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M.D.プホール『3つの秋の小品』

タンゴ2014-11-25 23:31

日々に追われているうち、いつの間にやら秋も深まってきました。冬に差しかかる前に、この季節にぴったりの曲についてちょっと書いておこうと思います。

クラシックギターにはあまり詳しくないのですが、いくつか好きな曲があって。特にピアソラの影響で10年くらい前にアサド兄弟のファンになってからは、南米のギター曲が気になっています。
先日、YouTubeを観ていたら、その中でも特に好きな曲のベスト・バージョンとも言える演奏動画がアップされていました。アルゼンチンの作曲家プホールによる『3つの秋の小品(Tres Piezas de Otoño)』より、第3楽章「センテナリオ通り(Avenida Centenario)」。

哀愁を帯びた冒頭のアルペジオ、入れ替わって繰り返される旋律、畳み掛けるような息の合った掛け合い!カッコ良くないですか?演奏しているのはドイツの若手ギターデュオ、Kristjan TammとRoman Hernitscheck両氏によるTamm & Hernitscheckで、今のところ彼らのYouTubeアカウントではこの曲のみ公開されているようです。

そもそもこのプホールの『3つの秋の小品』は、10年以上前に日本の有名なクラシックギター奏者である福田進一さんとエデュアルド・フェルナンデスのデュオアルバムのための委嘱作品だそうで、私も彼らの演奏で知りました。初めて聴いたとき、これはピアソラまんまじゃないかと思ったものですが、それもそのはず、プホールは1957年ブエノスアイレス生まれで、ピアソラのみならず並み居るタンゴ奏者の薫陶を受けた筋金入りタンゴギタリストなのだということです(ご本人のサイト)。

で、人気のある曲らしく、YouTubeで検索するといっぱい演奏動画が出てくるのだけど、正直言って音質・テクニックの両面において決定版的なものが見当たらなかった。そんななか今年8月にアップされたこの演奏を聴いて、これは!と思った次第で。というか、どこだか分からないけれど、こののどかな郊外にある線路のジャンクションというロケーションも最高ですよね。

最近この演奏動画について、作曲者本人からのコメントも寄せられたそうで(FBページ)、曰く「この曲のベスト・パフォーマンスだと思う」とのこと。興味のある方は、三楽章フルバージョンが最近アップされたので、そちらを聴いてみてください。「森林」「木陰にて」「センテナリオ通り」の三楽章からなる14分くらいの曲です。しんみりと、渋く、美しい曲。

Tamm & Hernitscheck - Tres Piezas de Otono (M. D. Pujol) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=OpsoxnnYmF8

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