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8月のあれこれ

日記2015-08-31 18:16

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ブログに書き洩らしていることがけっこうあって、月末だしたまには日記的に。

コミケとコミティア

今年の夏は遠出もしなかったし、さほどアクティブに動いていたってわけではないんだけど、趣味の活動が充実していました。大きかったのが13年ぶりのコミケへのサークル参加で、これはサークルのブログのほうにあれこれ書きました(【C88】ありがとうございました | 鏡像フーガ:創作同人漫画サークル)。とてもいい経験になりまして、改めて一次/二次創作を問わず同人活動頑張って行こうと思ったし、今後もう少し絵のほうにウェイトを置いた活動も考えています。

30日には、一般参加でコミティアへも行きました。久しぶりに、2ホールぶんの端から端までブースを見て回って、自分が10年間漫然と継続してサークル参加していたころの姿を客観的に捉えることができたような気がしています。というのは、真剣に取り組んでいるサークルと、(失礼ながら)そうでもなさそうなサークルというのは、外から見ると歴然と違っていて、自分は後者だったかなあという。
別に趣味だからいいじゃん、というとそれまでなんだけど、そのような作品に対してまったく知らない人、一介のマンガ読みが興味を持つかどうかということのフックの有無は、結局そこの差なのですね。で、私は情報遺伝子として自分の活動の痕跡は残していきたいし、単に暇つぶしで絵を描いているわけではない(…と思う)から、やるからには惰性じゃなくてちゃんとやろうと。一度コミティアを離れたのは良かったなあ、と思うわけです。

とりあえず、冬コミは申し込んであって、そちらは受かればニンジャスレイヤーで作品を作っていくとして、オリジナルはオリジナルで進めます。2月のティアは参加したいかな。

テクノ関連

22日、DVS1のツアーってことで久しぶりにAirに行きまして。DVS1に関しては、12年の初来日以来、東京に来たときは毎回行っている程度にはファンで、今回も間違いない感じで。とはいえ、今年は友人知人のパーティーを除くと全然クラブに行ってなくて、タフな遊びかたはなかなか。今回のパーティーも朝9時までタイムテーブルが引いてあって、さすがにそこまでは。

130オーバーのフルスロットルのテクノをガッツリ楽しめた。フロアがけっこう混んでいて、集中できるような感じではなかったけど、ああいう音であれだけ盛り上がるというのはやっぱりいい。
夏の恒例だったWIREがなくなってしまった反面、小箱でたとえばRegisとかを呼んでもガラガラだった7年前とかに比べると、テクノを取り巻く状況はきっと良くなっていて、楽しみたい人たちにとっては深い楽しみかたができるようになったと思う。その分、レイヤーが分かれてしまったとも言えるのかもしれないけれど。

29日は、etwas Neuesでこれもずいぶん久しぶりにsolfaへ。オープンからの短い時間しか居られなかったけど、楽しかった。テクノ・ハウスを柔軟に行き来する感じで、音も雰囲気も良かったし、主宰の加賀くんのビジョンが反映されているようでした。

お仕事関連

夏は少し大きめの案件がいくつか片付いて、ひと息といったところです。夏休み的なものは特にとっていなくて、お盆の1日だけ休業日でした。昔のよしみでお声掛けいただける案件が今でもけっこうあって(というかそのきっかけが大半!)、ありがたい限り。相変わらずマイペースにお仕事させてもらっています。少し前には営業資料もアップデートしたので、そろそろサイトにも何かしらの形で反映していこうかなと考えています。

しかしこの夏、暑かったですね。部屋のエアコンを新調して本当によかった。おかげで、ご飯とか飲みに出かけたのを除けば、平日は趣味も仕事もほぼ籠りきりの日々でしたが、特に体調を崩すこともなく。少しくらいは自転車に乗りたかった。もう何か月もご無沙汰なので、秋口はまたちょいちょい体を動かしていきたいです。

