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フリーランスのWeb制作 : デザイン、HTML/CSSコーディング、CMS
EPXスタジオ www.epxstudio.com

M3-2012秋、お疲れさまでした

活動2012-10-28 22:55

M3-2012秋

初の単独サークル参加でしたが、無事終了しました。1人でバタバタしており、ご挨拶できなかった方がけっこういたのが心残りです。買い逃してしまったCDもちらほら。ともあれ、わざわざブースに来て作品を手に取っていただいた皆さま、ありがとうございます。こういう即売会の楽しさと、終わった後の一抹の寂しさは、コミティアもM3も変わりませんね。

正直、今回の作品の内容でどの程度の人数のアンテナに引っかかるのか、まったくの未知数でしたが、おかげさまで、密かに設定していた目標は達成できました。買っていただけた方にはわりとしつこく、どこで知ったのかなどお聞きしてみたのですが、事前にサイトやSoundCloudで試聴していただけた方が多くて嬉しかったです。なかには、Presence時代からチェックして下さっている方もいて。

このあと、通販の用意を始めます。近日中にサイトでお知らせします。

例によって、レコーディングから日が経つにつれ、自分なりに粗も見えてきてしまうもので。ただ、現時点の実力ではベストと言える内容のものを作ったつもりです。次はもっと良いものを残せるように、あれこれ工夫してみます。しばらくは、不定期に曲作りを続けつつ、レーベルのリリースとしては4月末のM3春かな?ライブもまたやりたいですね。

閉会後は、izさんの車で送ってもらいがてら、途中の夢庵でわいわいと食事。雨が激しかったので帰り助かりました。izさんいつもありがとうございます。今度はお酒の席ででもゆっくり打ち上げしたいなぁと。

SoftBank 201MことMotorola RAZR Mに機種変更

日記2012-10-27 22:23

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携帯変えました。キャリア変わらず、電話番号もメールも変更ありません。シャープ製003SHに代わって、SoftBankに参入したばかりのモトローラ端末にしました。今わりとTVCMを打ったり、渋谷を中心としたPRを展開していたりして、広告にかなりお金をかけているみたいですね。

性能的には他社のフラグシップモデルには及ばないし、外見もさほどスマートとも言えないのですが、コンパクトにまとまっている印象です。最大の特徴は、モトローラがグローバルに展開している「RAZR M」ブランドのローカライズ版ってこと。国産スマートフォンの変態仕様にはもう003SHで懲りたので、できるだけグローバルモデルに近いほうがいいなと。さらには、モトローラ(Motorola Mobility)が5月に買収されて、今や完全なGoogle傘下であることから、Android端末のなかでは比較的にGoogle最適化が進んでいるのでは、という期待もあります。

発売は昨日、10月26日でした。実は、003SHの割賦代金もあと2ヶ月分残っているし、機種変を決めるのはもう少し様子を見てからと考えていたのですが、先日店頭で何度かホットモックを触って、印象が良かったので早めに決めてしまいました。

液晶は有機ELで、いわゆるペンタイルのようです。そのせいか、通常の液晶と明らかに見えかたが違って、なんとなくフィルターを通したような(例えるなら覗き見防止のペールビュー機能をONにしたような)見えかたになります。ここが、気になる人には一番気になるかもしれません。ただ、暗いとかいうことはなく、明るさと発色は十分で、Nexus 7よりもずっといい感じです。

OSはAndroid 4.0.4。現行の、特に冬モデルの中では必ずしもハイスペックではないとはいえ、まったく違和感を感じることなく軽快に動作します。というか、今となってはの話ですが、2年前のAndroidのカクカク具合は、どの端末も、正直この品質で売ってもいいのかっていう印象でした。003SHも、2.3アップデートでかなり改善されましたが、それでも全体的にもっさりした動作は変わらなかったので、それに比べるとほとんど別世界です。同じ世代のAndroid端末を使っている方は、割賦代金の完納を待たずにさっさと機種変してしまったほうが、時間も節約できるしストレスも軽減されて、金銭面を超えたメリットがあるかもしれません。

肝心のSoftBank 4Gの対応範囲・速度や、電池持ちなどについては、もうしばらく使ってみないと分からないので置いておくとして、とりあえず気づいた点をいくつか。

screenshotデフォルトのホーム画面アプリが気に入りました。左にスワイプするとすぐに設定を変更できたり、右に画面を追加していける仕様はいいですね。また時計、天気、電池容量を一度に表示できる「サークルウィジェット」がスマートで、汎用ウィジェットとしてあってもいいなと思いました(デフォルトのホーム画面アプリでしか使えない)。

