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volcaが来た

日記2013-06-26 23:43

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先日の記事(volcaを待ちながら | EPX studio blog)でも触れたKORGのアナログシンセ、volcaシリーズがついに発売されました。発売日の23日、予約の通りPowerDJ's楽天市場店さんから届きました。Amazonなどでは、入荷が予約数を超えてしまい予約自体が強制キャンセルされたりしているようで、1次ロットはさほど多くはなさそうです。本体に刻印されているシリアルナンバーは、bassが261でbeatsが427。せっかくならキリがいい数字がよかったけど。303とか!

要領は分かっているので概ね想定の範囲とはいえ、楽しいです。遊べますこれ。ただ、近年のDAWソフトウェアなりデジタルシンセなりに慣れて、あれこれ期待してしまっていると、単体でできることの少なさ、天井の低さに戸惑うかも。基本的には、他のハードをあれこれ組み合わせて使うことで、良さが実感できるものだと思います。

何はともあれ、さっそくビデオを撮ってみたのでこちらを。

以下、あれこれと気づいた点を列記していきます。

まずvolca beatsについて。キックは非常に存在感があって素晴らしいです、言うことなし。これだけのために買ってもいいと思います。clickパラメータでアタック感を調整できますが、いわゆる909のような硬さにはならないので、レイヤーさせる音を考えたほうがいいかも。スネアはどうも評判が良くないようですが、確かにクセがあって、スターンと抜けの良い音にはならずノイジーです。
ロー・タムはキック同様腰にくる感じ。逆にハイ・タムはピッチが高すぎるので、中間が欲しかったな。ハットはgrainの値の微妙な差でかなりカラーが変わって楽しい。OHのディケイをもう少し短くできるとなお良かった。

PCM系は、いじれるパラメータがPCM speedだけなので、曲調に合わなければ無理に使うこともないかなあ。ローファイな感じは、単体で遊んでいる分には悪くはないのだけど。あるいは、パートレベルを下げてうすーく重ねてグルーヴを作るとか。個人的にはライドシンバルかリムがほしかった。

beatsの場合、モーションシーケンスはスタッター(MIDIディレイ)とPCM speedだけ記録できる仕様。せめてパートレベルにかけられれば、ノートごとのベロシティをいじる感じで複雑なパターンが作れたのに、なかなか難しい。そのスタッター機能は、普通のショートディレイと違って、かかっている間は各パートのディケイが強制的に短くされるので、きれいにかけるには少しコツが要るかも。

言ってもモノラルなので、ハットやタムを左右に振りたい場合はどうにもならないです。パラで出したい。パートレベルみたいに、パートごとにパンが設定できたら良かったな。

そしてvolca bass、これは難しいです。難しいというか、パラメータは少ないので簡単ではあるのだけど、漫然と触っていると「普通の」音になってしまう。3つあるVCOの重ねかたによっては、単に濁って聴こえてしまうこともあるし、なにしろ各VCOのレベルを調整するミキサーがないのが悩ましい。レゾナンスビキビキの気持ちのいい音や、籠ったファットなsawはすぐ出ます。そこを工夫で超えたい。

3機種あるvolcaのうち、bassにだけモーションレックがないのが想定外でした。そしてEGが、フィルターかアンプかのどちらか一方にしかかけられない。正直言って、シンセとしては制約多いほうです。燃えてきます。

VCO1~3のグルーピングは楽しいですね。グルーピング中も、各オシレータは個別にミュートできます。つまり、和音を抜き差ししてちょっとした展開が作れる。またオシレータに関しては、それぞれにアクティブステップを設定できます。これによって、例えばグループ化していない別々のシーケンスで、4ステップのループと5ステップのループを重ねたりして、ポリリズミックなパターンが作れます。ミニマリスト必須テクな感じで。
これを使って、1曲録ってみました。SoundCloudに上げています。

それにしてもほんと、アナログのツマミ変化の滑らかさは良いですね。ヘンな例えだけど、単純に解像度が上がった感じがする。これだけのことが、なぜこんなに気持ちいいのか。

しかし、問題は来月発売のkeysを買うかどうかですね。うーん。行くのか。やはり。

HBOの『ROME』、史実と創作の狭間で

日記2013-06-25 16:57

先月、Twitterのタイムラインで、古代ローマ帝国を舞台にした『ROME』というTVドラマ作品があることを知りました。なんでも米HBOと英BBCの共同制作で、2007年に放映された当時はそれなりに話題になったのだとか。全然知らなかった。

