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週末日記、Relics~Vアコ

日記2013-08-26 01:05

コミティアが終わって、溜まってた仕事も気合いで乗り越えて、今週の後半から週末にかけては糸の切れた凧のようにフラフラとしておりました。たまには日記的なあれこれを。

木曜の夜は、watさんが高円寺で回しているというので遊びに。リアニのテクノサイドに特化したパーティーとのこと、場所は駅すぐの薬酒Bar。初めて行く所で、こじんまりした2Fのスペースの奥まったところにブースがあって、わいわいと駄弁りながら音楽が聴けるような空間でした。watさんは普段とは一味違う、ハウシーな立ち上がりで心地よかったのですが、イベント終盤ってとこで店内が混雑していて熱気がすごかった。
駅前のマックで、出番の終わったwatさんと合流して、izさんとフミアキさんに自分を加えたメンバーでizカーに乗り込み、深夜の首都高ドライブ。平日っぽくない!楽しかった!

金曜は金曜で、仕事終わりで川崎へ。ここうさん夫妻にkoumeさんフミアキさん練乳くんの5人が、この日『パシフィック・リム』を観るとのことで、終わる時間を見計らって近くのお店で落ち合い、飲みながら感想を語り合うという、まさに感想戦。
私はまったく、怪獣モノや特撮、それに映画そのものについての教養がないので、みんなの様々なリファレンスを元にした意見を聞くと、なるほどなあと。加えて、そういうものを度外視したバカバカしいまでに「カッコイイところ」への共感は、とにかく酒の肴に最高。いつかみんなで大画面でワイワイ観たら楽しいだろうなと思いました。ソフトがわりとすぐ、11月とかに出るらしいですね。

土曜は茶箱でREC-ing Crewさん主宰のテクノパーティー「Relics」へ。久々に会うかつての町田テクノ勢、キヨミヤさんもカワカミくんも相変わらずナイスガイでした。
盛り上げつつも締めるところは締める、キヨミヤさんのDrumcode系テックハウスセットから、安定の重工サウンド、ダビーとドライビングを行き来するフミアキさんのDJ、Machinedrumが呻る新しいカワカミくんのライブセットも素晴らしかった。特にこのセットは原点に帰ったというか、ストレートなテクノながら緻密に構成されていて、彼らしい個性も芯としてしっかりあって、聴き応え満点でした。ラストは、レッキンさんの攻めのDJ。

このパーティーは、レッキンさんならではの真摯さが随所に現れていて、BIと同じ茶箱の硬派テクノパーティーとしていつも応援しています。お客さんの立場で、完全に遊びに行く姿勢で好きな音が聴けるってありがたいことだ。
終わってからは、またもやizさんの車で送っていただく、わーい。

さて、日曜の今日。毎年観に行っているRoland主催のVアコーディオン・コンテストが、おとといになって今日開催と知って慌てる。例年だと9月の開催で、まだまだと思っていたら、Roland広報さんのツイートで気づくという。去年もご一緒した先輩の杉山さんと行ってきました。場所はここ数年ずっと同じ、秋葉原UDXシアター。

今年出演された方々は、例年と比べて場慣れしていない感じの方も多かったけれど、意外にもその分パフォーマンス的に一歩踏み込んだものが多くて楽しかった。審査員のcobaさんの含蓄ある講評、いつもアコーディオンだけじゃなくて広く芸術的な意味でもグサッと来るので好きなんですが、今年は「オリーブオイル使ったりとか、奇をてらっただけのソバ屋はダメ」。新しいものに挑戦するには、それに相応しい資格が必要であって、その資格とは基礎と古典への深い理解と努力なのだと。Vアコーディオンという、ある意味でそれだけで奇抜な、革新的な楽器に対しては常に降りかかるテーマなのかもと思いました。

入賞した杉山さんと藤原さん、どちらも左手ベースボタンでの4つ打ちキックを駆使したスタイルの自作曲は、私が知る限り今までほとんどなかったクラブミュージック風のアレンジで、特にかっこよかった。それでも、優勝した林原さんのキャリアに裏打ちされたパフォーマンスは別格でした。今年は、ローマの世界大会でも日本代表がいい線行くかも。

それにしても新製品のフラグシップ機、FR-8Xは、ボタンを押したぶんだけベローズの空気抵抗が変わるという、Vアコの弱点を技術で乗り越えた点が素晴らしい。もちろんこれも、アコースティック楽器のように物理的にリードが開くことによるものではなく、電子制御なわけで。すごいなー。
もらったパンフのなかに、サイトでPDFで配布されている教本の紙版が入っていた!これ見て私も、Vアコの練習再開したいな。

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