カメラは、起動や撮影後のビューアを開く動作はかなり速く、ストレスを感じませんが、画質はそれなりです。例えばiPhoneのカメラなんかには、まったく歯が立たない感じです。それでも、003SHのカメラがあまりにもだったので、これから外に出かけるときは心強いなぁ。
あと、スピーカーの音が意外にいいです。背面の、カメラの隣に穴があるんですが、普通にYouTubeとかを見ててもびっくりするくらいの音出ます。

気になるのは、やはりSoftBankによるローカライズってことで、要らない、そして消せないアプリがごちゃごちゃ入っていることですね。マイアプリの更新通知に、GREEとかビューンとかホワイトマーケットとか出てくるのは精神衛生上良くないです(なので、設定でアプリの更新通知は切る)。ただ、アプリのドロワーで「お気に入り」というメニューがあって、そこに普段使うアプリだけを一括登録しておけば、邪魔なプリインストールアプリのアイコンを見なくて済むのでおすすめです。

ちなみに、今回はソフトバンクポイントが溜まっていたので、機種代は一括支払いにしました。機種変の場合は3万円とちょっと、そこからポイント分が割引になりました。痛い出費だけど、月々の支払いが現状よりも抑えられる計算なのでいいかなと。

Kindle Paperwhiteを予約

日記2012-10-25 03:14

遂に来ましたね。

Kindle Paperwhite - ライト内蔵の電子書籍リーダー
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B007OZO03M/

Wi-Fi版、8,480円だそうです。やっすい。速攻で予約しました。
先日Nexus 7を購入したので、Kindle Fire HDはスルーですが、これも手軽なAndroidタブレットみたいですね。昨夜のiPad miniといい、7インチ市場がいよいよ血で血を洗う戦いの様相を呈してきました。やっぱ、いいですよこのサイズ。あらゆる意味で合理的だと思います。

それで電子書籍なんですけど、初代iPadを予約開始日に購入してから2年5ヶ月余り、なかなか期待通りには普及しませんでした。互換性のないプラットフォーム、互換性のない端末間での縄張り争い!そればかりか、1作品1アプリとかで出ているような、センセーショナルな表題をつけただけの中身のないハウツー本が電子書籍と見なされている有様...。自分の場合、iPadで買ったまとも(?)な作品って、角川Book Walkerで購入した『ファミ通町内会』の1巻くらい。

唯一、赤松さんの「Jコミ」の取り組みには感心しました。ちょこちょこ作品はチェックしていて、『はるかリフレイン』や『箱入り娘』はすごく面白かったです。こんな機会でもなければ、出会えなかった作品なわけで。消費されるだけの役割を超えた漫画作品なんかは、電子書籍に向いていると思います。

Kindleストアの品揃え、おそらく他のどのプラットフォームよりも期待できそうではありますが、価格はもっとどうにかならないかなと。現状、コミックカテゴリの作品の価格を見ていると、だいたい紙の本と同じのようで。なんだかなって感じ。
それでも、例えば今から『ジョジョ』とか読みたいなと思ったら、全巻揃えるような置き場所はないし、データでってなるかも。ただ、例えば第4部だけ揃えるにしても、5,000円以上かかるんですよね。それならマンガ喫茶でいいかっていう。

ともあれ、ここからKindleがどこまで引っ張ってくれるかなぁ。

「M3-2012秋」にサークル参加します

活動2012-10-23 15:51

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売り物の準備が無事、完了しましたので、改めてのお知らせです。今週末の28日日曜日に平和島の東京流通センターで開催される、音系・メディアミックス同人即売会「M3-2012秋」にサークル参加します。新作CDを販売します。

M3には、数年前に「Presence」の企画に参加するにあたって、初めて行きました。当時はまだ会場が蒲田の大田区産業プラザPiOってとこで、ちょうど東方とかボカロとかが盛り上がり始めていて。そこから、M3の規模がだんだん拡大していって今に至るんですよね。
あ、あったあった。2007年10月だから、5年前だ。ほんとに初音ミク発売直後みたいです。

