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夏休みのあれこれ

日記2016-08-20 14:18

今年は特にお盆休みという形はとりませんでしたが、取引先が軒並みお休みに入られるということで、先週いっぱいは個人活動のほうにシフトしておりました。どれも特段夏らしいアクティビティとは言えないけれど、いい気分転換になりました。

そもそも、今夏は夏コミにサークル参加の予定で諸々の準備を進めていたのですが、あいにくの抽選漏れ。とりあえず、頒布予定だけを変更して、本は予定通り制作しました。おおかたの作業は先月までに完了していたので、こちらのほうはひと段落で。10月のオンリーに向けて告知を進めないといけなくて、本件はいずれこちらのほうでも書くかもです。

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11日と12日は、その関係もあって立て続けにニンジャヘッズの飲み会に参加してきました。ニンジャスレイヤー本編がちょうど8月アタマに第3部が完結したということもあって、そのような話とか、キャラとかストーリーへの熱い話をたくさん聞けた。
12日がコミケ初日だったんですよね。午後2時くらいの遅い時間に会場入りして、ひととおり欲しい本は買えました。オンリーとの時期的な兼ね合いもあってか、ニンジャ界隈は10サークルあまりと比較的少なめ。今年はあまり天候もキツくなく、比較的楽だったなあ。

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13日はtakaukeくん主宰のDivision 3@茶箱でDJ。遊びに来てくださった方ありがとうございました!3時間はあっという間で、気持ちとしてはまだまだかけたりない感じもありましたが、体力的には疲れ果てました。6時間プレイする人はすごい…。

今回は事前にセットらしいセットを組まず、USBメモリにほぼ手持ちの最近の曲を全部突っ込んで持っていきました。それにあたり、rekordboxでどうやって楽曲を管理するのがいいか試行錯誤しています。新しい曲と古い曲を同列にピックアップしたいのですよね。今のところ、曲ごとにサブジャンルのタグをつけて、それをもとにインテリジェントプレイリスト(iTunesでいうところのスマートプレイリスト?)を組んでいます。ただ、これだとまだ括りが大まかすぎて、CDJのUIで探したい曲に即座に辿り着けなくて。

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ひとまず、この日は楽しくDJできました。茶箱さんでDJをする機会は毎回特別だ。呼んでくれたtakaukeくんありがとう!

翌14日は、先輩の杉山さんのお誘いで天王洲アイルの「建築倉庫」へ。ここは寺田倉庫本社敷地内にある建築模型のギャラリーで、実際にコンペに使用された有名建築家の作品が倉庫内に所狭しと展示されている、建築ファンには夢のような空間です。ここ、すごかったです。テンション上がりますよ。

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おそらくこういうものって、今まではコンペなりなんなりが終わると単にオフィスに死蔵されてきただけだと思うんですけど、それなら展示してしまおうという発想がいい。それも、今だとそれこそ3Dプリンタとかで手軽に出力できるのかもしれませんが、ここに展示されているもののほとんどが手作りで、理想と実用のギリギリのラインをゆく設計の妙とともに、そういったモデラー的職人芸も楽しめます。話題になった隈研吾さん作の浅草の雷門前の観光センターとかもあった。

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その後、『シン・ゴジラ』で第3形態のゴジラが上陸した北品川~八ツ山橋付近を散策。多くの避難住民が駆け上がった品川神社から京急を眺め、攻撃中止命令が出た京王ビル前の八ツ山橋踏切にも行ってきました。

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その後、大井町でご飯を食べながらひたすら『シン・ゴジラ』談義!私はまだ1回しか観ていないけれど、ロケ地を回ったり感想を話し合っていると、俄然また観たくなりますね。この夏はほんと、誰と会っても「『ゴジラ』観ました?」という話で持ち切りだったなあ…。

「秋葉原重工コンピレーション05」に参加しました

活動2016-08-09 22:30

MOGRAを拠点として活動しているテクノパーティー「秋葉原重工」さん主宰の夏コミ合わせのコンピCDに、書き下ろしを1曲提供していますのでご紹介です。

秋葉原重工コンピレーション05 - AHI COMPILATION 05 -
http://www.ahiweb.info/post/148143326108/ahicomp05

