いよいよクライマックス。

CentralからTurramurraまではreturn(往復)で$6.40。16番ホームからHornsby行きの乗り慣れたダブルデッカーの2階に座って、ぼーっと車窓を眺める。スターギター状態。ハーバーブリッジを渡って、North Sydney、Chatswood、Gordon。Centralからは15駅目。

Turramurraで降りると、駅の感じは・・・なんとなく覚えていた。といっても、住んでたときはほとんど電車なんか乗らなかったので、こんなだっけかなぁ、という程度だけれど。シティの駅と違って改札なんかなくて、駅員もいない!

まずは、最初に住んでいた家に向かった。昔は車でしか移動したことがなく、土地勘が全然ないので、予め印刷していったGoogle Mapsの地図だけが頼り。一歩角を折れると、鬱蒼としたブッシュが広がり、激しく起伏する道を乗り越えて辿り着いた、Denman St.。
ここは、全く変わってなかった!もう、ほんとに、20年近く昔にタイムスリップしたかように、少しも変わってない。

といっても、今は住んでいる人がいるので、あまりジロジロ見たり写真を撮りまくったりするわけにもいかず、感慨に浸る間もなくその場をあとにした。家の中とかも、見てみたくないわけではないけど、、でも、もう十分。ちょうど通り雨のあとで、あたりから沸き立つ森の匂いがいっそう濃くなって、当時と全く同じ空気が流れた。ほんとに懐かしい。

その足で、今度は駅の反対側に回って、2度目に住んだFairlawn Ave.の家に向かった。ここは森の中にあったDenmanの家とは違い、駅から距離はあるものの、平坦なところにある家。地図を見ながらひたすら歩く道すがら、懐かしい野鳥をたくさん見つけた。クカバラ、マグパイ、あと、名前も思い出せないピンクの鳥。記憶のフタがパカパカ開く。

ひとしきり歩いて、その家の前に立ってみると、今度はかなり変わってしまっていて、当時の面影はあんまりなかった。Google Earthで見た限りは変化がわからなかったので、建て替えというわけではなく、大幅に改装したのかな。思わず往復したけど、うーん、残念。

駅に向かう途中、まったく予期しなかった風景に遭遇した。教会の裏、駐車場から見るアーケードの裏側の景色が目に入って、ピカーッと。あー!ここ!あった!なんでか分からないけど、めちゃくちゃ覚えてる。学校の帰りのバスがアーケードの前に止まって、親の車がアーケード裏の駐車場に止めてあったんだっけかな?とにかく、完全に忘れていた、でも見慣れた風景。すごい。

そういえば、アーケードの入り口右手に肉屋だか魚屋があって、そこでフィッシュ&チップスを買ったっけ、と思って行って見ると、あったはずの店はがらんどうだった。張り紙を見るとインド料理の店がオープンするらしく、看板はその前にあったと思しき家具屋のものが残っていたので、だいぶ前に潰れたんだろう。まあ、ねぇ。16年だもんな。

Turramurra駅から、下りの電車に乗り込み、North Shore Line終点のHornsby(ホーンズビー)まで行ってみることにした。ここには大型ショッピングセンターがあって、車でよく出かけていたので、行ってみたら更に何か思い出すかも知れない、と思った。

Hornsbyの駅前は全く記憶になかったけど、ショッピングセンターに入った瞬間、猛烈に懐かしい匂いを感じた。これだ!すごいすごい。日本のショッピングセンターにはない、独特の匂い。シティのデパートや店に入ったときすら感じなかったのに、ここへ来て初めて、こういう匂いがあったことを思い出した。
ずいぶん綺麗になっていたから、おそらく増改築はしていて、16年そのままってことはないんだろうけど、雰囲気はそのままとしか言いようがなかった。モールにはWoolworthsをはじめKmart、Coles、Target、Myer、David Jonesのような大型店が入っていて、想像以上の広さだった。

Woolworthsで、懐かしいパッケージにいろいろ出会った。あったことも忘れていたものが、出てくる出てくる。Uncle Tobysのフルーツバー、キャンディーのMinties、凍らせて学校に持っていってたJust Juiceのパックジュース。おみやげにいくつか買った!

HornsbyからCentralまで戻り、Darling HarbourのOportoというオージーチキンのチェーン店でStrip Roll(チリソースのチキンとサラダを長いバンズで挟んだもの)とコーラのセット、$10.50の夕食。そういえば、朝ホテルでシリアル食べて以来、初めての食事だった。今日は24,000歩、距離にして13km歩いた。

明日は、シティでお土産集め!