M3初参加の話 : EPX studio
http://www.epxstudio.com/frontline/2007/10/m3.html

同人イベントといえばコミケとコミティアくらいしか知らなかったもので、音楽系の熱気のすごさにカルチャーショックを受けたのを覚えています。あと、頒布物の単価が高いせいか、100円玉じゃらじゃらのコミティアに対して、札が飛び交っているのにびびったりとか。
ともかく、作品がただずらっと並んでいるCD屋と違って、作品を隔てた向こう側に、リアルにそれを作った人が立ってるというのが、即売会の醍醐味です。

M3は基本、春と秋の年2回開催で、今年の5月は一般参加で遊びに行きました。佐野電磁さんの新アルバム『Gradation』がどうしても欲しくて。その時の話はこのへんに書きました。

さて、単独でのサークル参加は初めてなのですが、それにあたって右往左往した話は先日の記事(「CDの作りかた(実践編)」)の通りです。でまさに今日、テックトランスさんからCDの納品がありました。台湾のプレス工場から、千葉の流通センターを経由して、きっかり期日の指定時間通りの到着。盤面印刷、内容もともに問題なく、ひと安心です。

CDの告知内容は、下記のページにまとめました。この作品に関して書きたいことはすべて書いています。

R-9 / Machine Body EP [EPXBICD1] - Body Inform
http://bi.epxstudio.com/

ありがたいことに、通販に関するお問い合わせもいくつかいただいています。イベント優先のつもりなので、来週のお知らせになるかと思いますが、若干数用意しています。

では当日は、第一展示場のH-10a「Body Inform」ブースでお待ちしています!

音楽と創作についてのメモ

日記2012-10-22 20:08

先日、東京と山梨を結ぶノイズ/アンビエントバンド「zhis(ジス)」の杉山さんから、ファーストアルバム完成のお知らせをいただき、それを機に渋谷で夕飯をご一緒しました。アルバムの感想などは、後日別の記事に書くとして、話した内容が(お酒が回っていたわりには)振り返るとなかなか濃いものでした。いくつかを思い出しつつ、メモ的にまとめてみます。

ちなみに、私自身は常日頃から考えていることを話した、というだけのつもりなのですが、言葉にしたことで初めて認識を新たにしたり、別々の思考の断片どうしが関連付けられる場面もありました。話すことって大事ですね。
以下は、主に自分の発言に基づくものを中心に抽出したつもりです(つまり、対話のまとめではありながら、必ずしも各項についてzhis杉山さんと意見が一致しているわけではないと思いますので、念のため)。

人生は短い

言うまでもなく、音楽とは時間によって規定される芸術表現であって、我々の一生が有限である以上、実際に聴くことのできる曲の総数もまた有限です。そしてそれは、普段漠然と思っているよりもずっと少ないのかもしれません。つまらない作品をいやいや聴いているような暇はないし、逆に歴史的に多くの人が価値を認めてきたような作品に対しては、謙虚に耳を傾けるべきです。なぜなら、その人にとっても普遍的な価値を感じられる作品に、効率よく出会える可能性が高いからです。

このように、主体性を持って音楽と向き合うのは、必然的に「選択する」という行為と同義になります。音楽を生涯の友とするということは、古今東西の無数の作品のなかから、意識的にであれ無意識的にであれ、聴くべきものを選んでいくことの繰り返し、積み重ねなわけです。

「選択」は創造的行為

ところで、私はDJよりも先に作曲を始めたこともあって、昔はDJに対しては「ただ他人の曲をかけているだけ」という先入観がありました(ほんとに高校生の頃の話ですよ)。曲をゼロから作るときのようなクリエイティビティはないと思っていたんですね。

しかし今になって分かるのは、かける曲を選ぶっていうのは、それだけですごく独自性の強い、きわめて創造的な行為であるということです。DJに限ったことではなく、「選ぶ」ということ自体がです。
そもそもの作曲にしたって、リズムマシンから、サンプリングCDから、シンセから音を選ぶわけですよね。のみならず、様々なアーティストや音楽スタイルの影響を受けた結果としてのアウトプットを、果たして本当に「ゼロから生み出した」ものと言えるのかというと、きっと違うと思うんです。何も知らない赤ん坊が適当に鳴らした音が、価値ある作品として評価されることがないのと同じように、取捨選択という主体的なアクションそれ自体が、その作家のオリジナリティなのです。