ニンジャスレイヤー関連イベント参加レポ

日記2015-08-02 18:42

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ここのところ、立て続けに公式&ニンジャヘッズ主催のイベントが続いたので、それらの簡単な参加レポートのまとめです。ニンジャスレイヤーコンテンツに関して、オフラインでのイベントごとがこんなに続くなんて、ちょっと前では考えられなかったことで、私が追っかけているのはここ2年そこそこにすぎないけれども、ずいぶん状況が変わったなあと感じます。なんだかんだでやっぱりアニメ化が大きいね。

ヘッズ・ムレ・チイサイ・レディオ・2・インプルーヴド(HMC2i)@Junk Cafe Tokyo

7月11日、ヘッズ主催の音楽イベントで、昨年に続いて2回目の開催。イベント名は3部の作中に出てくる反体制違法放送「キツネ・ムレ・チイサイ・レディオ」にちなんだもの。場所は、渋谷の道玄坂上がって交番の手前あたりにあるJunk Cafe Tokyoです。私は前回行けなかったので、楽しみにしていました。

ほぼオープン直後くらいに行ったんですが、すでにかなり盛り上がっていて、いわゆるオープンなDJバーのような空間にニンジャヘッズがたくさん。最終的には60人に迫る集客かあったようです。コスプレ(ニンジャセッション)をしている方や、ボードゲームに興じる方々、もちろんお酒を飲みながら踊る方々といろいろ。先の「ニンジャ万博」でゆっくりお話しできなかったヘッズと話したり、TwitterのTLでしか知らなかった方とアイサツを交わしたりと、楽しい時間でした。

10人ものDJ参加者のプレイも、ちょうど様々なジャンルに分かれる感じで、それぞれにニンジャスレイヤーの世界観を表現していました。ポップス、テクノ、メタルなどなど。音楽や音楽カルチャーについての記述が異様に充実した作品なので、ネタには困らない感じですね。
あっという間の、しかし充実した6時間でした。スタッフの皆様お疲れさまでした!

シネマ・サンダーボルト@TOHOシネマズ 六本木ヒルズ

翌週19日は、アニメイシヨン公式による映画館イベント、題して「シネマ・サンダーボルト」。わりと当日までチケットが余っている様子にしては、そこそこの盛り上がり。内容的には、国内未公開の英語吹き替え版上映、過去作振り返り上映をそれぞれ、出演話数に応じた声優さんによる生コメンタリー付きで、さらに、その時点での最新話である15話を先行公開するというもの。正味3時間ほどのイベントでした。

英語吹き替え版は、ニコニコで期間限定で公開された1話に加えて2話までを連続で。キャストはスクリーン左下の席でスポットを浴びながらお喋りするというスタイルで、英語版の濃い演技にツッコミを入れていました。でもなんか、あちらの声優さんの吹き替えの加減がほんとに絶妙で、Yeeart!とかWasshoi!とかSayonara!を、ちゃんとオリジナルのニュアンスに似せて熱演してくれているんですね(まあ、原作小説という意味でどっちがオリジナルかというと、"あっち"なんですけど)。

振り返り上映は、5話(トーフ)、6話(ドージョー)、11話(メナス)。いずれも映画館のスクリーンで大勢で観るとものすごく面白かった。笑うポイント分かりやすいし。メナスのイヤグワやっぱ最高だな…。
そして先行上映の15話は、ご存知の通り「スシ・ナイト・アット・ザ・バリケード」。スワンソングがひと段落したあとで、次の予測がまったく立たなかったため、天狗ではないかと戦々恐々とした様子もありましたが、意外とイッキ・ウチコワシ回をちゃんと入れてきましたね。ユカノのデザイン攻めてるなーと思ったんだけど、帰って書籍を読み直したら、わらいなく先生の書籍版デザインにわりと忠実だったという。アニメイシヨンは、今のところ大筋は律儀に書籍通りやっている印象ですね。Flashは別として…。

シネマ・サンダーボルト、言ってしまえば声優のトークショーなので、そっちに関心がない人にとってはそれなりの内容ではあったんですが、映画館であれを観ることができたというのは楽しかったです。チケット売り場のスクリーンに、マッドマックスなどと並んで「ニンジャスレイヤー」の文字列が表示されているのがアツかった。あと、個人的にマルノウチ・スゴイタカイビルは六本木ヒルズをモチーフにしている節があると勝手に思っているんだけど、まさにそこの映画館で忍殺のイベントをやるというのも、面白い機会だった。