[ 旅行 ]

シドニー8日目

Bondiに並ぶ有名なビーチ、Manly(マンリー)へ。ここは昔、家族で行ったことがあって、砂浜沿いの景色はぼんやり覚えている。天気予報が怪しかったけど、とにかく行くことに。

Central駅まで徒歩20分くらい、そこから電車でCircular Quayまで10分、さらにManly行きのフェリーで30分、という道のり。フェリーのワーフ2にある売店(この前ソーセージロールを買った店)で、これもオーストラリアの定番ランチ、ミートパイを買って食べた。ものすごく懐かしい味!あの独特の、中華の「あん」みたいな具もそのまま。まさに16年ぶりに食べた。嬉しい。これとソーセージロールは日本でも受けると思うんだけどな。

12時きっかりのフェリーでマンリーへ。さすがに日曜だけあって、人がいっぱい。ワーフからビーチまでの徒歩数分の道は"The Corso"といって、サーフショップやおみやげ屋、スーパーのcolesなんかが集まる遊歩道になっている。

ビーチに出て座り込んだのも束の間、爽やかに晴れていた天気が豹変した。突然の雷雨!稲光が海に落ちまくる。屋根のあるところに逃げ込んで海を眺めていると、みるみるうちに波が高くなって、赤と黄色の遊泳エリアの旗が、遊泳禁止のものに差し変わった。でも、サーファーは関係なし。むしろ波が激しいので、めちゃくちゃ楽しんでる。

ひとしきり降ったら、ふたたび強い日差しが差し込んできて、蒸発する水蒸気でビーチ付近にモヤがかかった。沖のほうはまだ暗くて、水平線と空の境界もあいまいで、不思議な光景。面白いものが見れた。

肌寒くなってきたので、15:45発のフェリーでシティに帰る。長袖のジャージを着ていても寒い!昼間にこの寒さはシドニー来て以来初めてかも。こっちは冬に向かいます。

電車でCentralまで戻り(どうでもいいけど、東京の電車も往復割引チケットあればいいのに)、帰り道にGlebe Point Rd.沿いのSubwayで夕飯を買って帰る。サブウェイなんてマックと同じようなもんかと思ってたら、全然違うんだね。サラミ、ハム、チーズとサラダのサンドみたいなのにしたんだけど、パンの焼く/焼かない、サラダの具の一つ一つに至るまで自分でチョイスできる。まあ日本でもあんま行ったことないので、同じなのかもしれないけど。
こっちは、何でもかんでも即座に選ばなければいけないような局面が多くて、優柔不断だとちょっと厳しい。なんでもいい、じゃなくて、あらゆる小さなことに対しても「自分はこっちよりこれ」という意思を持ってないといけないみたい。

で、サブウェイがアタリでした。おいしい。これ、変なナントカバーガーみたいなのよりいいし、日本にもあるなら食べたいな。

ホテルに帰ってきて、今また雷雨。明日は、晴れたら郊外へ行くつもりです。

[ 旅行 ]

シドニー7日目

Pyrmont Bridge at twilight

部屋の居心地が良くて、午前中はのんびり過ごす。どこまでもマイペースな旅。

昼過ぎに部屋を出発して、休日のCBD(Central Business District)を散策しに出かけた。途中、大賑わいのフィッシュマーケットの一角で、ミックスシーフード&チップスとオレンジマンゴージュース、$13.50のランチ。シーフードは、イカ、タコ、白身魚、カニ(!)とボリュームたっぷりの盛り合わせで、満足。そしてジュースがとにかく、何も言わなくてもオーストラリア産100%無添加のが出てきて、おいしい。シドニーに来たら、ジュースとDaily Farmersの牛乳はぜひ飲んでみてください。

ピクニックの家族連れで賑やかなWentworth Parkを横目に、シティへ向かって歩く。先日チェックしておいたQVBの地下のTravelexで、手持ちのトラベラーズチェックを$300分だけキャッシュに。空港のTravelexはチャージフリーだったのに、ここでは$5とられた!あと、列で並んでいるとき、日本人の女性に「バスカードはここですか?」って聞かれた。Travelexの店構えは両替屋というよりビジターセンター風だから(名前も)、無理もないかも。

QVBからほど近いデパート、Myer(マイヤー)に入ってみた。自分が住んでいたころはGrace Bros.という名前だった大手デパートで、テレビを見てるとCMもしょちゅうやっている。中に入ると、暗い!営業中なのか心配になるほど、暗い。日本のデパートの明るさを100とすると、40くらい。そもそも欧米の照明に関する考え方は全然違うと聞いたから(ホテルの部屋の照明もそう)、そういうものなんだろう。

CDはVirgin Megastoreが入ってたけど、品揃えはあんまり良くない。テクノという括りはなく、Danceと一緒くたになっている。あと売り場の半分かそれ以上は、CDよりもDVD。
ゲーム売り場に行ってみたら、高い!マリオギャラクシーとか、Wiiの新作は$99。ワゴンのもので$50(思わずオプーナを探したのは秘密だ)。マリオカートWiiがこっちでも25日に出るらしく、ばーんとディスプレイされていた。日本でまだ出てない、Wiiザッパーのゼルダのボウガンのやつが$45で売ってて、一瞬迷ってしまった。

平日はビジネスマンでごった返していたMartin Placeも、休日はスケボー少年の遊び場。静か。Commonwealth Bank of Australiaの建物が異様な迫力で、思わず写真に収めた。
写真ついでにいうと、町を歩くときはこのボタンを、とにかく押して押して押しまくることになります。このボタンは、懐かしい!車道は交互に青になるけど、歩行者はボタンを押さないと青にならないので、赤で渡れそうじゃない限り、とりあえず押しておく。地元の若いのは、足とか傘とかでも、押す。歩行者が赤のあいだは、電子メトロノームのような、ピッ、ピッという音が鳴っていて、青になると、キュンポポポポポ、って音になる。