サンプリングやコラージュ、リミックスといったようなものが創作活動と認められるようになったのは、なにも近年になってからの話ではありません。既存のものを切り貼りして別のものを作る、ということは、もっとずっと昔から実践されてきました。J.S.バッハはその意味での天才で、既存のあらゆる音楽様式を総合したばかりでなく、もっと直接的に、他の作曲家の作品の編曲や、今でいうリミックス的な作品も多く残しています(『ゴルトベルク変奏曲』第30変奏のクオドリベットは有名)。

21世紀という時代の特殊性

これに対して、現代ならではの特異性がどういった点にあるかというと、やはりテクノロジーの進歩に依るところが大きいように思われます。
重要なポイントがざっくり2点あって、ひとつは、レコーディング技術の誕生。これにより「演奏された音楽」は初めて、一回性を超えた、普遍的な作品となりました。グレン・グールドのコンサート・ドロップアウトは、彼の考えかたの先進性を示すエピソードとして繰り返し例に挙げられる通りです。

もうひとつは、グローバル化。分解・再構築による作品の、ひいては文化の深化というのは、かつては限られた地域と紐づいたものでしかなかったのが、いまや一夜にして地球の裏側で進行していたりする。これはもちろん、インターネットの恩恵ですよね。
そして我々は、ひとりの青年がベッドルームで作り上げたトラックが、ラブ・パレードのようなところで何百万人を躍らせてしまうというダイナミズムの発現もまた、目の当たりにしてきました。

さて、アーカイブされる録音の数が膨大な量になり、また触れることのできる対象が地球規模に広がってしまうというのは、たかだか7、80年の一生を生きるひとりの人間にとってみれば情報過多、それも、本来自然に与えられる情報の量からすると、超絶な情報過多です。
20世紀において人々は、情報を取捨選択すること(=フィルタリング)を、新聞・雑誌・テレビなどのメディアにアウトソースしてきました。けれど、もはや本当に深く関わりたい、知りたい分野については、敢えて外注に甘んじる必要はない。インターネットなり何なりを駆使して、積極的に「選ぶ」という創造性を、自由に発揮することができます。

音楽と向き合う「覚悟」

ただ、どの分野の情報を主体的に選んで、どの分野の情報選びをアウトソースするかというのは、人それぞれです(それは誰にも強制されないものだし、強制されるべきではないと思います)。とりわけ、自ら人生にとって価値あるものとして、「音楽」に一定のウェイトを置いている人々というのは、一見多いようでいて少ない。
別に音楽なんかなくてもという人、あるいはメディアにフィルターされた音楽に触れているだけでいいという人は、多いです。というか、周りに音楽好きが多い環境だとどうしても麻痺しがちですが、世の中的にはそれが大半のようです。学生の頃はまだしも、30を過ぎてみると身をもって感じます。実際に、知人のうち何人かは、それぞれの理由で作曲なりDJなりをやめてしまいましたし。

よく、音楽で成功できなかったら道を諦める決意で地方から出てくる若者、なんてのがありますが、あれって決意でも何でもない。本当に覚悟している人にとっての音楽というのは、ある日を境にやめる・やめないみたいなものではなくて、空気や水のような存在です。人生の一部になっているから、まさに人生においてどんな局面になろうと、やめるという選択肢が現れない。

そこへ行くと、地方の音楽シーンの熱量はすごいですよね。テクノでいうと、よく東北地方や九州、広島などの話が出るのですが。生活をしながら音楽をするというスタイルが定着していて、だからこそいざアウトプットするという段になると、一切の妥協がないように見えます。それって、テンプレ的な悲愴な「覚悟」とは全然違う意味での覚悟の表れなんだと思っています。

散文的な内容になってしまいましたが、要旨はおおよそ上記のようなものでした。
今後また、整理して考えてみたいテーマです。

Nexus 7を使ってみて

日記2012-10-20 15:41

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Google印のAsus製タブレット「Nexus 7」を先月25日に購入した、という話は以前書きましたが(「Google Nexus 7をポチっと」)、その後、実際に届いてからの使用感などを書いていなかったので、メモしておきます。

