やっと出ましたね!
本編の発売から1年、簡易マップエディタを搭載した「Portal 2」の無料追加DLCがリリースされました。アップデートは特に操作不要で、単にSteam上での自動更新を待って起動するだけ。追加実装されたメニューや、ボイスの字幕などはまだ日本語化されていませんが、肝心のエディタのUIが単純明快で、迷うことはなかったです。
マップのエディット部分は、Aperture ScienceのボスCave Johnsonが社員に作らせるという体になっていて、世界観にもハマっています。よくデザインされているなぁ。
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マップのエディット自体はこれまでも可能でしたが、ツールがかなり専門的で、自作はおろか読み込みや共有ですらも手順が煩雑でした。
今回のエディタは、ちょっと感動してしまうくらいシンプルに出来ていて、しかも作成したマップをSteamアカウントで共有する手順も簡単です。気に入ったマップを登録(サブスクライブ)すると、ゲームを起動したときに自動的にキューに読み込まれるようになっていて、次々プレイできるという流れ。
早速ですが、2つほどテストチェンバーを作ってみました。
Steam ワークショップ :: Courage
http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=68549875
高低差のあるごく短いマップ。簡単ですが、いくつか罠もあります!フリングを使ってすいすい進めます。
Steam ワークショップ :: The Cave
http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=68574221
洞窟探索のようなイメージで作りました。序盤でタレットがひどい目に遭うところがあります。これも複雑な仕掛けはないので、気軽に遊んでみてください。
コツとしては、わりと意識して光源(Observation RoomかLight Strip)を置いていかないと、暗くなりがちになってしまうことと、あと何度もテストしないと、意外に思い通りの仕掛けにならないってとこでしょうか。プレイするためには、都度Rebuildする必要があって、これには少し時間がかかります(20秒程度)。
主要なオブジェクトや仕掛けは、ほぼ本編の通りに使えますが、細かい部分のエディットには従来のAuthoring Toolsを使ってね、ということみたいです。パネルのパターンが単調なので、もうすこし色々選べるようになるといいなと。
期待はしていましたが、考えうる最もスマートな作りになっていて感心!Portal 2を持っている方はぜひ試してみて、いじわるなテストチェンバーができたら教えてほしいです。
あと、今Steamでは例によって、66%オフで6.79米ドルとかになっているので、未プレイの方、本編も超おすすめです。
Steam で 66% オフ:Portal 2
http://store.steampowered.com/app/620/
先日行ったLFJの会場で、ヴィブラフォン奏者ゲイリー・バートンとジャズピアニスト小曽根真さんのデュオによる「Face to Face」を購入しました。オリジナルは95年リリース。ずっと聴きたくて探していたもので、実は昨年の暮れにユニバーサルからベストとして廉価盤が出ていたという。ってことで、価格も1800円とお手頃でした。
Amazon.co.jp: フェイス・トゥ・フェイス: ゲイリー・バートン, 小曽根真: 音楽
気になったきっかけっていうのが、YouTubeでこの曲のライブの映像を見てしまったからなんですが。ピアノとヴァイブの息がぴったりで、互いに前に出たり一歩退いてみたり、絡み合いながら駆け抜けていく感じがカッコ良すぎて。というか、まずはマレットの動きが目に見えないくらい早くて圧倒されますね。
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でこの曲、YouTube上に詳細がないので、ずっとタイトルが不明だったのですが、上記のアルバムに収録されていました。小曽根さんの作曲によるもので、タイトルは「弁当箱(Bento Box)」というものでした。弁当箱...。
そもそも、普段ジャズを聴かない私がなぜゲイリー・バートンを知ったかというと、ピアソラ経由なんです。写真右上のアルバムがそれで、86年にスイスのモントルーで行われたフェスでライブ録音された作品。ここに収録された楽曲は、アストル・ピアソラが自身の(後期)五重奏団とジャズ・ヴァイブ奏者ゲイリー・バートンのために書き下したもので、タンゴの文脈にヴィブラフォンという楽器を取り込んだ意欲的な作品群(ジャケットには"Suite for vibraphone and new tango quintet"と書いてある)です。
