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GAME ON@日本科学未来館

ゲーム2016-04-27 22:13

お台場の日本科学未来館で5月30日まで開催中の企画展「GAME ON~ゲームってなんでおもしろい?」へ行ってきました。今月20日にPlayStation VRの体験コーナーのタイトルが一部変わり、VR版Rezこと「Rez Infinite」が試遊できるようになったとのことで、さっそく。

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平日とはいえ、朝イチで行かないとPSVRの試遊のための整理券が無くなってしまう可能性があると聞いていたので、開場の30分前、9時半くらいには着くような感じで。なんだかんだで会期も2ヶ月経っているとあって、待機列自体はせいぜい20人くらいだったのですが、これは前売り券を持っている人の場合。当日券だと、チケット売り場のほうに先に並ばなくてはならないため、コンビニなどであらかじめ会期中でも購入できる前売り券を買ってから向かうのがおすすめです。

下の写真は選べるPSVRタイトルの一部。マインクラフトは初めは整理券なしと告知されていましたが、この日の混雑状況から途中で整理券制に切り替えていたよう。

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で、どうもRezを選んだ人が少なかったらしく、整理券に記載された時間が開場と同時刻の10:00だったので、入場してすぐ一番奥のPlayStation VRのコーナーへ向かい、即ヘッドセットを被る。ガイドのお姉さんの丁寧な説明を受けつつも、なんだか気持ちの準備が全然できていなくて、突然VRに放り込まれたような感じ。

プレイしてみた感想としては、まんまRezでした。1面の前半戦と、5面ボスが続けて体験できる。あまりにも自然にあの世界に入りすぎて、言ってしまえばそんなに驚きはなかった。コントローラーで使うボタンは×ボタンだけで、カーソルは頭を動かしたほうに向く(一応アナログスティックでも動かせる)。あとは本当にオリジナルのRezと同じ!

PlayStation VR自体の使用感としては、本体はガッチリした作りだけど持ってみるとそんなに重くない。ヘッドセット下部のボタンを押すと前面が可動状態になって、アジャストできるようになっていました。メガネをかけていてもまったく問題なし。

プレイしたことがある方ならお分かりのように、5面ボスは「追いかけっこ」が楽しいので、VRの体験には特にうってつけ。あれ、いない?と思って後ろを向いたら、腕を振り上げて迫ってきたりなんかして。映像は美しく、違和感を感じることもなく…でもやっぱ長時間は疲れそうかな。たかだか5分程度の体験でしたが、クラクラしました。楽しかった。

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PSVRの体験終了後、入り口まで戻って今度はゆっくり見て回る。アーケード・コンシューマー問わず、新旧ゲーム機がプレイアブルな状態で一堂に会するというのはなかなか壮観で、どれから遊んでいいやら。とりあえずPONGとか。

本企画展は、ビデオゲームの歴史をざっくり追ったものではありますが、その部分に関する分析や解説はさほど内容の濃いものではなくて、あくまでも「実際にプレイできる」ことに主眼をおいているようでした。空いたスペースにちょこちょこっと説明があるくらいで、その部分に関しては少しがっかりしたところも。

にしても、新旧のゲームが本当に分け隔てなく並んでいて不思議だったなあ。博物館に並んでいてもおかしくないような筐体、雑誌やなんかでしか見たことがなかったマシンに実際に触れて遊べたのは興奮した。カッコいいよ。アタリのジョイスティック型のコントローラーとか、細いしフニャフニャしていて、少し力を入れると壊れてしまいそうで怖かった。

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私が初めて買ってもらったゲーム機はゲーム&ウォッチの「ドンキーコングII」だったのですが、博物館でガラスケースに展示されるような時代になるとはだよ。

会場の混雑のほどはそんなにでもなくて、どのゲームも少し待てばプレイできる感じ。なんだか結局は、比較的新しいゲームのほうばかりに人が集まっていて、そんなの家でやりなさいよと思わなくもなかったけれど。
あれこれと2時間ほど楽しみました。やはりこれは行っておいてよかった。

せっかくなので、さらっと科学未来館の常設展のほうも見て回ったりして、石黒研究室が参加しているロボット/アンドロイド関係だとか、自然災害関連だとか、いくつか展示が変わっているのを確認。
お昼はゆりかもめで日の出桟橋まで移動して、浜松町のキング軒へ(半年ぶり5回め)。そのあとプラプラ有楽町まで散歩して、東口の交通会館のなかにある北海道のアンテナショップ、どさんこプラザでソフトクリームを食べました。

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ここのソフトは、少し前に伊集院さんが朝のラジオで絶賛していたトンデンファームによるもので、都内ではここと池袋と数か所のようで。すっごく濃厚な牛乳の味がするのに、あのバニラアイス特有の舌に残るような感じがまったくなく、なるほどこれは美味しいと思えるソフトクリームでした。以前これも伊集院さんがお薦めしていた、MUJI Cafeのソフトにもちょっと似ている。

ラジオの宣伝効果なのかもともとなのか、お店の前でソフト食べている人が異様に多くておもしろかった。この日は初夏のような気候で、特別ソフトクリーム日和でした。たまにはこういう平日も。

風呂場でコケた話

日記2016-04-24 13:35

先週の土曜日の深夜なんですけども、不注意にもお風呂場で転びまして。夜中遊んで帰ってきて、普通にお風呂に入って普通に出ようとしたところ、ドアを開けた拍子にタイルの上に敷いていたマットごとズルッと滑ってしまって、硬い床面に顔面を強打しました…。気がついたら両手が痺れていてすぐには起き上がれず(とりあえず咄嗟に手をつこうとしたっぽい)、目のあたりからの血がダラダラと垂れていました。で、ああこれはやってしまったと。

特に強く打ったのは顎と右目のあたりで、なんとか起き上がって顔を洗ったものの、目のほうは瞼の眼尻に近いところを2cmほど深く切ってしまいました。まず気になったのは目の見えかた。私は緑内障持ちのうえに両目とも網膜が薄く、数年前に網膜裂孔の治療をしているので、かかりつけ医より日頃から顔面の打撲には注意するように言われていました。少しの衝撃でも網膜剥離になりやすく、常に深刻な視力低下のリスクがあるのですね。

とにかく深夜なので、最悪の場合は救急にかかることも考えましたが、一応は視力や視界に変化はないっぽかったので、止血だけするようにして朝まで安静にしていました。翌朝、日曜も診療している眼科を探して、視力・眼圧と眼底検査、それから医療用テープで傷口を固定するという外科的な応急処置だけしてもらいました。幸い検査に異常はなく、たぶん生まれて初めてあの海賊みたいな眼帯を着けました。

翌月曜日、改めてかかりつけの眼科で精密検査をしてもらい、ようやく異常なしのお墨付きをいただきました。細菌感染を防ぐための眼軟膏だけ処方された。本来なら打ち身に絆創膏程度で済んでいたようなケガでも、かように手のかかる後始末…。顔のケガ以外は別段おかしなところもなく、つくづく不幸中の幸いでした。こういうときほんと、無宗教だから何に対してか分からないけど運を拾ったことに感謝するほかない。

あれから一週間経って、順調に治っておりますので心配ご無用です。今月アタマにまたひとつ年を取りまして、もうさほど若くはないのだし一段と注意深く生きていこうと思いました、というお話。

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