blog

フリーランスのWeb制作 : デザイン、HTML/CSSコーディング、CMS
EPXスタジオ www.epxstudio.com

Cristian Vogelの過去作と新アルバム

テクノ2012-06-25 15:47

RIMG0489先日たまたま、渋谷のユニオンで中古CDを2枚発掘しました。ひとつは写真右側、カリレケのHybridのレーベルコンピ第1弾。カタログナンバーがHYBの時代シングルからの1番~10番の抜粋で、ごく初期の作品のため、こう言ってはなんですが取り立てて個性があるわけでもなく、コレクターズアイテムかと思います。

そして、左がクリスチャン・ヴォーゲル(Cristian Vogel)の96年のアルバム"Specific Momentific"。Tresorから"Absolute Time"や"Body Mapping"、"All Music Has Come To An End"といったフロア向けの名盤を連発する一方で、Mille Plateauxからエクスペリメンタル寄りの作品として発表されたアルバムですね。
私はもともとこれ、アナログで持っていて、DJでもよく使っていました。特に"Gigantic Tautological Machinery"が素晴らしいので、聴いてみてください(PVがあるのは知らなかった)。

ただやはり、どちらかというとリスニング用としてCDで聴きたかったので、中古で手に入って嬉しかったです。サウンドもまったく古臭くなく、むしろ昨今の音に近いような気がしていて。CDのクレジットを見ると、「mastered by nilesh at the exchange」とあって納得。この作品はレコードのカッティングだけじゃなく、CD版のマスタリングまでNilzさんが手がけていたんですね。

ところで、Cristian Vogelは最近どうしているのかなと。先日来日したNeil Landstrummほど噂を聞かないし、個人的にも作品は2000年の"Rescate 137"くらいまでしか買ってなくて、情報を追っていませんでした。で調べてみると、ちょうど今月、5年ぶりのテクノのフルアルバムがリリースされていました。

The Inertials [Shitkatapult] :: Beatport
http://www.beatport.com/release/the-inertials/912780

良いかも!というか、一時期興味を失っていたころと比べて、かなり好きな作品が多いかもしれない。あと、同時発売のシングル"Enter The Tub"に収録されているアルバム未収録の2曲が、ベルクハイン系の重いダブテクノでかっこいい。こんなのも作るんだ。これは買ってしまう。

atractivoquenobelloという英語のウェブマガジンに、インタビューが載っていました。

Managing Infinity | atractivoquenobello
http://www.aqnb.com/2012/06/13/cristian-vogel-interview-the-intertials/

読んでみるとこの"The Inertials"ってアルバム、リリースに至った経緯が面白くて、Pledge Musicという音楽アーティスト専門のクラウド・ファンディングのシステムを利用して実現したんですね。これ、素晴らしい仕組みかも。制作の進捗と、資金が目標金額を達成するまでのログが残っていて、興味深いです。去年に12月に立ち上がって、半年がたって実際にリリースされるまで、最終的には104人が"Pledgers"として投資している。海外ではこういうことになっているのかぁ。

ともかくNo Future世代のベテランがまだ頑張っていて嬉しいです。ビデオ見ると、相変わらず不健康そうなルックスではありますが。72年生まれだそうだから、まだ40歳なんだよね。

フランチェスコ・トリスターノ「Piano Impossible!」

クラシック2012-06-23 04:08

RIMG0488

フランチェスコ・トリスターノ(Francesco Tristano)のピアノリサイタルに行ってきました。6月22日19時、銀座のヤマハホールにて。来日公演を観に行くのは2010年の白寿ホール、2011年の津田ホールに続いて3回目、UNITでのライブ・セットも含めると4回目なので、それなりに追っかけていることに。

というのも、やはり、バロック音楽~現代音楽~テクノを、表現のうえで同一線上で捉えていて、かつそれなりに評価されている人ってほとんどいないし。ましてや、自分とほぼ同年代(81年生まれ)で、テクノロジーに対する皮膚感覚をリアルタイムに共有しているとなると。たまに「貴公子イケメンピアニスト」みたいに浅く紹介されているのを見ると、違うんだ、もっと凄いことやっているのに...と思ってしまう。