DVDの発売元のワーナーによる日本語紹介サイトがこちら。Flashで音が出ます。

『ROME[ローマ]』 2008.1.25レンタル開始!
http://wwws.warnerbros.co.jp/rome/

私は、学部生のころ古代ローマ史を専門にしていたこともあり、一般的な日本人よりはこの手のテーマに関心があるほうだと思います。といっても、ここ数年は書籍も映像作品もまったく追っていないし、いまだにイタリアにも行けていないし。挙句、これほどのスケールの作品をスルーしているという、まあその程度なのですが、なんだかこれは久々に腰を据えて観てみたいと思えました。

DVDは、シーズン1と2合わせて計22話。はじめレンタルでぽつぽつと借りていたものの、間もなくがっつりハマり、そのうえ新品DVDボックスがAmazonで異様に安いと知って、ボックスを買ってしまいました。平日の夜に少しずつ進めて、第1話から一ヶ月ほどかけて完走。

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本作の何がすごいかって、まず、徹底して史実に正確なところです。いわゆる時代考証がしっかりしていて、ただ制作費をかけているだけじゃなく、見映えが派手なら何でもいいというフィクション的ないい加減さがない。古代ローマを舞台にした映像作品、例えばNHKスペシャルの『ローマ帝国』(2004年)なんかのドキュメンタリーと比べても、極めてレベルが高いのではないかと思います。

物語の舞台となっているのは、共和政末期からアウグストゥスによる帝政が始まるまでの期間。いわゆる古代ローマ帝国がよく知られるような劇的な繁栄を極めるよりも前の話で、ローマの街並みはものすごく埃っぽいし汚い。綺麗に見せるのはCGでも何でも、いくらでもできるのだろうけど、敢えてこの泥臭さにフォーカスしたのはいいですね。

作中で扱う歴史上のできごとも限りなく正確で、少なくとも、史料で語られる史実に近く独自の脚色が少ない。なかには、ドラマチックすぎてさすがに演出でしょと思って後で調べたら、事実だったりとかも(ガリアの王ウェルキンゲトリクスが、カエサルの凱旋式で処刑されるくだりなど)。

また、登場人物のキャスティングもイメージにぴったり。飄々として本心を見せないカエサル、粗野で俗っぽく憎めないマルクス・アントニウス、日和見的で頼りないキケロ、理性的だけどどこか影のあるオクタウィアヌス。クレオパトラは、ベリーショートの小柄な女性で見た目には斬新でしたが、ハマっていました。今後しばらくはこのイメージが定着しそうな。

さて、とはいえこの作品は教科書のように退屈なドキュメンタリーではないわけで、あくまでも主役とその周辺は創作です。そのミックスのしかたがまた、良くできている。主人公は、カエサル率いるローマ第13軍団に属する兵士、百人隊長のヴォレヌスとその部下プッロ。彼らは貴族ではない一般的なローマ市民で、彼らの目線で貴族の歴史としての政治史に描かれない部分を描いている。つまりフィクションがノンフィクションに光を当てることで、物語を立体的に見せる構造になっています。

象徴的なのが物語始まってすぐの第2話。邦題は単純に『ルビコン渡河』とされていて、文字通りカエサルがルビコン川を軍隊を連れて渡り、公然と共和政に立ち向かったという有名なエピソードを描いているのですが、原題は"How Titus Pullo Brought Down The Republic"、つまり「(主人公である)ティトゥス・プッロがどのように共和政を崩壊させたか」。有名な史実の裏側に、架空の人物の行動が大きく関わっていたら…という、かなり突っ込んだフィクションでもあります。

であるにもかかわらず、史実を捻じ曲げていないのが重要なポイントで、以後も、カエサルやオクタウィアヌス(後のアウグストゥス)、マルクス・アントニウスなどの重要人物が紡ぐ、ある意味で既にガチガチにフィックスされた物語の合間を、主人公2人が縫うように生きていく。パズルのようなシナリオ。本当に丁寧に作られています。