ぐるっと回って、タウンホール前のスーパー、Woolworths(ウールワース)で買い物。支払いに出した5セント硬貨を、受け取れないといって返されたので、よくよく見たら、ニュージーランドの5セントだった!こんなことあるのか。大きさはまったく同じだけど、厚さが若干薄く、柄がエキドゥナ(ハリモグラ)じゃなく、なんかトカゲみたいなの。どこで混ざったんだろう。。

土曜日なので、町のあちこちで路上パフォーマンスをやっていて楽しい。ピットストリートモールではバイオリニストが(なぜか)「蛍の光」をやっていたし、Woolworthsの前では黒人ダンサーがマイケルジャクソンの"Bad"に合わせてタップを披露していた。Darling Harbourの展示場前では、ラテン系の曲芸師が微妙な芸と巧みな話術で笑いをとっていた。伊集院がラスベガスでストリートパフォーマーを見て「前置きが長いわりに芸が微妙」みたいな話をしていたけど、ショーのどこに重点を置くかという考え方が全然違うんだよね、きっと。

昨日も食事したハーバーサイドのフードコートで、夕飯。ケバブ屋のチキン&ライスプレート、ドリンク付きで$13.95。ここでもボリュームたっぷり(ライスの量に対して肉の盛りが異常)。これじゃあオーストラリア人、太るよ。アメリカに次ぐ肥満率らしい。

18時過ぎ、Pyrmont Bridgeから夕暮れを眺めつつ、帰る。ここでもアジア系のカップルに写真を頼まれた。休日はスイッチを切り替えたようににこにこした人が多くて、楽しい。Pyrmont Bridge Rd.に面した地元のバーのあんちゃん達がいやにハイテンションでうけた。

明日は、日曜でまた賑やかそうなビーチ、Manlyに行ってきます。

ところで、先日の舌足らずなエントリーの趣旨を、ここうさんがバッチリ汲んでくれて嬉しいです。まさに、その通りです。
もう少し具体的な話を書いてみると、例えば、レジに物を出すときとか、そうでなくてもちょっと目が合ったときとか、なんか言うんですよ。日本では何も言わないわけですけど。まあ挨拶なので、"Hi"でもなんでもいいと思うんですが、これがケースバイケースで、さらっと状況に応じた返しが出来ないと、あとが全部コケる、というか上手く回らない。これ、なかなか慣れないし、日本では普段何もつまずかないようなやりとりだけに、ストレスですよ。こういうこと、学校の英語で教えるのは難しいのかな、と思います。

[ 旅行 ]

シドニー6日目

The Japanese digeridoo player!!

今日はいろいろ面白いことがあった。

10時にホテルをチェックアウト。再びトランクを引っ張ってCentral駅へ徒歩15分の道のり。Centralからは、初めて乗る路面電車Metro Light Railで、次のホテルの最寄り駅であるGlebe(グリーブ)へ向かう。

このライトレールはCentralを出て西のLilyfieldへ向かう短い路線で、Darling Harbourを中心とする観光地のzone 1、Glebeやなんかの住宅地のzone 2で運賃がざっくり分かれている。チケット売り場にいったら閉まっていて、中で買えというので、乗り込むと、普通のおっさんにしか見えない係員のおっさんが運賃を徴収しにくる。single(片道)で$4.20。切符とかじゃなくて、テレテレのレシートを渡される。

さてGlebe、めちゃめちゃいい所です。どこか殺伐としたRedfern周辺とはうってかわって、閑静な住宅街といった雰囲気。観光客がふらっと入れそうな店もいっぱいある!
大きい荷物だけレセプションに預けて、とりあえずランチがとれそうなところを探す。

ここからフィッシュマーケットまではすぐ近く。このフィッシュマーケットには家族でよく買い物に来たことがあって、今回どうしても訪れたかった場所のひとつ。とはいえ、あーあったあった、みたいな看板のひとつもあるかと思ったけど、ピンとくるものはなかった。16年という月日は長いよなぁ。自分も幼かったし、実際いろいろ変わっているのだろうし。滞在中、まだ何度か来てみて、細かいところを見ていこうと思う。

フィッシュマーケットを抜けて、Darling Harbourへ。途中のPyrmontという地区は、高いところからハーバーブリッジの西側が見渡せる高級住宅街で、素晴らしいところ。丘を降り、新名所のStar Cityカジノを見物しつつ、Harboursideショッピングセンターのフードコートでチキン&サラダラップとオレンジジュースをオーダーした。野菜しっかり補給!近くで食べるとこに困らないって、ほんとにいい(日曜もやってるし)。

隣りのNational Maritime Museum(国立海事博物館)に行ってみたら、入場フリーのわりに充実した展示でけっこう楽しめた。18世紀にヨーロッパ人が初めてオーストラリアに来て、カンガルーを描いた絵とか、味わい深いよ。ここは来たことあったかなぁ。