まず、Google Playで注文してから到着したのが10月1日(FedExの追跡ログ)。人によってはもっと早く届いたり、あるいはちっとも届かなかったりというのがあったようです。原因の一つと見ているのは、私の場合、届け先の氏名が間違ってたんですよね。なぜか漢字の一部を訓読みにしたものがアルファベットで表記されていて...、配達の受け渡し時にも念押しで確認されました。
おそらく、Google Playの注文フォームって、普通に国内のショッピングサイトの体なので、普通に日本語で入力してしまうと思うんですが、発送過程で漢字をアルファベットに自動変換したラベルが貼られてしまうというか。どうも、そんな感じでした。注文時には住所氏名をアルファベットで入力するか、もう注文してしまっていつまでも届かない場合は、問い合わせて届け先を確認したほうが良さそうです。

さて、そこからしばらく使ってみた感想ですが、良いですこれ。サイズといい性能といい、手放せなくなります。少なくとも、以前までわりとヘビーに使っていた(第一世代)iPadを、まったく触らなくなってしまいました。メイン携帯のAndroid 2.3端末(SoftBank 003SH)と比べても、別世界のデバイスというか。

Wi-Fiの掴みも良く、WebブラウズがPCと遜色ない程度に早いです。アニメーションやタスク切り換え処理などに関しても、引っかかる感じがなく、快適に使えています。この端末が2万円切ってしまうのは、素直に感心してしまいますね。

ディスプレイは1280x800pxの216ppiと、視認できるピクセルもかなり小さく、Retinaディスプレイほどではないとはいえ、粒状感は少なく精細です。ただ、ちょっとコントラストが強く白飛びしがちな傾向があり、色の再現性もちょっと微妙なところで、そんなに高級なディスプレイではない印象です。明るいけれども。

本体の背面は、加工がしてあるといっても気休め程度で、むしろツルツルのほうが素手で扱うぶんには滑りにくかったんじゃないかなぁとか。何かしらのカバーがあったほうが安心は安心だと思います。いずれ良さそうなのがあったら買ってみようかなと。
逆にディスプレイ面は、個人的には何も貼らない主義なのでべたべた触ってます。

ストレージは実際16GBで足りるのかっていう話ですが、私はひと通りのアプリをインストールした状態で12GBほど余っています。というか使わないですよねそんな。大概のファイルはNASに放り込んであるので、アストロやESなどの一般的なファイラーから不自由なしにアクセスできるし。動画なども試してみましたが、特筆するような待ち時間やラグもなく、あっさりストリーミング再生できました。そのうえオンラインストレージも活用していたら、ローカルにファイルを入れておく必要性は、私の場合はあまりないです。

とにかく、モノが良いなというのが今のところの印象です。間もなく32GB版が出るらしく、16GB版の流通が止まっていたりと混乱はあるようですが、この価格帯なら迷っている人は早々に買ってしまったほうが幸せになれるような。あとは、iPadばりにアプリが充実してくれるといいですね。

CDの作りかた(実践編)

日記2012-10-16 14:01

月末の「M3」にサークル参加します。ご存じ、音楽・マルチメディア系に特化した即売会としては国内最大のイベントで、現在は平和島の東京流通センター(TRC)で年2回開催されています。「Presence」プロジェクトのころに何度かサークル参加で手伝いをしたり、前回の5月も遊びに行ったりしているのですが、単独での参加は初。しかもプレス(CD-Rコピーじゃなくて、工場に発注して量産すること)でCDを作るのも初めてということで、何かと分からないことだらけでした。何点か、覚え書きをしておこうと思います。

マスターCDを作るまで

制作・レコーディングのあたりは割愛します。普段の手順でマスター音源を作るのですが、そのへんはおいおい機会があれば。今回は単一曲ではなくアルバムということで、トラックの並びを決めたりとか、普段考えないことを考えたりはしました。

ところで、まずプレス業者を選定するにあたって、初めてなこともあり無難なところがいいと考え、業界大手で定評のあるテックトランスさんにほぼ決めていました。入稿手順を読んでみると、とにかく極力良い状態のマスターCD-Rを用意する必要があるみたい。
資料には、太陽誘電の「CD-R for master」推奨と書かれており、これがAmazonでもそこそこの値段するので迷いました。ただ辿っていくと、同じ太陽誘電ブランドでこれより手頃な「金レーベル」ってのもあって、Twitterでの心強い助言もあり、今回はこれにしました。