大筋のお話的には、とてもオーソドックスな悲劇でした。ギリシア悲劇のようにすごい古典的な。決してハリウッド映画のような、英雄的なストーリーじゃない。確かに、腕っぷしの強いローマ兵であるプッロとヴォレヌスは、一見してヒーロー的なシーンも少なくないけれども、目を覆いたくなるような場面もちらほら。人間として欠陥が多く、不器用すぎる。歴史の授業に使えそうなほど正確なローマ描写にもかかわらず、いや、正確だからこそ「R-15指定」なのにも納得というか。

そう、現代の西洋の倫理観をほとんど作中に持ち込んでいないのが、他の何を置いても素晴らしいところです。死や性について、宗教について、正義について。現代人には共感しにくいような道徳観が、(少なくともあからさまな故意と感じるような)変なフィルターを通さず、そのまま描写されている。
具体的には、2人の主人公(とローマの人々)は一切のためらいなく人を殺すし、公然と不義もはたらく。けれども、それも特異な部分を強調するような、見世物小屋のような見せかたじゃなくて、史料から類推できる事実の延長の範囲で、有り得べき自然な姿として描かれているんですよね。一定規模の大金を投じた映像作品において、この学者的な誠実さが反映されつつ、かつクリエイティブなものがどれだけあるかという話で。

よく誤解されることですが、歴史(特に古代史)を学ぶ醍醐味というのは、決して年表を暗記することなどではなくて、限られた史料から想像力をフルに働かせて、頭の中でありありとした映像や音を描くことだと思うのです。まるで自分がその時代に居て見聞きしてきたかのように。それって、シンプルな好奇心に端を発する創造的な作業で、「歴史に学ぶ」とかっていうありがちな動機は大概、なんらかのシチュエーションで歴史学の意義を強調するための後付けか、そうでなくば単に政治家の言説であることが多い。

つまり、私の考えとしては…事実としての歴史と、創作としてのクリエイティビティは相反する要素なのではなくて、本質的には親和性が高いのではないかということです。ただし、それだけに(特に)映像化というのは、ある意味ではリスキーな部分もあって、事実でないことが事実として受け止められてしまう可能性もある。史実に対して厳密に、倫理観も極力当時のまま、かつ与えられた範囲で創造的な要素を織り交ぜるという本作の試みは、個人的にも支持できる制作方針です。スタッフが意図するところのその指針の一部は、DVDのボーナスとして収録されたメイキング、インタビューからも明らかになっています。

さて、シーズン1と2に分かれている本作ですが、メインはシーズン1かなという印象。カエサルの暗殺までですね。序盤は登場人物が多く、まったくローマ史に馴染みのない方はさらっと予習したほうが楽しめるかも。戦うしか能がないプッロとヴォレヌスは、軍を退役したあとローマ市民として苦悩し、それぞれに人生の転機を迎えます。有名な元老院でのカエサル暗殺シーンにあたっても、ブルートゥスは苦悩する青年として描かれ、その光と影のなかの表現があまりにも鮮烈。見どころが多いという点では、まずシーズン1がおすすめです。

一方、シーズン2はファン向けの後日談にあたります。しぶとく生き延びたキケロは誰にどのように暗殺されるのか、ブルートゥスがフィリッピの戦いで迎える象徴的な最期、セルウィリアの狂気、そして息子が皇帝となり、全てを手に入れたはずのユリウス家のアティアに訪れる空虚。淡々と史実をなぞるばかりでありながら、最期まで飽きさせませんでした。また、クライマックスでのマルクス・アントニウスとクレオパトラのくだりは、本作では珍しく情緒たっぷりに描かれ、2人の人間くささが際立っています。

万人にお勧めできる作品ではないけれど(特にエロ・グロ描写の率直さにおいて)、古代ローマ史に興味のある方なら間違いなく興奮できる作品だと思います。検索したら、漫画家のヤマザキマリさんも放送当時の段階でハマっておられますね。

