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PULSE@COLORS STUDIO

テクノ2009-04-13 14:45

PULSE11日の話。スペインからChristian Wünschが初来日ってことで、行ってきました。
Christian Wünschっていえば、もうずいぶん長いことやってるなって印象で、discogsによれば、自身のTsunami以外ではSheepとかTheoryとか…わりと地味な職人的イメージ。Audiodromeからも出してたのかぁ。初期Leandro GamezとかDaniel Erbeとか出してる超好きなレーベルで、たぶん5番も持ってるけどあんま覚えてない。Tsunamiでは去年の暮れに1曲買いました

表参道でasagaoカワカミさんと待ち合わせてカラーズへ。中でレッキン今川さんとANのオーナー、田口さんとお会いしました。先週のINDUSTRIALに引き続き、貴重なハードミニマル~インダストリアル系メインのパーティーってことでは、フミアキさんが来れなくなってしまったのが残念でした。

0時過ぎ、山形のインダストリアル・デュオPERSISTENCEのライブ。ココでも以前、"the next game"のリミキサーとして、またインダストリアルテクノの記事のなかでもちょこっと言及したりしているユニットです。
それぞれのノートでシンクしたAbletonを走らせるという、ちょっと見ないスタイルのセットで、パフォーマンス的にも面白かったんですが、音がめちゃくちゃ硬派で最高でした。

ライブのあと、PERSISTENCEのsagaeさん、katagiriさんに色々話を聞けました。曲作りのプロセスの話が超おもしろくて、山に不法投棄されている廃材を金属バットでガンガン叩いて、それをサンプリングしてるんだって。手法だけでいえば、エクスペリメンタルなノイズバンドとかならよくあるのかもしれないけど、それがあのカッチリした4つ打ちテクノに集約されるというのは聞いたことない。純粋に音ネタとして、シンセのリズムマシンと同列に扱われているというか。「テクノ作るかぁ」って言って、金属バット持って山に入っていく2人組ってすごくないですか。山形、いずれ行かないと。

PERSISTENCE
http://persistence.seesaa.net/

続くJin Hiyamaさんは、Goさんと対照的にアナログでのDJだったのが印象深かった。でも音的にはそんなに離れてなくて、やっぱり昔気質のテクノが多かったかな。最後のほうでDrumcode 10番とか。

2時台からいよいよChristian Wünsch。良かった!この人のおもしろいのは、どんなにダークでソリッドな音でも、ほとんどの場合シンセが主役なところ。それによって、今の音作りで90年代テクノ(それこそSteve StollのProperとかああいう系)のテイストが生きている感じがする。
あまりちゃんと曲を覚えていないなかでも、すごく耳に残っているのがTsunami 15番(beatport)の"Yopo"。VJのスクリーンも完全に落として、ストロボだけが光る真っ暗なフロアに、濃霧のごとくスモークが充満する中(最前列にいるのにChristianのシルエットしか見えない)、延々とこんな音ですよ。完全にテクノ酔いした。ごちそうさまでした。

それでいて、ラストのBruce Mennel、なんなのあれ!すごすぎる。今どき、アナログ3デッキ+パイオニアのEFXを鬼のように使い倒した地獄ハードミニマルで、腰が抜けそうになった。えっ、ここでDrumcode 16からBeyer+CarolaのFusion Frameですか。今2009年ですよ?っていう。10年近く前に初めて行ったReboot@マニアックのQ'Heyさんを彷彿とさせる、ハードミニマルのお手本のようなプレイで、ほんと感動した。

聞けば、彼がこのパーティーのオーガナイザーで4年前から東京在住だと知って、2度驚いた。そっかー、まだアナログでここまでやるDJが東京にいるんだ。フランス人だけど。ラスト・サムライですよ。というか私が知らなさすぎた。
とりあえず、主宰しているKonspiracy Recordsと、公開されているミックスは要チェックですね。この人が、東京にMuleroとかWünschを招いた功績は大きすぎる。

Konspiracy Records
http://www.konspiracy.jp/

って感じで5時までフルに遊んで帰宅。いいパーティーでした。

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