ただ、はじめ今回の来日はスルーしていました。あーまた来るんだ、みたいな。実際、今年は既に2月にゴルトベルク変奏曲で来日していて、渋谷WWWでのクラブ・ギグもやっていて、結構ちょいちょい来ている印象だったので、あまりチェックしていなかった。
で、たまたま今日Twitterで公演があるのを知って、プログラムの内容を見て驚いた。ルチアーノ・ベリオや武満徹などの現代音楽、フレスコバルディやスカルラッティといったバロック音楽、そして自作を交えた、ピアノ&エレクトロニクス・セット!来日公演で、コンサートホールに電子楽器を持ち込むプログラムは初じゃないかな?ダメもとでチケットぴあで検索したら、当日にもかかわらず前売りが買えそうで、しかもかなりいい席だったため、急遽行くことに決めた。仕事が立て込んでいなくて絶好のタイミングでした。

さて、プログラム前半はアコースティックな曲から。ベリオの"Sequenza IV"は短い音が大きく左右に跳躍するアブストラクトなピアノ曲。一転して、17世紀のフレスコバルディのトッカータから7曲を続けて。このあたりは本当に澱みなく、過剰に感情を込めるでもなく淡々と弾きますね。

ルカ・フランチェスコーニの"Mambo"は、冒頭の断続的な叩く低音が、徐々に膨大な音の束になって激しく上下する力強い曲。この人はカールハインツ・シュトックハウゼンに師事し、ベリオの下でアシスタントをしていたこともあるそう。トリスターノはかなり影響を受けているらしく、彼の同名曲では、この曲の最後の左手の主題を転用しています。前半で、この曲だけは暗譜ではなく楽譜を見て弾いていて、弾き終わった譜面を横なり床に投げ散らかしていくのが印象的でした。

休憩のあいだに、ピアノの他いろいろと電子機材のセッティングが始まる。まず奥に黒いキーボード(シンセサイザー)。ピアノの上にMacとMIDIコン(MIDIコンはLaunchPadっぽくて、たぶんMacで走ってたのはAbleton)、それにラックマウントみたいな操作系が前面にある空間系エフェクター。2階席最前列の中央だったので、角度的には手元はバッチリ見えたんですが、遠くて細かい種類までは分かりませんでした。
ちなみに、20分ほどの休憩でしたが、さすがにセッティングは本人が出てきてやっていましたね。

後半は、前述のトリスターノ版"Mambo"から、同じく自作の"Nach Wasser noch Erde"。この流れは、アルバム『イディオシンクラシア』の冒頭と同じ。ハイハットの連続音から、ビートを交えて、いったん静かになってからミニマルなピアノのフレーズが多層的に展開する。所々でエフェクターでディレイを長くしたり、リバーブにピッチ変調をかけたり、あるいはロービットノイズを混ぜたりして、空間を作っていました。

続いてジャスティン・メッシーナ(Justin Messina)の"Radio hat music"。この人は80年生まれで、カール・クレイグやモーリッツ・フォン・オズワルドとのプロジェクトで一緒に活動している仲間のようです。SoundCloudにExcerpts from Radio Hatと題した曲が上がっていて、おそらくこのサンプルをバックに、即興的に音を足していくスタイルでした。ピアノだけでなくシンセパッドも積極的に混ぜていて、カットオフのつまみもぐりぐり回したりして、鮮やか。

そして、フレスコバルディのトッカータのメッシーナ・リミックスというのがまた凄い。これはプログラム解説のトリスターノ自身の言に曰く、

ジロラモ・フレスコバルディのトッカータ集の序文(Al lettore)には、「反復、省略、装飾、即興することは自由」と記載されている。これは後にピエール・ブーレーズの様な20世紀の作曲家が開拓したオープン・フォームを明示した最初の作品の一つである。また、音楽的素材を他の作曲家が自由に流用、編纂することは、おそらく「リミックス」という概念の最初の形の一つと考えられる。そして現代は紛れもなく「リミックス」の時代だ。

とのことで、オフィシャルにリミックスを許された400年前の楽曲なんだそうで。曲は、キックともベースともつかない、HPFにフィルターLFOのかかったボワン、ボワンという超低音のループをバックに、ピアノで細切れにフレーズを弾いては鍵盤から手を離し、エフェクトをかけるという繰り返し。ダンスミュージックとしても差し支えない、圧巻のパフォーマンスでした。最後はフェードアウトで余韻を残したまま、そこから流れるようにドメニコ・スカルラッティの鍵盤楽器ソナタを4曲。