チャイナタウンを抜けてMarket Cityに向かったら、入り口の交差点のところで、ディジェリドゥとブレイクビーツの路上ライブをやっていた。ディジェリドゥの通奏低音がすげーアシッドでかっこ良くて、思わずCDくださいと話しかけたら、なんと日本人だった!驚いた。すごい久しぶりに日本語喋った。$10で買ったCDは、The Webで"Spirit Of The Land"。クレジットにURL書いてあるけど、どんなもんだろ。

http://www.thewebonline.net/

そういえばCircular Quayの駅前でも同じようなのやってるんだよな。CDは自分のボスのだと言っていたから、関係あるっぽいな。また会ったら聞いてみよう。

ぐるっと歩いて、Glebe Point Rd.に戻ってきたところで夕飯。店の名は"Sydney Sushi Teppan"!怪しいにおいがギュンギュンしていたので、入ってみると、店員がみんな韓国人の女の子だった。スシ&うどんセットを注文したら、にぎりがサーモン4、トロ1、エビ1、カッパ巻き4という微妙なバランスで出てきたり、そもそもシャリが酢めしじゃなかったり、うどんのカツオだしスープが超濃かったりと、案の定とても楽しめました。これで$13は十分安いな。

で、さっきホテルにチェックインしたんだけど、部屋広い!窓からAnzac Bridgeとシドニータワーが見える!内装も、いかにもオーストラリアのトラディショナルな中流家庭を連想するような懐かしいつくりで、最高。レセプションの人も前のとこより愛想いいし、ホテル移って良かったーー。明日からがまた楽しみ。

ちなみに、このホテルの無線LANは6時間$12のチケット制でした。一応買ってみたけど、すぐ隣りの図書館で無料で繋がるかもだから、一度試してみようかな。

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シドニー5日目

Bondi Beach

こっち来て初めて天気予報が"mostly sunny"だったので、ボンダイ(Bondi)ビーチに行ってみることに。Redfernからは、シティレールのEastern Suburbs Lineで終点のBondi Junctionまで15分ほど、そこからビーチまで徒歩で30分足らず。バスだともっと早い。

こちらは秋も深まって、街路樹も枯れ木が多くなってきたというのに、ビーチの日差しは凄まじい。雲ひとつない青空。それでも、風があるので、むしろ涼しいくらい。
砂浜に転がって、ずーっと、何もしない。波の音しかしない。

Campbell Parade沿いにいくつも店が並んでいて、マックに入ってみた。そういえば朝から何も食べてない。チキン・クラシックのバリューセットを頼んだら、ちょうど今ベンダーが壊れていてコーラが出せないという。そんなマックあるか!代わりにバニラシェイクを頼んだ。ボリュームはそんなでもなく、子供のころはもっと多く感じたなとか、実際に量が減っている可能性もあるけれど。

なんだかんだで3時間以上ビーチでぼけっとしていた。仕事していたときのあのせわしなさ、あっちが夢だったのか、こっちが夢なのか。どっちも、夢ではないのだけれども。そういえば、おやつを買いにビルから出るたび、西新宿の狭い青空を恨めしく見上げたなぁとか思った。

でもやっぱ、ビーチはみんなでわいわいのほうが楽しいな。

歩いてBondi Junctionまで戻り、付近のアーケードを散策。食べて帰ろうかと思ったけど、暗くなるのもあれなので、Redfernで見つけたドミノピザで$16.95のコンボセットを買って帰る。これ、量多すぎ!ラージサイズのピザにバズーカみたいなガーリックブレッドと、1.25Lのコーラがついてくる。食べたけどね。

さて、初日はあれだけ先が長く感じたシドニー滞在も、折り返し点。Redfernのホテルも今日までで、明日からはもうちょい西のGlebe地区のホテルに5泊します。フィッシュマーケットやDarling Harbourが近くなるので楽しみだな。旅のクライマックスは、昔住んでたTurramurraを訪れることだけど、いまのところ週明けを予定してます。ぼちぼち、お土産も目星をつけないと。

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海外に一人、ということ

なんというか、うーん、上手くまとめる自信がないんだけど。
海外どころか一人旅自体が初めての自分にとって、ここ数日間は刺激の連続です。いまのところ、日記としてはわりとさらっと書いてますが、いまだに毎朝ホテルの部屋を出るときは緊張する。別段コワい目にあうとかいうことではなく(公園でホームレスに2ドルせびられたときはびびったが)、コミュニケーション不全に対するストレス、かなぁ。

英語は通じる。欲しいものは買えるし、食べたいものは食べられる。話してることも、まあ、6割くらいは分かる。んだけど、ちょっとした挨拶のフレーズとか、仕草とか、テンポとかが上手くいかないことに対する小さい挫折の積み重ねがすごく辛い。というか、辛かった。過去形なのは、初日がそのピークで、ノイローゼになりかけたのを乗り切ったからなのだけど。敢えて書かない小さい失敗、すごくあったわけですよ。

それでいうと、会話のストレスきっかけで、自分のアイデンティティってけっこう簡単にあやふやになるんですね。思っている以上に、自分の自分観は、他人の評価に依存している部分が大きい。他人の評価に対して疑心暗鬼になるような状況に追い込まれると、自分のこともよく分からなくなる。例えばこの旅が一人じゃなかったら、こんなこと気づかなかった。一人旅ってこういうことかぁ。