ライティングは手持ちの「WinCDR」で。ただこれも相当前の製品(8.0)なので、良かったのかどうかわかりません。普段、DJ用のCD-Rを焼くときは、WindowsデフォルトのWMPを使っています。設定しだいで低速でも書き込めるので、これも試してみたのですが、うちのCDコンポでは全曲再生してディスクが止まる前に一瞬、謎のプチノイズが。結局マスターはWinCDRで焼きました。

プレス発注

プレスには「パッケージ」と「バルク」があって、前者は普通にジャケとCDを包装した状態での納品、後者はCDに盤面印刷を施したディスクのみの状態での納品を指します。今回は、いわゆる「紙ジャケ」にしたかったので、CDはバルクで発注し、ジャケ印刷は別の業者に依頼して、組み立ては自分で行うことにしました。完パケの紙ジャケCDとして納品してくれるプレス業者ももちろんあるのですが、かなり割高のため。

テックトランスさんの海外バルクCDプレスは、納期が約10営業日とのことなので、M3から逆算して3週間前くらいをおおよその締切日に設定しました。仮に納品が遅れても、組み立て・準備に数日間の猶予はある計算。また、初回で要領がよく分からないので、入稿は郵送ではなく、直接店頭に持ち込んでその場でデータチェックをしてもらうことにしました。

準備したのはマスターCD-Rと、盤面のデザインデータが入ったCD-R、デザインの出力イメージ、それにテックトランス指定の発注シート(2枚綴り)。特に事前にアポを取らず、平日の昼過ぎに秋葉原のオフィスに伺ったのですが、混んでいる様子もなく、30分ほどですんなり終了。これがM3やコミケ合わせの締切ギリギリになると、行列ができるという話も...。心配だったデータに関しても、不備などはなかったようです。

ジャケット発注

さて、困ったのがジャケ印刷。実は紙ジャケ制作に関して、普通の印刷会社をリサーチしてみると、当初思っていたよりもけっこう費用がかかるんですね。バルクCDだと、ジャケのほうが高くついてしまうくらい。
なので、苦肉の策として、無地の紙製のスリーブだけAmazonとかでまとめ買いして、それに印刷したステッカーをぺたぺた貼っていこうかとも考えていました。ただ、それだと当初の完成イメージとちょっと違うかも。

そんな折、なんとCD紙ジャケット専門の印刷会社が北海道にあることを知りました。

CD紙ジャケット印刷専門店のZaZaZaWORKS(ザザザワークス)
http://www.ye-ll.co.jp/zazazaworks/

初めて利用しましたが、ここ良かったです。紙ジャケの型や用紙も選べて、しかも料金もかなり安い。もちろん両面フルカラーだし、余所には意外とない、紙ジャケジャストのサイズの帯とか外袋もオプションで用意されていました。
納期は5営業日ということで、土日を踏まえるとほぼ一週間。既に納品済みで手元にあるわけですが、だいたいイメージ通りの仕上がりでした。これ、下手にキンコーズとかで自前でコピーしてジャケット組み立てるよりも、遥かに楽に安く作れますね。もっと早く知っていればよかった。

というわけで、ジャケの準備は揃い、今はCD本体の納品を来週に控えているといった状況です。
作品そのものについては、こちらのブログでも改めてお知らせしますが、先行情報は下記のサイトで!

R-9 / Machine Body EP [EPXBICD1] - Body Inform
http://bi.epxstudio.com/

名曲喫茶バロック

クラシック2012-10-15 00:06

休みがポコっと空いたので、以前から気になっていた吉祥寺の名曲喫茶「バロック」へ行ってきました。名曲喫茶、私も以前は馴染みがなかったのでどういうものか知らなかったのですが、要は店主選りすぐりのレコードを鑑賞することを主目的とした喫茶店です。私語禁止、もちろん携帯電話なんかもご法度。たいがいのお店には自慢のサウンドシステムがあって、お客さんはめいめいリラックスしたり読書したり、はたまた書き物をしていたりと、そういうお店です。

渋谷の「ライオン」、阿佐ヶ谷の「ヴィオロン」などへは行きました。かつてはこの手のお店があちこちにあったようですが、今や絶滅が危惧されているようです。新宿東口の「らんぶる」も趣がありますが、ここは会話もできるし、特に土日の昼間はどちらかというと普通の喫茶店です。

「バロック」はまず名前が気になっていて、初めはテレビかなにかで見たのかな。雑誌にもたまに取り上げられているので、お店の近くを通ったりしたときは気にはしていたのですが。場所は、北口のロータリーから線路沿いに東へ少しだけ進んで、路地を左に折れたところ。2Fです。