HBO ROME : ヤマザキマリ・シカゴで漫画描き Mari Yamazaki's Blog
http://moretsu.exblog.jp/i8

とりあえず、シーズン1を収めた前編セットがAmazonで1,000円と破格なので、アフィでもなんでもありませんが、リンクを紹介しておきます。

Amazon.co.jp: ROME [ローマ] 〈前編〉 [DVD]: ケヴィン・マクキッド, レイ・スティーブンソン, キーラン・ハインズ, ケネス・クラナム, ジェームズ・ピュアフォイ, ポリー・ウォーカー, リンジー・ダンカン, イアン・マクニース, インディラ・ヴァーマ, カール・ジョンソン, マイケル・アプテッド: DVD
http://www.amazon.co.jp/dp/B002AYP0EK/

volcaを待ちながら

日記2013-06-12 02:01

4月。Musikmesseを前にしたKORGの謎マシンのリーク画像を見て、以前なんちゃらtribeのコラ画像に騙された私は、あらぬ期待を抱かないようにしていた。しかしコラにしては、やけにCGの出来がいい。写真みたい。とか思っていたら、そこから2、3日も経たないうちに正式発表が。それがKORGの新作アナログシンセサイザー「volca」なのでした。

volca|KORG INC.
http://www.korg.co.jp/Product/Dance/volca/

正直言って、こういうシンセを待ってました。特にbeats。「Optik」というVSTiのファンだというのは何度か書いてますが、こういうシンプルなアナログリズムマシンが、ハードウェアであったらなぁと思っていたのです。Elektron製品は高くて買えないし、強いて言えばMFB-503あたりがそれまでの理想に近かったのですが、どうもシーケンサー部分の使い勝手が。なにしろ、Electribeの秀逸なUIに慣れすぎてしまったもので。

Electribeは、今でこそESX-1をメインに使っているものの、もともとは2000年くらいにEA-1を買ったのが最初でした。KORGのシンセもそれが最初。MC-303やSP-202と組み合わせて、ウワモノ用シンセとして使っていました。あのあたりから「アナログモデリング」と言われるようなシンセが好きで、それはイコール、アナログシンセへの憧れでもあったのです。

実は、直前までけっこう本気で「MS-20 mini」を買うつもりでいました。今も憧れはあるけど、volcaが来てしまったことで、一旦はおあずけですね。

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そして今日、KORGユーザー有志ELECTRIBE Lifeさん主催のvolcaお披露目イベント「volca impression」@茶箱に遊びに行ってきました。発売前のvolcaを、茶箱のサウンドシステムでチェックできる絶好の機会。
KORGの坂巻さんをはじめ、関係者の方々による実機(計6台)を使ったプレゼンテーション、参加者による音出しタイム、自前のヘッドフォンを接続してのサウンドチェック、などなど。

茶箱のスピーカーで聴くbeatsのキック、ものすごい。「圧」って感じ。beats単体でできることはそんなに多くなくて、それだけパラメータが絞り込まれているのかも。エフェクタをどんどん噛ませると、更に化けそうな予感はあります。
bassのブリブリ感、立ち上がるときのブオンという迫力。あまりバキバキなのよりもフィルター閉じ気味の控え目な音が好きなのですが、それでも十分に存在感ありました。
keysは、MIDI鍵盤を繋げばまともなポリシンセかと思いきや、簡単な操作でエグい飛び道具系の音が出て、これも楽しそう。一番使いかたが難しいかもしれませんね。

いや、でもvolca素晴らしいです。なんという明快なコンセプト。カオシやmonotronのような、オモチャ偏重のデザインにはあまりそそられなかったのに、このモジュール感、金属感のある外装。ツマミ!KORGさん最高です、ありがとうございます。

で、来週末に先行発売となるbeatsとbassは、もちろん予約しました。イケベ楽器Power DJ'sさんの楽天市場店で。初回入荷分が完売となっているので、他のお店とかもそうなのかも。何にせよ、楽しみですね。

東扇島東公園

自転車2013-06-09 16:59

自転車を買う前から、もし買ったら行ってみたいと思っていたポイントがいくつかあって、そのひとつが、自転車写真ブロガーのBlue-Periodさんの記事で読んだ東扇島でした。

クロスバイクと東扇島公園と大黒ふ頭と300円で安くてクソ美味い山盛り半チャーハンのこと - Blue-Periodさんの日記
http://d.hatena.ne.jp/Blue-Period/20120627/1340791753

なんでも、川崎の東側の工場地帯を抜けると、歩行者専用の不気味な長い海底トンネルがあって、その先の埋め立て地にあるのが、初回のFREEDOMMUNEをやるはずだった「東扇島東公園」なのだとか。ご存じの通り、その野外イベントは荒天のため中止になり、翌年から幕張メッセになったわけですが。その時ここにどうやって行けばいいのか調べたのが、東扇島を知った最初だったと思います。