それでも自分なりに経験に学ぶというか、あの時ああ言えば良かった、というケースが大概また回ってくるものなので、つたないながらも少しずつ、自信が戻ってくる。バラバラになった体を拾い集めていく感じ。幸い、まだ帰るまでには時間があるので、失敗を楽しむ余裕ができるようになって、帰りたいと思います。

とりあえず、道の渡りかたには慣れた。慣れたというか、思い出した。
赤信号は止まれ、じゃなくて、行けたら行け、という意味。歩行者は押しボタン式なので、押したのが反映される前のタイミングで車道のほうが赤になったら、ガンガン渡る。合理的なのか不合理なのか、よく分かんないな。

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シドニー4日目

The Rocks

町のスケール感が分かってきたので、今日はGeorge St.をまっすぐ北上して、徒歩でハーバーブリッジまで行ってみることにした。シティの南北をほぼ縦断する形。40分そこそこの道のりながら、景色が住宅街→学生街→ショッピング街→ビジネス街→観光地と目まぐるしく変わるのが面白かった!これは地下鉄移動では実感できなかったな。

橋のふもとまで行って、ぐるっと下をくぐってThe RocksのKen Doneギャラリーへ。Ken Doneは、落書きみたいなタッチでシドニーの観光名所の絵を描きまくって、長年にわたり観光客から金をむしりとっている画家だ。でもなんか、憎めないっていうか、嫌いじゃないです。実際、色彩感覚は独特だし、あのいかにもいいかげんな抽象化がオージーの心性とシンクロしているのかも。

Circular Quayの駅前の売店でソーセージロールとレモネードを買って食べた。これがめちゃくちゃ懐かしい。ソーセージを潰したのをパイ生地で挟んだもの。これとミートパイは学校のランチの定番メニューだった。味、まんま変わってない。
Royal Botanic Gardensを抜けて、観光名所であるMrs. Macquaries Pointでボーッとしてたら、2組の観光客に写真を頼まれた。中国人と東南アジア系の人だったけど、デジカメを知らない人にひょいと渡すのは無用心というかおおらかというか。

帰りはGeorge St.と平行に走っているPitt St.を南下して帰ってきた。夕方の大型ショッピング街は仕事終わりの人々と観光客でごった返していて、こういう雰囲気は新宿とかともあまり変わらない。要するに、苦手。
中国人街に寄り道したりしつつ、近所のスーパーで食料を買って帰還。超歩いた。

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シドニー3日目

A Kangaroo at Taronga Zoo

昨日は水族館に行ったので、今日は動物園に行ってみるかって勢いで、シティに一番近いタロンガ動物園(Taronga Zoo)に行ってきました。Circular Quayのワーフ2からフェリーで15分くらい。フェリーと、動物園入り口までのロープウェイと、入場料がセットのZoo Passを$44で購入。例によってホテルをのんびり出たので、朝食兼昼食にサラミとチーズのフォカッチャとコーラを買って、フェリーの待ち時間に食べる。異国の一人旅では、売店のおやじの笑顔もうれしい。

タロンガ動物園も昔行ったことあるはずなんだけど、全然覚えてなかった。キリンのバックにシドニーハーバーの全景が見えたりとか、とにかくロケーションが素晴らしすぎる。カンガルーかわいい。コアラはちょうどエサやりショーの時間だったけど、終始寝てた。コアラ動けー、って感じ。全然荒ぶる雰囲気がない。

閉園の17時近くまでぶらぶら散策して、フェリーで帰る。このレモン色と緑のシドニーフェリー、平日はシドニーハーバーの南北を結ぶ通勤客の足になっていて、この時間だとスーツ姿の客と入れ違いになるのが面白い。一面見渡せるデッキにも自由に出られて、気持ちいい。あれが日常の風景って、すごいなぁ。

ぼちぼち夕食時ということもあり、以前から気になっていた謎のヌードルチェーン、wagamamaに行ってみることにする。この店、実は初日に歩いてるときにたまたま見つけて、メモっておいたのです。Circular Quay駅の裏手、Bridge St.とLoftus St.の交差点にある。思いっきりビジネス街。

さっそくイチ押しらしいWagamama RamenとGyozaを注文してみた。店構えは天井が高くこぎれいなカフェという雰囲気で、まず割り箸がフォークみたいに縦に並べてあって噴く。そこからか!
先に出てきた餃子はまあ普通で、変な話冷凍じゃないかって思ったんだけど、やたら待って出てきたWagamama Ramenがものすごくて引っくり返った。異次元の味。麺、スープ、具、どれをとってもラーメンじゃない!flickrに上げたので写真を見てください。
Webメニューに書いてある説明文、まんま。スープは薄めの野菜スープで、具でまあ許せるのはメンマ、カマボコ、ワカメまで。そこに焼いた魚と、炒めた海老と、マッシュルーム、揚げ豆腐、青菜、チキンだからね。あと麺がうどんみたいなの。
なんかもう、ラーメンとは次元が違うので、まずくはなかったです。ワガママとして許す。不足しがちだった野菜もそれなりに摂れたし。ただ、ラーメンと餃子で$24.40って強気だなー。これで流行ってるんだから、立派。いい体験ができた。