ちょうどあたりが暗くなった5時くらい、店内に入ると、中は想像していたよりもずっと小ぢんまりとしていて、3、4人の先客がいました。入って左手にカウンターとその奥にレコード室、その先にいくつかのイスとテーブルが一方を向いて並んでいて、その先に立派なスピーカーが。客席とレコード室を隔てるガラス戸に、ホワイトボードとレコードのジャケットが2枚ずつ立てかけてあって、それが「演奏中」と「次に演奏」するレコードの情報が手書きで書いてある。

店主の老婦人がお一人で切り盛りされているようで、コーヒーを淹れたりレコードを選曲したりと忙しそう。選曲と言っても、リクエストなのかな。入り口に所蔵レコードのリストが作曲家ごとにファイルになっていて、飲食の伝票もそのままリクエストカード代わりになっている。
私が入ったときは、モーツァルトのピアノ協奏曲第22番(K.482)がかかっていた。音響設備についてはよく分からないけれど、音は素晴らしく、目を閉じるとその先で演奏しているよう。続いてブルックナーの交響曲。

個人的には、もう少し素朴な室内楽とか、静かな曲を聴きたかったので、本を読みながらひとしきり雰囲気を楽しんだところで席を立ちました。それでも、比較的のんびりしたつもりだったんだけど、私があんまり早く帰るので店主の方を驚かせてしまったみたい。曰く、コーヒーが高いのでもっと長く居ないと元が取れませんよ、だって。普通に1時間は居たのに、このお店の中は時間の流れかたが他とは違うみたい。

けっこう、自分の入ったあとも続々と、常連さんと思しき中高年のおじさまが入ってきているようでした。コーヒーも美味しかったし、なんとも店主のご婦人の人柄が素敵な感じで、気分転換になったなぁ。帰りにいただいたマッチ箱(タバコ吸わないから使わないけど)には、「クラシック音楽鑑賞店 バロック」とありました。また近いうちに、機会を見つけて行ってみようと思います。

Torque 001@eleven

テクノ2012-10-14 12:53

金曜夜、関西発のテクノレーベル「Torque」が主宰する、同名のレーベルナイトの初回に遊びに行ってきました。ゲストは2ヶ月ぶり(!)の来日となるDVS1、Angel Alanis、JAKそしてQ'Heyさんと盛りだくさん。ラウンジでさえ、ストイックな硬質テクノが夜通しかかっているという、何年か前のColors Studioの「PHUNK!!!」を彷彿させる、硬派で気骨のあるパーティーでした。しかも今後、東京・大阪2公演をマンスリーで開催していくらしい。超応援したい。

タイムテーブルが出ていなかったのでうろ覚えですが、1時からQ'Heyさん、2時から迷彩のパフォーマンスを挟んでDVS1、3時半からAlanis、4時半からJAKという流れでした。Q'Heyさんはいつも通りの安定感。最近聴けてなかったので、短いセットとはいえ上がりました。続く迷彩のダンスもすごいソリッドでかっこよかった。あんな間近で見たの初めて。

DVS1、この2ヶ月でDJ聴くの3回目というハイペースぶりですが、今回も激烈タイトなハードミニマルセットで最高でした。踊ったー。いま一番好きなDJかも。bpmはさほど早くないんだけど、波の作り方が間違いなく往年のハードミニマルDJのそれで、欲しいと思ったところに欲しい音が入ってくるっていう。それだけじゃなくて、予想の斜め上の音を重ねてきたり、微妙にずらしてくるのが熱いですね。あとあの風体とミックスのときの仕草が、昔のAdam Beyerを連想させる。

Angel Alanisはそこから少しテンションを落として、腰に来るグルーヴが印象的でした。と言ってももばりばりハウシーなベースラインとかじゃなくて、あくまでテクノに聞こえましたが。疲れてしまって、ゆらゆら揺れてました。欲を言えば2、3時間以上のセットでじっくり聴きたかったな。

JAKは一転、パンピンな跳ねたテクノで上げてました。アメリカの北西部ポートランドを拠点に、SubSensory Recordingsというレーベルを主宰するアーティスト。私も知らなかったんだけど、事前にクラベリアのインタビューを読んで勝手に共感していました。なんかアメリカのアンダーグラウンドシーンって、層は厚くないながらも「濃い」ってイメージ。