前日の夜に予め行き先と大雑把なルートを決め、土曜の朝8時に出発。港北ニュータウンからは以下のようなルートで。赤が往路、青が復路です。

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綱島までの県道102号はもう何度も走っていますが、道が広く見通しがいいので、幹線道路とはいえ比較的危なげなく走れます。いったん鶴見川サイクリングロードに出て、尻手の手前で140号に乗ろうとするも、細い道をコンボイみたいな大型トレーラーが行き来していたのでやめ。もうちょい先の第二京浜づたいに川崎へ出て、ここまでで20km弱、ジャスト1時間くらいでした。いいペース。川崎まで自転車で来たのも初めてだし、これからちょいちょい暇つぶしに来れるかなとか。

川崎からは、大きな歩道橋のある交差点から国道132号線に入って、そこからはトンネルの入口のある千鳥町までひたすら真っ直ぐ。途中までは、バス優先レーンが色分けされていて、自転車は主にバスに気をつけて走る感じで。バスレーンが途絶えてからは、楽しい楽しい工場地帯です。蛇のようにのたくった無数パイプが道の左右を支配する威容。ただ空気が悪い。

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このあたりのスケール感は、へたな写真よりもストリートビューのほうが分かりやすいかも。
車道をそのまま行くと、自転車進入禁止の看板があるので、左の脇道に反れて「ちどり公園」へ。まったく人気がない、雑草の生い茂る公園内を案内板に沿って進むと、噂の人道海底トンネルの入り口がありました。

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直線!全体の長さとしては1000mくらいで、めちゃくちゃ長いわけでもないのだけど、傾斜になっていることもあって、先というか、終わりが見えない。しばらく歩いていると、だんだん時間の感覚がなくなってきて、気が遠くなってくる。
遠ーくに見えた光のようなものが、ゆっくり近づいてきて、それが釣り人のおっさんがこいでるママチャリの前照灯と分かったのは数分後。さんざん「自転車は押して歩くように」という音声テープが流れているのに、そのあとすれ違ったチャリも、おかまいなしに爆走していました。私は行きも帰りも律儀に押して歩いた。

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脱出。東扇島東公園は、トンネル出口からさらに少し東に行ったところにあって、ここまで千鳥町側から徒歩で行くのはさすがにキツいだろうなと。バスが出ているようなので、幻のFREEDOMMUNEがあったとすれば川崎からバスで行ってたはず。
公園の対岸に見えるのは、さっき走ってきた東京電力の川崎火力発電所と、浮島の精油工場群。インダストリアル。

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朝10時の公園は、家族連れでそれなりに賑わっていました。ほとんど人気を感じなかったトンネルを抜けてきたので、ちょっと違和感。みんな当然のように、車で来ているわけですね。人工の浜で潮干狩りしていたり、犬連れの家族、少年サッカーチーム、バーベキュー集団、いろいろ。
城南島海浜公園ほど至近距離ではないにしろ、羽田を離発着する航空機も見える。公園の突端のずっと遠くには、アクアラインの換気施設。

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もと来た道を帰る。また長いトンネルを抜けてちどり公園に出ると、そこは野良猫の王国だった。あとで調べると、なんだか有名な猫スポットらしいですね。

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帰りは鶴見川をつたって、綱島のケンタッキーでお昼。ここは何度か来ていて、わりと空いてるので好きなんだけど、街中の路面店なのにソフトバンクの3G/4Gが全然入らないのが謎。
なんだかんだと6時間近くも乗っていたせいか(押して歩いたり休んでいたのも含めて)、綱島から家までの緩い上りは、いつになくヘロヘロでした。クロスバイクが軽快すぎて、たまに自分が運動音痴で体力全然ないの忘れそうになる。走行距離63km。行きたかった場所まで自転車で行くことができてうれしい。

UX31AでTraktor Scratch Pro 2

テクノ2013-06-04 18:44

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仕事用PCとして買ったZenBookに、早速Traktorを入れてしまうという。まあいいじゃあないですか。ってのは、1年も前にTraktor Scratch A6を買っていたのに、手持ちのノートPCでは正常に動作しなくて、箱のままずっと眠らせていたのです。今後CDJで続けるにしても、PCDJを始めるにしても、いい機会なので勉強のつもりで。