このアルバムは本当に良くて、ほとんどの曲が自作自演はこの一枚にしか収録されていないこともあって、すごく聴きました。"Vibraphonissimo"と"Nuevo Tango"が特に好きです。バンドネオンとヴァイブはこんなに相性がいいのか、と思いました。考えてみれば、どちらの楽器も音が出る部分で金属を使っているんですね。
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残念ながらこのアルバムは音があまり良くなくて、ミックスもさることながら、ノイズやテープの継ぎはぎ箇所?が目立ちます。その点を差し引いても、熱気がビリビリ伝わってくる名盤なのですが。YouTubeには、別のラヴェンナでの超レアなライブ動画 も上がっていますが、これはもっと音がひどいですね(とはいえ映像が残っているだけでも嬉しい)。
ピアソラ没後、98年にバートンが発表したのが、写真左上の「Astor Piazzolla Reunion」です。これは、旧五重奏団のメンバーに加えて、バンドネオンにビネリ、ニシンマン、ピアノにレデスマ、小曽根真らをゲストに迎えたアルバムで、ピアソラ自身もやらなかった、五重奏団の代表曲をかつてのバートン+五重奏団の編成で再現した夢の作品。アレンジャーはギターのオラシオ・マルビチーノ(一部はビネリによるもの)で、もちろんヴァイブ前提で書き下ろされた曲とは趣が異なりますが、聴きやすいですね。
さて、小曽根さんとのデュオには、ピアソラがバートンのために書いた"Laura's Dream"も収録されていました(ラウラはピアソラの奥さんの名前)。大胆なアレンジながら、忠実なところは極めて忠実で、後半の熱いバンドネオンのフレーズもピアノで完全になぞっていて、素晴らしかったです。
ゴールデンウィークのあいだ、バタバタしていて都度書けなかったことをまとめておきます。という自分用の覚え書き。メモっておくと、あとでググれて便利なんですよね。
そういえば連休前は、『ファンタシースターオンライン2』のクローズドβテストに参加したりしていました。一連のネットワーク不具合騒動なんかもありましたが、ゲーム自体は(アークス・キャッシュもまあ含めて)概ね支持できる内容で、たぶんこのままオープンβ以降も遊ぶと思います。もうちょっと武器やマップのバリエーションが増えると楽しいかな。
それにしても、酒井さんの言う「ゲームの面白さの根本に関わる部分はお金をいただきません」というのは、どうしても不健全に映ってしまうな。その面白さへの正当な対価であれば、むしろ積極的に払いたいのであって、そこはファンとしては全然出しますよと。確かに将来的には、音楽や映像作品をはじめ、クリエイティブな商品のやりとりには、少額決済の投げ銭的なシステムのほうが相応しい気はしますが。敢えて時期尚早のように思われるところを行ってしまうのが、セガですね。
30日、東京流通センターで開催された「M3-2012春」に行ってきました。音楽中心のマルチメディア系即売会。Presenceで参加していたころとはまた違う立場で、純粋に買い手として遊びに行きましたが、やはり面白かったです。すごく創作意欲を掻き立てられました。
佐野さんのsanodg名義の新アルバム"Gradation"が買えて、大満足。これの1曲目、"Hand Your Hand"が超かっこいいドラムンベースで、機会があればDJで使いたいと思っていたので。ほかに楽天斎くんのroamers audio新譜や、本間本願寺さんの未発表曲を収録した3枚組CD、それにフミアキさんのqualia 2の現物をゲットしました。コミティアもそうだけど、みんなの作品にかける情熱がすごいのと、その熱がダイレクトに伝わってくるところが、場としての即売会の醍醐味だな。
同じ日、移動して新宿駅の東南口を歩いていたら、ふとタワレコの前で看板に目が留まり、あれこれってひょっとして、と思ったらやっぱり「修悦体」でした。なんとこの4月末にリニューアルしたタワレコ新宿店のメインビジュアルに、佐藤修悦さんの例のガムテ文字が起用されたんですね。修悦体も最近はほとぼりが冷めたのか、消費者庁 のロゴ以来話題に上がっている様子がなかったので、なんだか嬉しくなりました。
相変わらず超絶にかっこいい出来栄えで、クラクラします。写真だと見にくいけれど、タワーレコードの「ド」の濁点とか、ものすごいですよね(横棒の中にあるの)。
その夜はアルタ裏の洋食屋「アカシア」に初めて行きました。ロールキャベツが有名なお店で、確かにスパイスの効いたクリーミーなスープと一緒に食べるロールキャベツは絶品でした。安いしレトロな調度品も気に入ったし、また行きたいな。
連休後半は、ずっと部屋に籠って漫画描いてました。野外ではリアニやReVO、クラブではSurgeon@Club MuseumやFrank Kvitta@Adrenalineが気になっていましたが、どれも行けず。