イベントが終わってから、別のヘッズの方々にお声がけいただいて、新宿で軽く飲む。今までに二次創作を拝見して、一度じっくりお話ししてみたかった方たちだったので、すごく楽しかった…。思うのは、やはりみんなニンジャスレイヤーに至るまでに色々なバックグラウンドをお持ちで、それぞれの視点で本作をどう捉えているのかは、聞いてみるととてもおもしろい。そうでなくても、まだまだマイナーなコンテンツのひとつである忍殺の重篤な読者に対しては、どこか根っこの部分で波長が近いというか、シンパシーを感じてしまうのだなあ。

ニンジャ・タワレコ・コンピレイション・アンド・ヘル@タワーレコード渋谷店

映画館イベントの翌週にアニメイシヨンのコンピレーションCDの発売、物理書籍の最新刊『死神の帰還』の発売とリリースが続いて、さらにその次の週末にあたる8月1日(昨日)に行われたのが、渋谷タワレコでのインストアライブ。これは、件のコンピCD購入者が先着整理券で無料で入場できるイベントで、出演は、CDに収録されている各話エンディングテーマを担当したバンドからThe Pinballs、taffy、80Kidzの3組。

渋谷タワレコ、私CD買うときいつもココなのでしょっちゅう行っているけど、B1は地下にこんな空間があったのかと思わせるガチのライブハウスで、まずこれが体験できたのが良かった。
ヘヴィーなサウンドにカワイイ女性ヴォーカルのtaffyは4曲、イマ風EDMの80KidzはB2Bで30分ほど、そして手慣れたステージングでガッツリ盛り上げたThe Pinballsは、アンコールを含めて3曲を演奏しました。ニンジャヘッズで満員のフロアは熱狂と言っていい盛り上がりだった。

特に、大人気になった3話EDのThe Pinballs「劇場支配人のテーマ」、めちゃくちゃカッコ良かった。イントロからウオーだよ。この曲、歌詞の世界観が、直接的ではないんだけどニンジャスレイヤーと完全にシンクロしていて良いんですよね。一種の退廃美で、絶望のなかにもすべてを捨てて一縷の望みを見出そうとするたくましさ、強欲さを、ゴシック・ファンタジー的な言葉選びで端的に表現しているのがいい。もちろんアイエエエ!はみんなで絶叫したよね。

ニンジャスレイヤーの音楽イベントは間違いなくて、昨年の「ギター・サンダーボルト」、上述のヘッズ主催の「HMC」も素晴らしかったし、まだまだ可能性あると思う。様々なスタイルを模索してどんどんやってほしい!それもこれも、つくづく作中での音楽にまつわる描写の豊かさだよ。

終演後、なんとなく集まったヘッズ8人で宇田川町でご飯。店のコロナを飲みつくし、タコスを食べたね。普段Twitter意外ではなかなかできない、3部キャラとか書籍とかコミックとかアニメイシヨンに関するだいぶディープなニンジャ話ができて、すっごく面白かった。積もる話が無限に出てくる。いやー、みんな作品を読み込んでいるなあ…。
で、解散して、ちょうど帰りの電車に乗ったあたりで新エピソードの更新が始まったりして、この日はひたすらニンジャ漬けだった。ヘッズ飲みどんどんやっていきたいね。

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を観た

日記2015-08-01 11:43

Tickets

3回行きました!公開直後からじわじわと話題に上がっているのは知っていて、そのうち観に行くかと余裕で構えていたら、案外公開終了が早そうだと聞いて、急遽7月1日に地元で2D字幕版を。続いてその3日後に3D吹き替え版を。さらに、立川シネマシティでの「極上爆音上映」企画がヤバいとの噂を聞いて平日に3回目を。いやー、何度でも観れる。