とりあえず、普通につなげて普通に動きました。CDJでタイムコードCDを使っています。このタイムコードCDの扱いかたもいまいちよく分かってないのですが、要は、トラック2を使えばいいのですね。

全曲についてグリッドを打っていくのがイヤで、それはしたくない。始めてしまうとキリがないし、今後増えていく曲についても都度手作業が必要だったりすることを考えると、どうしても気が進まない。それに、ソフトの仕様に依存するような最適化は、(気が変わりやすい私の場合は)好ましくないです。

で、どうしたものかと思って触ってみると、タイムコードコントロールでもSYNCって使えるんですね。よく理解していませんでした。つまり、アナライズによって、ビートグリッドの位置はキックの頭に合っていなくても、自動的にBPMは検出できているので、プレイするときに頭だけ合わせてあげればいい。

手順としては、コントロールCD/ヴァイナルのキャリブレーションが済んでいる段階で、relativeモード(再生ボタンの右の円盤のアイコン)を両デッキともオンにして、一方をMASTER、もう一方をSYNCにしたうえで、普通に頭出しするだけでした。CDJ/タンテ側のピッチコントローラを触らなくても、小数点以下2位レベルでばっちりピッチが合ってしまう。これは楽すぎる。頭出しまで自動でやってくれると、もっと楽だし、技術的には別にできると思うんだけど、というかなんかやりかたがあるのかな?

MIDIコンは、あるにはあるのですがM-AUDIOのX-SESSIONという相当古いもので、手動マッピングが面倒なので使ってません。とはいえ、C/Dデッキも使いたいし、FXも使いたいのであったほうが便利かなと思います。BehringerのCMD MM-1というのが気になっているんですが、これ、いつ出るんですかね。

Behringer: DJ CONTROLLER CMD MM-1
http://www.behringer.com/EN/Products/CMD-MM-1.aspx

そういえば、ひとつだけ謎の現象があって、再生中に両デッキが同時に止まることがあるのです。フリーズとかじゃなくて、本当に再生停止になる感じ。そのときCDからのタイムコード情報も来ていなくて、キャリブレーションをやりなおしてもダメ。Audio 6を接続しているUSBケーブルを抜いて、差し直すと元に戻るといったような状態で、これまで2度起こりました。これ、USBケーブルがいけないのかなぁ。

初多摩川

自転車2013-06-03 00:12

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関東地方も梅雨に入ったようですが、この週末は陽気に恵まれて、また少し近くを走ってきました。鶴見川を上って、柿生から小田急線づたいに登戸に出て、そこから多摩川サイクリングロードを下ってみたいなと。多摩川に出るだけなら246が一番近いのだけど、交通量の多さとと勾配のきつさにまだ自信がないので(というかローディさんならまだしも、あの道でクロスは危険のような)、このルートを含めて代替ルートをいくつか探ってみるつもり。ゆくゆくは、気軽に都内に出られるようになりたいのです。

津久井道(柿生・登戸間)は概ね走りやすかった。新百合付近の緩い上り坂がちょっとイヤだったけど、そこを過ぎれば下るだけ。そういえば、先週取り付けた新しいグリップとバーエンドバーの使い勝手も良好で、変えてよかったです。ブレーキが欠かせない下り坂と交差点付近、ほか交通量の多いところを除いては、エンドバーを握っていたほうが姿勢がずっと楽。

多摩川サイクリングロードに出たのは昼ごろ。思っていたよりも人通りがなく、とはいえゆっくりめのスピードで二子玉まで。しばらく川沿いを押して歩いて、少年野球やらバーベキューやらを横目にぶらぶらと。晴れて日差しがきついかなと思いきや、薄曇りといった感じで助かりました。

丸子橋のあたりからは、中原街道で港北ニュータウン方面へ。基本は平坦で良い道。頻繁に通るバスや大型トラックに気をつけつつ。バイクプラスさんの下のページで紹介されているルートを、逆に走ってきたわけで。

多摩川|カフェに立ち寄る-神・東|多摩川サイクリングロード|自転車店バイクプラス
http://www.bike-plus.com/pleasure/course/tamagawa_cr.html

41.4km、2時間40分でした。特にも目的もなくただ走ってきただけなのに、気持ちよかったな。

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