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最近観た映画から(2015年2月)

日記2015-02-27 17:58

というわけで2月も終わりが近いので、観た映画の感想を書き散らしておきます。今月はちょっとペースが落ちてしまって、ツタヤディスカスの月4本のノルマも果たせない感じで、逆に借りっぱなしの作品だとか、torneに録りっぱなしだった映画を消化しました。

そういやアカデミー賞の発表なんかもありましたね。以前Adam BeyerがTwitterで絶賛していたWhiplash(邦題『セッション』)は観に行きたいなあ。どうも、編集にかかわったTom Cross氏の言によると、エンディングは私も最近観た"The Wild Bunch"にインスピレーションを得た(Twitter)とのことで、ますます気になる。

『ヒックとドラゴン2(How to Train Your Dragon 2)』の日本語ソフト化も、ようやく発表されたと思ったら、リリースが7月らしくてうーんみたいな。それまでの間に劇場公開があるのならぜひチェックしたいけれども、どうなるか。
あと、近いところではニール・ブロムカンプの新作『チャッピー』も興味あります。これは確実に映画館に行くやつですね。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

昨年見逃して唯一心残りだった作品、ようやく観れました。サイコーだった。
実は導入部こそがっちり掴まれるものの、序盤はけっこうダルくてというか、テンプレ的なアメコミ表現が、あーあっちの人はこういうの好きだよね的な茶番に見えてしまって、これが2時間続くのは辛いなと思っていました。だけど中盤くらいから、それまで長々となぞっていたキャラの設定が俄然生き生きし始めて、終盤は畳み掛ける展開に飲み込まれました。これは脚本の力だなあ!

特に、ある作戦会議のシーンでの台詞の応酬は、ひとつひとつが気の利いたクールな言い回しで、日本語での字幕や吹き替えよりも原語のニュアンスがいい。一度でいいから、自分の作品でこんな洒落た掛け合いを書いてみたいものです。それまでのキャラ描写がすごく活きてるんだ。
ベタながらラストはホロッとしつつも、エンドロール前のカットで大笑いしてしまった。あんなの笑っちゃうよ!でやっぱ、この作品は音楽がすごくいい。ジャクソン5最高だね(なんじゃこの衣装)。

ヒルズ・ハブ・アイズ

ニンジャスレイヤー翻訳チーム、本兌有さんが挙げている映画のひとつ。これ、てっきりペキンパーみたいな西部劇だと思っていたら、私が苦手な部類の、スプラッター表現がものすごいガチガチのホラー映画だということを借りてから知る。でもせっかくなので、恐る恐る観てみたところ…これが超面白かったのです。
なんというか、お話の構成が完璧で、素人の私が思うホラー映画のエッセンス的な良さを、限りなく純度を高めて凝縮したような作品でした。熱いエンターテイメント!どちらも鑑賞すれば分かるけれども、ニンジャスレイヤーとの共通項はかなりあります。
概ね、こちらのブログのレビューに共感しました。こういうホラーだったらもっと観たいな。

『ヒルズ・ハブ・アイズ』、今こそ必見のホラー映画。 - この世界の憂鬱と気紛れ
http://blog.goo.ne.jp/sepurainnole/e/d83c84f2da44403318f80318de9633db

トップをねらえ!

厳密には映画ではないけれども。お薦めしてもらったにもかかわらず、ブルーレイBOXを借りたままになっていた、初期ガイナックスのアニメ作品。全6話。私はエヴァがあまり好きではないので、庵野監督かーと思っていたのですが、これは最高に良かった。
比較対象としてどうなのか分からないけれど、私としてはこれ、やり口が「まどマギ」に似ていると思ったんですよね。ベタベタに記号的なアニメかと思わせておいて、ガチのSF設定の迷路に引き込みつつ、累乗的にお話を膨らませてカタルシスに導くという。なんというかこの作品であれば、当時をして、まどマギ的なインパクトを与えたのだろうなというのは想像に難くない。特に5、6話の弾けかたは素晴らしかったです。

ウラシマ効果にまつわるドラマの表現については、(あまり同列に比べるのも良くないけど)個人的には『インターステラー』の想像力の貧困さは何だったのかというくらい、先進的で効果的な取り入れかたをしていて感心しました。ラストいいよね!
あと、深宇宙を深海と解釈したという宇宙怪獣のデザインも印象に残った。あのインフレ感は、グランラガンにも通じるものがあるし。分からないけど、作品の系譜としてこのあとにエヴァが続くのはすごく納得できる。そういう経緯だったのかぁという感じだ。

AKIRA

これも完全に初見でした。2年くらい前に地上波で深夜に放送していたものの録画。有名な割には、今まで観る機会がなかったなあと思っていて、その理由は作品を観て分かったんですけれども(暴力表現がものすごい)。
お話としては面白くはない。その意味では私は全然ピンと来なかったんだけど、とにかく生き物のように動く爆炎と煙と瓦礫のアニメーションがひたすらカッコ良くて、見とれてしまいました。なるほど、これは今のアニメの表現を軽々と凌駕するものだと思うし、ロストテクノロジーのように扱われていても不思議じゃない。これがなんだか、『トップ』と同じ1988年の作品というのはおもしろいよね。私はこのころ8歳で、リアルタイムにこの両作品に立ち会えた世代が羨ましくもあります。
本作は『キルラキル』のアニメーター、すしおさんが最も影響を受けた作品のひとつとして挙げている作品でもありますね。曰く、瓦礫ばかり描いていたとか。キルラにも、たとえば3話のバトルシーンだとか、そこかしこにオマージュが込められていますね。

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