この感じをTwitterでうまく例えていた方がいて、曰く、好きなバンドが来日していたら何度でも行くじゃん、という。ライブ感があるんですよね。

私は初めこの映画(『マッドマックス 怒りのデス・ロード("Mad Max: Fury Road"、以下マッドマックスFR)』)のことを誤解していて、観た人のテンションがあんまり高いものだから、B級映画かバカ映画かそういう類のものと思っていたのです。つまり爆発とか暴力のようなキャッチーな要素を全面に出しつつも、完成度の低さをもメタ的に捉えた、ツッコまれビリティの高いエンターテイメント作品なのだと。
しかし、実際に観てみたらまるで違って、ものすごく完成度の高い、極上のファンタジー映画だったのでした。これは生半可な想像力では生み出せない作品だよ。小説とかマンガとかの作品を実際に自分の手で作ったことのある人だったら、なおのこと実感できるのではないかと思います。感受性の強い人がこれ観たあとに軒並み言語野をやられて、ウオーとかしか言えなくなるのは、単にあまりの精巧な世界描写とビジュアルショックに、脳が一時的に麻痺しているだけなんだ。

まあもちろん、ファンタジーという以前に本質的にはアクション映画なのだけど、いわゆるアクション大作のメソッドを全然なぞってない。主人公マックスを始め、みんな世界を救うためとかじゃなくて、あくまで自分のエゴで戦う。最大の敵であるイモータン・ジョーは、マックスとは直接的には何の因縁もないし、そもそも作中で会話を交わすことすらない。それどころか、イモータン・ジョーは通り一遍の悪役としてではなく、秩序を失った世界に社会システムをもたらす存在として描かれている。それに対するという意味でも、マックスは一貫して狂人=mad manなのです。まず目つきがヤバイ。

で、この「狂う」というのが本作のカギになっていて、マックスがあるシーンで"Hope is a mistake. If you can't fix what's broken, you'll go insane."と言う。その通りに、主要キャラはみんな一度それぞれの大きな希望を失って、そのあと狂っていく。フュリオサも、ニュークスも、ジョーも。大きな損失を出した人食い男爵や、光を失った武器将軍でさえもそうかも。そのなかで、過去に妻子を奪われ、冒頭で愛車さえ奪われたマックスだけが、最初から最後まで狂っている。

特に狂気を感じたシーンは、折り返し地点でマックスが言い出した提案のところ!あのシーンは、身振りや表情を含めて狂人だと思ったし、あそこでガツンとギアが入って、一気にヴォルテージが上がる感じはすごかった。
あとは、武器将軍戦のところですね。ここは実際には戦闘は描かれないんだけど、それまでは状況に受動的に流されるがままだったマックスというキャラクターに対して、あーこの人何だかわかんないけどヤバい奴だぞという印象が強く残ったシーンだった。それがそのあとの行動に繋がっている。

そう、キャラクターの行動原理がしっかりしているのが全てだなと思いました。誰も理不尽な行動を取らないし、それをいちいちセリフで説明もしない。極端に少ないセリフのなかで、作品のエッセンスに繋がる部分を縫い留めつつも、基本は全部「画」で見せる。
そして画そのものの完成度は非の打ちどころがなく、美術のチャチさやCGの不自然さがまったくなくて――なにしろほとんど実写だから!(Mad Max: Fury Road without special effects is still freaking awesome - YouTube)――そこが素晴らしいなと。映画館の大きなスクリーンでこそ体感したいと思わせるライブ感というのは、まさにこの絵と物語の力なんだと思いました。

Mad Max Fury Road at Tachikawa Cinema City

あと立川シネマシティの「極上爆音上映」初めて行ったんですけど、すごく良かったです。映画館自体はいまどきのピッカピカのシネコンではなくて、ちょっと年季入った感じというのがまず良くて。でいて、爆音といってもことさらに音が大きいということもなく、ごく自然に、迫力が何割か増しになるイメージというか。
マッドマックスFRでシネマシティの極爆を体験しておいて良かった。私はこの週アスによる企画室長へのインタビュー記事を読んで、行かなきゃと思いました。狂気こそが未来を変えるんだ。

常識破りの成功 映画館に革命を 立川シネマシティ「極上爆音上映」の野心 - 週刊アスキー
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/355/355161/
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