コミティア明け、連休最終日の6日になってようやく、ベップさんらのEXTREMAの主要メンツによるハード系4つ打ちパーティー「Tokyo Hard Groove Session'12」@Club Asiaに遊びに行ってきました。実はAsiaは初めてだったけど、予想外に音量もうるさすぎないし、タバコの煙もきつくなくて、居心地良かったです。ハードテクノからハードダンス、UKハード、ハピコア、ドラムン何でもありみたいな感じで、楽しかった!音的には、古臭いというか懐かしさを感じてしまうんだけど、ブレイクがダブステ風味だったり、割とちょいちょいBPMが半分になったりするあたり、今風だなと。むしろ昔より大胆なジャンルの横断ができるようになって、楽しげですね。
連休はそんな感じで過ごしました。いろいろ、やりたいことが増えてきたな。
まずは今月20日の「SBCDNB4 」に向けて、頑張ります。
ゴールデンウィーク恒例となった、国内最大級のクラシック音楽イベント「LFJ 」。今年のテーマは『サクル・リュス』ということで、19~20世紀のロシアの作曲家による作品が取り上げられました。昨年は震災の影響で、行く予定だった全公演がキャンセルとなったため不参加でしたが、今年はコミティア原稿の合間を縫って、一日だけ有料公演を聴いてきました。
国際フォーラム周辺は、やはりどことなくお祭りっぽい雰囲気があって、わくわくしますね。行ったのは2日目の5月4日で、前日の悪天候とうって変わって、朝から気持ちのいい陽気でした。
ホールB7で、チャイコフスキーの弦楽セレナードと、プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番。ピアノはクレール・デゼール、指揮はアレクサンドル・ルーディン、オケはモスクワのムジカ・ヴィーヴァ 。
プロコのピアノ協奏曲第3番は、個人的に特に思い入れのある曲で、今回初めて生で聴く機会を得ました。昔、友人に借りた、アシュケナージ/プレヴィン/LSO盤にハマってしまったことが、まともにクラシックを聴き始めたきっかけのひとつと言ってもいいくらい。
最近はクラシックはほぼ古楽しか聴いていませんが、20世紀の作曲家で唯一、プロコフィエフだけは好きで聴いています。綺麗なのになんか異物感があったり、ちょっと美しすぎて狂気を感じるところがいいですよね。
で、プロコも良かったんですが、初めて全楽章通して聴いた弦楽セレナードがすごく良かった。某人材派遣会社のCMのイメージが先についてしまったのは、イヤだなとは思いますが。チャイコフスキー、これを機にいくつか当たってみようかな。
コンサートのあと、屋台村のタワレコ物販ブースで、アルゲリッチの超安い4枚組協奏曲集と、小曽根真さんとゲイリー・バートンによるデュオアルバムを購入。アルゲリッチの4枚組はEMI Classicsから出ている輸入盤で、上のプロコのピアコン3番も入っています(指揮シャルル・デュトワ、オケはモントリオール交響楽団)。
【ニコニコ動画】プロコフィエフ - ピアノ協奏曲第3番 第3楽章
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ニコニコやYouTubeで聴いてはいましたが、アルゲリッチの演奏は異次元ですね。
私はコミティア原稿作業のために、今年はこの1公演のみでしたが、お祭りの一端は楽しめたかな。今回のLFJの問題点や、来年への展望について、プレス懇親会に参加された方の以下の記事が興味深かったです。
ラ・フォル・ジュルネ2012復習 来年の展望と記者会見編 - CLASSICA - What's New!
http://www.classicajapan.com/wn/2012/05/061655.html
今回も無事に終わりました。まずはブースに足を運んでいただいたみなさん、そして作品を手にとってくださった方々、ありがとうございます。
記念の回ということで、当初それなりに意気込んでいたはずが、結果的に普段通りのコピー本になってしまいました。売り上げ的にも今回はボロボロで、付け焼刃だとはいえ、最後のスパートだけは頑張ったつもりだっただけに、けっこう応えました。
制作中も、自らの力不足を実感する場面が多く、もう潮時かなとも何度も思いました。が、かえって、この程度の作品で終わるわけにはいかないとの思いもあり、複雑です。少なくとも、コミティア参加をやめたらもう漫画描く動機はなくなるだろうし、そのタイミングがあるとすれば、自分のなかである程度やりきったという納得なり実感ができたときなのかなと。というわけで、まだしばらく、ずるずると描いていくことになりそうです。
しかし3ホール開催、広すぎる感じはありましたね。ジャンルの目星をつけて丹念に零細サークルをチェックしていく、いわばローラー作戦が通用しなさそうな規模でした。他サークルさんの様子を見ていても、今回さほど新刊が動いているような雰囲気ではなかったです。大手は別として。
近くで、みうらじゅんさんがサイン会をやっていてドキドキしました。わー本物だ、みたいな。