有名なK.450は、こうして聴くとダンスミュージックそのものですね。快活なK.13、アルゲリッチの演奏で知られるK.141もテンポ良く上半身で踊りながら弾いていました。装飾音やテンポ・ルパートを多用した、派手めの弾きかたになっていたのはちょっと意外。バッハの鍵盤楽曲を弾くときとは明らかに変えているような感じでした。

K.32で少しテンションを落として、再び自作の"La Franciscana"。この曲は新作で、やはりミニマルなモチーフが単純なコード進行を反復していくうちに、連鎖的にエスカレートしていく彼らしい曲。以前、Aufgangの盟友ラーミ・カリーフェとのデュオで"Jeita"という曲を発表していますが(SoundCloud)、これも同じスタイルですね。ただ、これはピアノに重なるようなエフェクトのかかり具合が気持ち良くて、これだけはどこでオペレーションしているのか分かりませんでした。単にオケに合わせていたのか、裏で卓を触っている人がいたのか。かなりいい曲です。

アンコールは、これも『イディオシンクラシア』から"Eastern Market"でした。キックこそないものの、露骨にデトロイト・テクノを連想するシンセリードとの掛け合いがジャズっぽい。後半の展開はCDにはない激しいもので、面白かったです。

こうやって振り返ると、今回もかなり濃いコンサートでした。特に後半は全楽曲を続けて弾いていて、トリスターノについては何度も書いていますが、「DJ」そのものです。もっとコンサートホールとクラブを近づけてほしい。私もバロック音楽に関しては、300~400年前の先鋭的なダンス音楽として聴いています。

今回は突発的な判断でしたが、やはり行って良かったです。またいずれ、間を空けずに来日してくれそうですね。

フランチェスコ・トリスターノ ピアノ・リサイタル
~Piano Impossible!~

2012年6月22日(金)19:00@ヤマハホール

L.ベリオ/セクエンツァ 第4
G.フレスコバルディ/
トッカータ 第2集より 第4番、第9番、第8番
トッカータ 第1集より 第8番、第1番、第11番、第12番
L.フランチェスコーニ/マンボ
==
F.トリスターノ/マンボ※
F.トリスターノ/Nach Wasser noch Erde※
J.メッシーナ/Radio hat music (世界初演)※
武満 徹/フォー・アウェイ
G.フレスコバルディ(リミックス:J.メッシーナ)/トッカータ 第2集より 第8番※
D.スカルラッティ/
ソナタ ト短調 K.450
ソナタ ト長調 K.13
ソナタ ニ短調 K.141
ソナタ ニ短調 K.32
F.トリスターノ/La Franciscana (世界初演)※
==
F.トリスターノ/Eastern Market※

※ピアノ&エレクトロニクス使用曲

テクノバカ総連、知久さんライブ

日記2012-06-20 01:37

16日、東京はWAREHOUSE702にBen Sims、elevenにBen Klock、そして秋葉原では「Aki-Bug R」というとんでもない夜、私は中野heavysick ZEROの「テクノバカ総連」というパーティーに遊びに行っていました。久しぶりのYO-Cさんのプレイ、素晴らしかった!

この日はラウンジの雰囲気もすごく良くて、大音量ではないけど綺麗に聞こえるバランスになっていました。MAKI SHIMODAさんのDJは、ミックスが緻密で完璧。
メインで1時までプレイしていたTOSHIKOさんは、前半のハードな選曲から一転、ずぶずぶと沈んでゆく感じが良かったです。特に、個人的今年上半期ベスト、カリレケの"Steady Motion"のAlan Fitzpatrickリミックスがかかって上がりました。初めてフロアで聴いたけど、やはりキックの硬さがとんでもない。
続くSHINKAWAさんも良かった。ずーっとフロアにいた。最後のほう、ちょっとだけトランスっぽくなって、"Sweet Release"のリミックスとかハマりました。

でYO-Cさん、初っ端から大好きな"Tribal Tunes"で一気にスイッチ入ってしまって、ひたすら踊ってました。ジャンルを横断するダイナミックな選曲は昔のまま、がしがしフェーダーでカットインするカッコ良さも昔のまま。もちろん、ブレイクのハンズアップもね。10代のころからの憧れのDJが、今も現役バリバリでやってて、しかも小箱でもまったく手を抜かずに全力でプレイしているのを見て、つくづく勇気が出ました。DJってやっぱ、こうだよね!