店を出たらすっかり日が暮れていて、オペラハウス近くまで歩いて夜景を撮る。おとといの日曜の人出とはうってかわって、会社帰りのサラリーマンやランニングする地元の人がいっぱいいた。つくづく、この風景が日常な人たちがいるのが凄い。

横浜の自宅からシドニーに着くまでたった17時間、でも、心情的には16年かかったような気が(まだ)していて、その感覚を飲み込むのに苦労してます。疲れていて、あまり深く考える間もなく、毎晩ぐっすり寝てしまうのだけど。

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シドニー2日目

Pyrmont Bridge and Sydney Tower

昨日試しに買った1時間$4のチケットで無事ネットに繋がったので、12時間$15で複数回接続できるのを買ってみた。レセプションで買うと、封をしたカードのなかにIDとパスが書いてあるの。

ということで、2日目。前日は異常な興奮状態を引きずっていて、疲れているのになかなか寝付けず、それでも0時前には落ちてそのまま8時まで爆睡。コンビニで買った牛乳が超おいしくて、リラックスできたらしい。牛乳は買い置きしておこうっと。

朝は予報通り雨が降っていたものの、日本の雨のようにどんより雲が立ち込めてその日じゅう雨みたいなのじゃなくて、雲が過ぎたらパーッと晴れてしまう感じ。なので、11時に部屋を出て、地図を片手にDarling Harbour方面に向けてぶらぶら歩く。
途中、William Henry St.の急な坂を上りきったあたりでIan Thorpe Aquatic Centreなる施設を見つけた。この国の新しい英雄なんだなぁ。まだ入居してない新築分譲マンションがいっぱいある地域。

Darling Harbourは、外観以外ほとんど記憶になくて、こんなもんかって印象だった。ニュージーランドのバグバイプ中心のマーチングバンドが外でライブやってて、すごい雰囲気良かった。メンバーがおじいちゃんばっかり。
そのままPyrmont Bridgeを渡って対岸に着いたところで、またにわか雨!シドニーってこんなに天気変わりやすかったっけ。通り過ぎると、また何にもなかったように爽やかに晴れる。

Sydney Aquariumのカフェで遅い朝食、というか、もう12時。こっちに来て初めてフィッシュ&チップスを食べた。骨抜きの切り身のフライと、フライドポテト。量が多い!
水族館はやっぱ$27.50と入場料が高いけど、2種類の海中トンネルとグレートバリアリーフの大水槽とか、それなりに見ごたえがあった。時期が時期だけにクジラに関する展示があるかなと思いきや、特にはなし。

そこから歩いてQueen Victoria Buildingへ。ここは懐かしい!細部は覚えてないけど、古めかしいlift(エレベーター)とか、機械仕掛けの人形劇がある時計とか。ビルの上のほうの階は金持ち旅行客のためのブランド店が多く、CityRailのTownhall駅と繋がっている地下フロアは、スニーカーやなんか売ってる若者向けの店が多い。Travelexがあったので、手持ちの現金が底を突いたらT/C持ってここに来ようっと。

QVBを出てちょっと東に歩くとHyde Park。ここの噴水、ちょうどこの前やってた上戸彩のフライトアテンダントのドラマにも映ってたなぁ(このドラマ、全然知らなくて、出発前日にシドニーロケのドラマやっててびっくりした)。
隣接するSt.Mary's Cathedralは南半球最大のゴシック建築、という触れ込み。シドニーで一番だと、だいたいもう南半球一になる。ただ内部が改築工事真っ最中で、席で祈る人がちらほら居るなか、ガーガーとドリルやなんかの音がしているのがシュールだった。

東側の住宅街のあたりをぐるっと歩いて、Central駅を経由してホテルに帰ってきた。17時くらい。なんか、お金払って電車乗らなくても、ほとんどの所は歩いて回れることが分かった。東京のスケールで考えると、ほんと、山手線圏内の4分の1もないような感じ。
空港でもらった地図に、歩いたところをマッピングしてるんだけど、「世界樹の迷宮」みたいで達成感あるよ。通りに全部名前がついてるので、部屋に戻ってから地図広げても、けっこう覚えてる。

18時過ぎたら、雲がまた増えてきたせいもあるけど、もう真っ暗。今日はもう出歩きたくないので、スーパーで買い置きしたシリアルで済まそう。こっちに来てから食生活がすげー貧しい。分かってたことだけど。明日は野菜食えるとこ探そう。

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シドニー1日目

Twitterにちょこっと報告書こうと思ったらこういうときに限ってメンテ。。今あるホテルのログインキーで1時間しか繋げないので、今日のところはささっと短めに。

無事着きました。飛行機が久しぶりすぎて大興奮。
全然寝れずに朝7時半に着いて、両替とかなんとかいろいろ済ませて9時にはホテル着。大きい荷物だけ預けて、オペラハウス周辺をぶらぶらして、また電車でRedfernに戻ってきてチェックインしたところ。部屋狭いけど、なんとか5日間はここで寝泊りします。不便ながら有料ネット環境もあるし。