そんな感じで、朝まで100%テクノなパーティーで大満足でした。惜しむらくは集客で、内容的には素晴らしかったのに、ちょっと今後が心配になる客入りではありました。昨今のテクノを取り巻く状況を見ていると、あの内容でそんなにパンパンになるとまでは思わないけれども。
っていうか来月はAirでBen SimsとAudio Injection (Truncate)だって!これは間違いなく行きます。

11.09.2012 FRI. TORQUE - AIR WEB
http://www.air-tokyo.com/schedule/1168.html

ちなみに、「Torque」のレーベルのほうは10月25日にファーストリリースを控えているとのこと(SoundCloud)。リミキサーに件のTruncateやJAKも入っていて期待大です。テクノが元気になるとうれしいな。

「秋葉原重工」でした

活動2012-10-08 22:31

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本編で写真を全然撮らなかったので、上はセッティング中のひとコマ。

秋葉原MOGRAのテクノパーティー「秋葉原重工」に遊びに来ていただいた皆さま、また声をかけていただいたオーガナイザーのカミヤくんをはじめ、"役員"のみなさん、どうもありがとうございました。プレイできたことが光栄であると同時に、いちファンとして今回も普通に楽しませてもらいました。

前の記事でも書いた通り、このパーティーはレジデントDJ・VJのポテンシャルが極めて高く、また個性が強くて、そういうのって普通ならとっ散らかってしまうと思うんです。ところが「重工」という強烈なビジュアルイメージがカギになっていて、これを基準点として、ジャンルは様々でも、不思議と毎回調和のとれた内容になってしまうという。特に今回は、あの時間帯(深夜1時前後)にミツビシさんのアンビエントが場を支配したことで、またひとつ壁を壊したように見えました。12dさんの映像がハマっていました。なかなかないですよね。

自分はそれを受けて、どういうDJにしようかなと考えたのですが、なるべくストレートなテクノを、ちょっとアッパーめなものを中心に選曲してみました。マイク録り音源を下記にアップしています。トラックリストはmp3ファイルの中に埋め込んでありますが、こちらにも。

R-9_-_Live@AHI6_20121007
http://www.epxstudio.com/music/mp3/R-9_-_Live@AHI6_20121007.mp3

自作曲もかけました。実はけっこうハコ鳴りが心配で、もうCDのデータは入稿してしまったので直しようがないのですが、かけた2曲に関しては、ほぼほぼイメージに近い感じで鳴っていたようで良かったです(本当はフロアに降りたかった)。
全体が15分押しだったとはいえ、持ち時間を3分だけオーバーしてしまって、それだけは後のcausalitizmさんに申し訳なかったなぁと思います。すみません!

ミックスの精度はラフになってしまったものの、集中してプレイできたので、すごく楽しかったです。フロアの方からも、ポジティブなリアクションをいただけて良かった。ありがとうございました。

「秋葉原重工」さん、次は月末のM3に同名のサークルとして出展されるとのことです。ログ入りグッズのほか、コンピレーションCDの第1弾のリリースが控えているとか。28日、楽しみにしています。

「秋葉原重工」本日です

活動2012-10-07 11:47

秋葉原重工 - Akihabara Heavy Industry Inc. 6 - MOGRA 秋葉原

秋葉原重工 - Akihabara Heavy Industry Inc. #6 - MOGRA 秋葉原
http://club-mogra.jp/2012/10/07/1434/

いよいよですね。タイムテーブル、ディスカウントの情報も上記のMOGRAさんのサイトに出ています。私は1:10から50分のセットです。先日M3でリリースするアルバムの入稿も完了したので、場面によっては、先行して何曲かかけたいなと思っています。

「秋葉原重工」のDJ・VJを含めたレジデント陣は、それぞれがスタンドアロンというか、専門的なキャリアと能力がものすごく高い人々なのがいいですね。ビジュアルイメージに近い、企業的なトップダウン方式からはむしろ遠く離れたやりかたで回っているのが面白いです。もうみんな、テクノを長くやってる人たちばかりなんですよね。今回もきっと楽しませてくれると思います。

直前の情報は、イベントの公式Twitterアカウント(@ahi_inc)にも出ていますので、お見逃しなく!今夜は秋葉原の工場で遊びましょう。

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