あっという間の5時間半。たいして話し込んだりもせず、ほとんどフロアにいてこんなに短く感じるパーティーも珍しい。大満足でした。

RIMG0476さて、翌17日の午後は、うってかわってアコースティックなライブへ。場所は、上野公園の不忍池のほとりにある野外ステージ。「ゆんたく高江」というイベントに元「たま」の知久寿焼さんがソロで出演すると聞いて出かけました。

初めて生で聴く知久さんの歌声!去年「たまの映画」で知って、以来CDや動画で聴くたび、寓話的でノスタルジックな響きのなかに、極めてフランクに生死が顔を出す世界観に引き込まれて、いつかライブで聴いてみたいと思っていました。「いちょうの樹の下で」、「月がみてたよ」、そして知久さんソロの「らんちう」。また特に、映画でもクライマックスに使われていた「ちょっと今こココだけの歌」には感激しました。

入場無料の野外イベントでのライブとあって、子供がステージ上を駆け回ったりするフリーダムな雰囲気でしたが、不思議と知久さんの歌に合うんですね。アンコール1曲め、ヒガシマルのうどんスープの歌も盛り上がってました。この歌まで、生で聴けるとは!

DJ・ライブブッキングについて

活動2012-06-14 02:53

この夏、5年ぶりにハードウェア機材によるソロライブ活動を再開することにしました。それにあたって、改めて「R-9(あーるないん)」名義にライブやDJのブッキングを頂く際の要項というか、あれこれについてまとめておきます。

私自身、イベントをオーガナイズする立場で、DJにオファーをかけるときに「こういうテーマでのプレイはしてくれるかな」「ギャラ・交通費が出せなくても出てくれるかな」といった微妙な点が、事前情報として欲しいと思うことが多々あり。以下、なにかのご参考になればと思います。


DJに関して

メインのジャンルはテクノ、もしくはドラムンベースです。

最も長くやっているのは広義のテクノで、20歳のころ(2000年)から一筋で続けています。サブジャンルで言うと、ハードミニマル、ハードテクノ、シュランツ、インダストリアルテクノ、エレクトロ(notエレクトロハウス)、ゆるい系でミニマル、テックハウス、ダッチハウス。懐かしトランスやプログレッシブハウスも趣味でやります。
ハーコー系、ディスコネタもの、エレクトロハウス、ダブステップはやりません。

BPMでいうと120~150あたりで、ラウンジ向けまったりセットも、ピークタイム向けのハードなセットも対応できます。メディアはCDもしくはレコード。これはセットによりけりですが、いずれにしろ、今のところDJでPCは使いません。針が必要な場合、こちらで用意できます。

一方ドラムンベースの場合は、綺麗めのリキッドファンクを中心に、ダークステップやサイバー系も少々嗜みます。BPMは170~175あたり。こちらも派手めなプレイも、ラウンジ向けも両対応できます。メディアはCDオンリーです。

いずれの場合も、基本的にノーギャラで構いません(むしろ恐縮するので、心遣いは不要です)。遠方でもスケジュールおよび内容の都合さえつけば、交通費・滞在費はこちらで持ちます。ただし、箱代ワリカンみたいなパーティーには出ません。昔、ゲストでプレイした後にお金を取られた謎のパーティーがありました...。
大事なことですが、集客力はありませんので、一定の集客ノルマのあるパーティーは勘弁してください。無論、告知などできる範囲の協力は惜しみませんが。

DJに関しては、事前準備にさほど時間をかけるわけではないので、ある程度急なご相談にも対応できます。来週できますか、とかでも。ただ1ヶ月以上前にご相談いただけると、調整しやすいことが多いです。

ご連絡はメールかTwitter、Facebookでお願いします。

プレイスタイルは、以下が参考になるかと思います。

通常のテクノセット:YouTubeにアップしているデモ用DJミックスです。
R-9 - studio demo mix : 001 - YouTube
ハードテクノセット(アナログ):2003年のMIX CD。
epxstudio - MOMENTS VOLUME THREE : 74+min. Hard Minimal Mix 2003 | Mixcloud - Re-think radio
ドラムンベース:「SBCDNB」のサイトにmp3があります。
http://dnb.epxstudio.com/index.html#mix