というか!空港からもThe Rocksの無線フリースポットからも接続できなかったんですが。これからちょっと調べる。

シドニーの空気、思い出しました。匂いとかじゃないけど、湿度と気温と太陽光の微妙な兼ね合いなのかなぁ。あー!これこれ!って感じ。でも町はわりとアウェー感漂ってます。住んでるときも、シティーに来たのは数える程度だしね、、郊外に出かけたらまた違うのかも。

天気、今日はわりといい。ていうか暑い。気温はほぼ東京と変わらないものの、長袖パーカー着てても腕にじりじるくるほど、日差しがハンパじゃない。明日からは日焼け止め対策して出かけないと。

写真は順次flickrに上げていこうと思います。
http://www.flickr.com/photos/epxstudio/

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シドニーへの道 最終回、そして出発

どうにかこうにか、出発できそうです。
いま出国手続きも終えて、搭乗まであと一時間ほど待機。十数年ぶりの成田で、ひとり、テンションあがりまくり。成田の無線LAN有料だったのか、、カード決済で500円とられた。Yahoo! Cafeのマシンは重いし、なんかセキュリティとかあれだし。

というわけで、シドニーに行ってきます。
これまでの経緯は旅行アーカイブを参照のこと。

この旅が自分にとってどういう意味合いなのかというのを、わりと考えている。休暇、ではあるけれど、観光じゃないと思う。シドニーは、全く見知らぬ世界でもないし、かといって渋谷や新宿のように見知った場所でもない。なんですかね。わりと複雑です。

里帰り、と言えるほど長く住んでいたわけでもないのだけど、それでも、この微妙な心境を里心と表現するのは間違ってはいないと思う。変な話、世界で他にも行ってみたい場所はいっぱいあるし、行こうと思えばどこにでも行けたわけだし。
でもやっぱ、今、オーストラリアに行きたいと思った。
11日間ほど、シドニーでのんびり過ごしてみようと思います。

ちなみに今日4月5日、誕生日なんです。
帰国してから16年、28になった自分にとって、シドニーは異郷なのか、故郷なのか?
怖くもあり、楽しみでもあり。

大好きな紀行サイト「脱出癖」の東京さんは、「ニゲロ、セカイハ、ヒロイ」と言った。奇しくも、東京さんもまた今回、転職の合間を縫うかたちでご家族で旅行されるとのこと。みなさん、いい旅になりますよう。

では、行ってきます!

[ 旅行 ]

シドニーへの道 その7

出発2日前。トラベラーズチェックを購入したので、そのあたりの覚え書き。

そもそもいくら持って行くかという話なんだけど、10日間毎日動き回るとして、まず交通費でA$20、食事代(3食)で$30、観光スポットの入場料やらおみやげを追加しても、一日A$100は使い切れないとざっくり踏んで、A$1,000用意することにした。リッチ!

で、オーストラリアの場合(というか大概の場合)現金よりもトラベラーズチェックのほうがレートがいいので、予め用意していくことに。参考にしたのは下記サイト。

トラベラーズチェックまるわかりガイド
~手数料、換金方法、銀行比較、両替、使い方まで~:
http://www.0tc.net/

渋谷の三菱東京UFJ銀行(東口の明治通り沿いの店舗)にトラベルコーナーがあるというので、今日行ってきた。初めてだし、当日空港でバタバタするのもやだし。
結局のところ、A$1,000ぶんのT/Cは1%の手数料・端数調整込みで¥96,540でした。今日のレートだと、国内でキャッシュで両替するより¥6,750安く済んだ計算。これ、また現地でそのまま使うにも換金するにも一手間かかるわけだけど、これだけ差があるなら全然メリットあるよね。
ちなみに、三菱東京で買えるT/CはAMEXなので、提携機関なら換金の手数料も無料。

ついでに、成田行きの高速バスのチケットもLoppiで購入してみた。電車で行けないこともないけど、乗り換え調べてあまりの遠さに心が折れた。まず成田まで飛行機で行きたいわ。

[ 旅行 ]

シドニーへの道 その6

あれよという間に、出発まで一週間を切った。土曜の夜に発ちます。

というか、大事なこと書き忘れてますね。帰国直後から5月までもろもろ予定が続くわけですが、旅行中(4/5~4/17)は連絡がつきにくくなるかもしれません。先に謝っておきます。一応ネット環境は確保できるはずなので、メールチェックはするようにします。とかいって、現地から普通にガシガシtwitter更新してるかもしれません。それかニコ動のマイリスト更新してたら察してください。

あれから小物とか着替えとか、ちょこちょこ買ってます。時期が時期だけに、どこ行っても旅行用品が充実してて助かるなぁ。無印のパスポートケース思わず買ってみたけど、どんなもんだろ。実際に使ってみないと、要るものなのか要らないものなのかもよくわからない。
あとはお金か。トラベラーズチェックを買いに行くので、その話はまた後日。

調べてわかった小ネタいろいろ。
ニューサウスウェールズ州は10月から3月までサマータイムなんだけど、今年から法律が変わって、終了日が4月の第一日曜日まで延長されることになったらしい。つまり、ちょうど到着する4/6のその日に、日本との時差が2時間から1時間に変わるってこと。あと1日でも出発を早めていたら、なぜか現地で1時間丸々失うことになっていたわけで、その意味ではちょっとラッキーだった。