今回も、知る人ぞ知る豪華メンツによる力の入った2枚組となっています。REBUSTAPEさんやTAKAMIさん、A.Mochiさんらベテランテクノ勢の作品に加え、ヒロワタさんのトラックの大久保さんリミックスなんて珍しい企画も。もちろん重工レジデント&フレンズの曲も取り揃えた、現時点の決定版的な内容のようです。SoundCloudでざっと試聴もできますよ。

私はDisc 1の8曲目(クロスフェードの5:30くらいから)の"Perpetual Fist Pump D"で参加しました。これは久々に作っていてビシッとハマった曲で、自分としても使いやすい感じのシンプルな133bpmのテクノです。ぜひぜひ。

そういえば、今年はまだあんまり曲を作れていなかったので、この機会にDAWもアップデートしておこうと思って、先日Tracktion 7を購入しました。比較的マニアックなDAWだったのが、すっかり何でもできるモダンなUIになってしまって。特に、自由にアサインできるMIDIステップシーケンサーの使い勝手が良くなっているので、いろいろ試して使いこなしたい。

というわけで重工コンピ、13日茶箱のTakayuki Kamiyaくんとの2人会「Division 3」ともどもよろしくお願いします。

ABZÛ

ゲーム2016-08-04 12:54

昨日Steamでリリースされたインディーゲーム「ABZÛ」を購入&クリアしたので感想を。2時間くらいの作品です。

『風ノ旅ビト(Journey)』の開発者が関わっているという本作、断言してしまいますが、これはFlower、Journeyの続編です。ゲームプレイはほとんど同じで、なおかつ目指している芸術表現が一貫している。このシリーズが好きな人には絶対響くはず!ダイビングシミュレーターのように見えて、実際は現実を大きく拡張した幻想的な世界観を描いています。

主人公は素性不明のダイバー。何らかの理由で海中を探索していくうち、ある真実に近づいていくというストーリー。セリフやパラメータの類は一切ないけれど、ちょっとした謎解きやアクションはあります。

PS4でも出るようですが、Steamでプレイする場合はコントローラー必須です。といっても操作は難しくなく、移動とカメラ操作をレバーで、トリガーの左右で魚に掴まる/潜る、あとは泳ぐボタン(タイミングよく3回押すと加速)、アクションボタンという感じ。

ABZU screenshot

圧倒的なのが、この魚群の表現!これ、一匹一匹が独立して動いていて、こちらの動きに対してリアクションするんですよ。さすがに処理が重いと見えて、そこそこのグラフィックボードでないと厳しいかもしれませんが(GTX750Tiでは若干フレームレートが落ちる)、生きている魚と触れ合っているというインタラクションの現実感は本当にすごいです。

魚たちはそれぞれのルーチンで回遊しているだけでなく、肉食魚はより小型の魚を捕食したりもする。大型魚、イルカやシャチやウミガメなどには掴まることもできて、一緒に泳いだりジャンプしたりも。とにかく、ものすごい数の魚と同じ空間で泳いでいるということ自体が楽しい。

ABZU screenshot

ABZU screenshot

で、初めはあくまでも水深の浅いサンゴ礁だとか、現実のダイビングに即した風景が楽しめるのですが、だんだんと様子が変わってくる。明らかな人工建築物やオーバーテクノロジーの形跡、それにつれて魚たちも熱帯魚から深海魚、果ては…というような感じで徐々にバリエーションが増えていきます。

FlowerやJourneyをプレイしたことがある方は分かると思いますが、あのシリーズって作劇上の演出、起承転結に特徴がありますよね。途中までは淡々と「雰囲気」だけを楽しむゲームのように思えて、実は最終盤のある時点でカタルシスが一気に閾値を超えて、胸が震える瞬間がある。ABZÛにもまさにそれが待っていて、その瞬間はめちゃくちゃ特別な体験でした。

Steam : ABZU
http://store.steampowered.com/app/384190/
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