ライブに関して

ライブ活動はDJよりも前からやっていて、98年から学生時代にかけてが最初のピークでしたが、その後多少のブランクがあります。制作のメインがDAWに移って、機材ライブがしにくい環境になったため、この間は自作曲をCDに焼いてCDJでライブしたりしていました。最近、再びハードウェア機材中心の制作環境を整えたため、今夏よりライブ活動を再開する予定です。

音的には、BPMが120~140くらいの4つ打ちテクノが中心です。機材は、ESX-1を中心にシンセ(EA-1かSH-201)、エフェクター(Quadraverbほか)、TAPCOのアナログミキサーなどです。PCは使わず、マシンのみです。

時間は30分前後。1時間とか、あまり長い時間はできないので、その場合はCDJによる自作曲DJなど、善後策をご提案します。

こちらも原則ノーギャラで出演します。
それと事前準備が必要なので、オファーを頂く際は1ヶ月以上の猶予をください。最短で今年8月予定のイベントからでお願いいします。

現在のライブ向けセットで作ったトラックを何曲かSoundCloudにアップしているので、ご参考までに。

CDJによる自作曲ミックス:2009年のもの。
R-9 Live (1/3) @Presence fifth, Sabaco 2009-03-15 - YouTube

楽曲制作オファーなどのケースについては、また後日まとめます。

週末クラブ巡回

日記2012-06-13 00:34

あ、ところで自転車まだ買ってません。検討中です。保管やメンテにかかる手間だとかを具体的にイメージしていくと、価格と性能だけでこれと決めるわけにもいかず、速攻でポチってしまった一眼レフの時のようには、なかなかいきません。とはいえ、あの後もいくつか店を回って、やっぱりGIANTのTRADISTシリーズのどれかが良いなぁというのは、なんとなく考えています。
何にせよ、梅雨明けが目処かな。

相変わらず、週末はあちらこちらのクラブに出かけています。

今月2日は、以前Body Informにも出ていただいたヒビキさんのパーティー「cRib」@青山LOOP。実は初めて行くハコで、噂には聞いていたけど良いところですね。出音も良いし、レイアウト的にもフロアが明確に分かれていて音に集中できる。ブース対面のスピーカーの前が気持ちよかったです。
音的にはディープハウスから始まって、ヒビキさんのスクラッチによりセッションで盛り上がり、そこからバキバキのテクノ(と言っても130bpmくらい)に突入していく流れ。特にテクノがツボすぎて、久しぶりに没入できました。

小箱ながら、フードに本格ベトナムフォーが出ていたのが最高でした。居心地良すぎてもう。さらに、地味に感心してしまったのが、デコレーションの後片付け?の様子。フロアの天井に風船が敷き詰められていたんですが、午前2時くらい、一通りピークタイムを過ぎたあとで、スタッフの方が床に落ちた風船を手際よく回収して、音もなく空気を抜いていくんですね。ささいなことだけど、行き届いているなと思いました。

素晴らしいパーティーだったので後ろ髪を引かれつつも、この日は2件めのBar Sazanamiへ。ヤスオ先輩のDJ。ここも初めてでしたが、Acid Panda Cafeと同じビルの隣室。地下の小ぢんまりしたDJブースのあるバー、という感じの、まったり空間でした。
ヤスオさんは、今年ライブを聴ける機会が多く、覚えているだけでも早稲田茶箱、三茶St.Pax Cafe、池尻Cave 246+と、ファンとして嬉しい限り。この日は珍しいDJセットでしたが、エディットした自身の曲も普通にプレイしていて、すごく良かったです。

RIMG0456その次の週末、9日土曜日はお馴染み「秋葉原重工」@MOGRA。前回はSandwell Districtの来日と被っていて行けなかったため、たぶん去年の11月以来です。イベント名もすっかりネームバリューとして定着した感があって、やはりあのレジデント陣だからこその質の高さかなと思います。一人あたりのプレイ時間は短く、その意味ではショウケースに違いはないんですが、イベント名とビジュアルの示す指向性が明確で、不思議と統一感がある。

フミアキさんのスターターセットに間に合うように着いて、朝までがっつり楽しみました。今回は、主宰のtakaukeくんの貫禄あるプレイ、アツシくんのガチインダストリアルセットに特にハマりました。MOGRA、やはりPAさんがこまめにフロアに降りてきて調整しているせいか、音良いし、昔感じた違和感がまったくないです。土地柄、ハコのイメージとしては一定のカラーはあるものの、本当に中身は純然たるクラブです。