シドニーは今、無線LAN環境の充実を進めているところらしく、今年から市内の公共図書館でアクセスポイントが無料開放されているらしい。スゴイ。で、これも知らなかったんだけど、後半に滞在する予定のホテルがあるGlebeという地区の図書館の場所が、まさにホテルの隣だった。部屋から繋ぐと1時間あたりA$2とられるのに、下手したらさらっと図書館の電波が入るかもしれない。どうなるか。

伊集院光が、外国に行くと必ずインチキ寿司屋に行ってみるっていうのを昔よくやってたけど、この前Web見てたら怪しいラーメン屋?のサイトを見つけた。UK発のヌードルチェーンで、その名も「wagamama」!メニューからしてすごい。

wagamama ramen
noodles in a vegetable soup topped with seasonal greens, wakame, sliced chicken, grilled seasonal fish, prawn, fried tofu, marinated and grilled mushroom and kamaboko-aka garnished with menma and spring onions

えっ、ラーメンでベジタブルスープ?具がチキンに魚に揚げ豆腐にマッシュルーム?わがまますぎる。シドニーだけで5店舗あるらしいので、これは行くしかない。

[ テクノ ]

Reboot10周年

前回、前々回のエントリーと日付が前後しますが、あしからず。

29日はReboot@Airに遊びに行ってきました。10周年だって。十年一昔とは言うけれど、Rebootの場合は基本的な音のスタンスはあまり変わってないよね。テクニークにも、「リブート系」のレコードはもう全然売ってないのに。続いている、というのは、それだけで魅力的だ。

はじめ、マユリさんのあたりは全然空いてて、10周年でもこんなもんかと思ったけど、2時過ぎからどんどん混み始めた。so la mimieのライブはきぐるみなのに音が超ハードで笑った。Q'Heyさんは、前半は最近の感じだったけど、中盤から懐メロ祭りに突入!"Orange"からP.A.S.の"In From The Night"まで。"Just Close Your Eyes"聴くと、マニアックのReboot思い出すんだよね。この曲、家で聴くとヘンなミックスで全然だけど、フロアで聴くと鳴りがすごい。ラストのタカミさんはハードな流れを引き継ぎつつ、一気に落として自分のペースにもっていくのが上手かった。
明けて翌日のPresenceのこともあったので、4時半には出て、始発までファーストキッチンで休んで帰宅。

そうそう、あと、レジデントのミックスが収録された10周年記念のCDがエントランスで配られたんだけど、このCDが超よく出来てる。計6時間弱の音源が256kのmp3で入ってて、テキストファイルのプレイリストとジャケ画像も入ってた。実際、Rebootと知らずにたまたまAir行ってCDもらう人もいるだろうに、この、過剰なおもてなし精神。好きじゃなきゃできない。すごい。

で、このCDのおかげで、ずーっと知りたかった曲がNine Wall Fiveの"Cascade" [Omega Audio 11]だと分かった。これかー!って感じ。Q'Heyさんとタニさんの曲だったのか。Q'Heyさんがここ1、2年しつこくピークタイムで必ず使う曲で、タイトルも知らないのに、ことあるごとに頭の中でループしてた。
この曲を初めて聴いたのは鮮明に覚えていて、06年の川崎ハロウィンのアフターパーティーだ。妙にアガるレイヴィーなオケヒットが逆に新鮮だった。ていうか、最初から"Electric Eye On Me"を聴いてればよかったんだよね。買います、すみません。06年の6月にこれが出て、翌07年7月にギリシャのOmega Audioのコンピに収録されていたみたい。beatport、juno、hrfqには無かったので、頑張ってアナログ探すかな。もうねーこの曲最高。

CISCO RECORDS|Sushi V Souvlaki EP
http://www.cisco-records.co.jp/html/item/003/071/item326383.html

[ EPX studio ]

Presenceのムービー

冷めないうちにってことで、おとといのムービーを公開しました(26MB)。

http://www.epxstudio.com/presence_080330.mp4

mp4ファイルなんですが、再生できなかったら教えてください。QuicktimeとかGOM Playerなら大丈夫だと思います。また、元のアスペクト比が16:9なので、PSPに転送すればフルスクリーンで見ることもできます。

やっぱりというか何というか、エンコードの設定が非常に悩ましい。HD700のSHQモードで撮影したソース(mp4)を、Windowsムービーメーカーで編集して書き出し(wmv)、それを更に携帯動画変換君で368*208のPSP用にエンコード(mp4)とかやってるので、元の画質もなにもないです。ファイルサイズとしてはこのくらいが限度なのだろうけど。

Xactiの名誉のために書いておくと、ソースは結構シャープで綺麗です。こんなに録れてると思わなかった。ただ、DJと同じくVJブースも撮影したのに、そっちは暗くてほとんど映ってなかったのと、あと、音がね。茶箱だと、ブースの正面ならステレオマイクも生きて比較的いい感じに録れるけど、ちょっと寄ると割れまくり。マイク感度が調整できればよかったのに。

Author:
R-9 (EPX studio)

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