ひとつ分かったのは、私やっぱJukeダメですね。ダメっていうか多分、合わない。
と言っても「聴かず嫌い」はイヤなので、去年のDOMMUNE本のJuke対談も熟読して、YouTubeでフットワークの動画とかも観て、かつ今回もKurokiさんのセットを通してフロアで聴いたうえでですが、残念ながら良さが分かりませんでした。
確かに、あのリズムパターンを発見した人(たち)はすごくイノベーティブだし、そのムーブメントがシカゴハウスの延長線上にあること自体も面白いんだけど、いま流行っているネタ合戦みたいな現象、あるいは外野による「それっぽい」パターンのマネごとは記号の消費でしかなくて、全然進歩的に思えない。それにもっと根本において、気持ちよくない...。

私は、ダブステップに対しても同じような感想しかなくて、不勉強と言われてしまえばそれまでなんですが。たまたま今回takaukeくんがプレイしてくれた"Dub-Eating Beast"という曲は、ダブステップを食い散らかす4つ打ちの獣、という明確なイメージで作った曲です。そういえば。

自転車をどうするか問題

自転車2012-06-04 14:38

先週くらいから、週3ペースでウォーキング&ジョギングを始めました。朝6時とかに起きて、近所を1時間ほど。体重はもうずっと変化ないので、ダイエットってわけではないんですが、ただでさえ椅子に座りっぱなしなうえに、通勤もないものだから、そろそろ健康管理に自覚的になるべきかなと。多少腰痛がちなのも関連があると思っていて、足腰の筋力アップと、心肺機能の強化が主な目的です。

で、一方で、これが自転車だったらどうかと考え始めました。正確にはずっと前から検討はしていたんですが、身近に自転車好きが多く、しかも彼らのハマりかたが一様に尋常じゃないのを見て、ちょっと距離を置いていました。でもトレーニングになるし、行動範囲広がるし、去年から始めたカメラとの相性も良さそうだし、とかとか。

ともあれスポーツバイクに関する知識がまったくないので、まずはググる。ロードとMTBってのがあって、その間のが流行りの「クロスバイク」なんですね。私の場合、スピードも軽さも求めないし、まして舗装されていない道を走るつもりもないので、このあたりかなと思っています。
まったくの未定だけれど、仮に買うとしたら予算は5万円前後。常々ママチャリの安さには違和感を感じていて、素人目にあれだけ精巧なプロダクトで、かつ命を預けるものに対して1万円そこそこというのはちょっと...。

GIANTというメーカーが無難のようなので(あと2年前から自転車に乗り出したスタパ齋藤さんが、最初にGIANTのGreatJourneyを買っているので)、チェックしています。

2012 Giant Bicycle [ BIKES ] ON-ROAD LIFESTYLE
http://www.giant.co.jp/giant12/bike_select.php?c_code=CA01&f_code=FD03

先日、下見の下見くらいのつもりで、渋谷、二子玉川、それから地元の自転車屋を見て回ってきました。渋谷は道玄坂のワイズロード、東急ハンズ、ニコタマは多摩川沿いにGIANTの直営店があるので覗いてみて。地元は、ディスカウントストア系の自転車売り場は、軒並みママチャリか電動アシスト付き自転車しか置いてなくてダメでした。

GIANTでは「ESCAPE AIR」が売り出し中らしく、店によっては品切れのようでした。わりと置いてたのが「ESCAPE R3」と「R3.1」、これは割にポップでカラバリ豊富、しかも4万円を切っているところもあったので候補です。見た目だけなら、「TRADIST」の黒いのが好きです。黒ってか実際には茶色でしたね。GIANTストアの2Fで見たんですが、惚れ込んでしまった。

それにしても、なんというか自転車のアレなところって、盗難に遭いやすいことですよね。友人知人の経験談もそうだし、下記のようなサイトを見ていると、近所でも頻繁に発生しているのが分かって購入意欲下がります。高価なチェーンなりワイヤーで構造物と繋いでいても(地球ロックというらしい)、あまり効果ないとか。

盗難自転車情報検索・盗難対策サイト 【CSI 自転車特捜24時】
http://www.cycle-search.info/csi/

暖かくなってきたし、時期的には自転車があると楽しいかなとか、イメージしやすいのですが、マストでもないし、現時点ではまったくの未定です。もう少し、吟味してみるべきかな。

Share on Tumblr このエントリーをはてなブックマークに追加